仕事ができない人の特徴と周囲からの働きかけ

仕事のストレス

どんな職場にもいるのが、「仕事ができない人」です。

仕事の上でミスを犯すのは仕方のないことです。問題はそのミスを直さない、人のせいにするなど、ミスをミスだと感じないことです。

そうした、仕事のうえで問題ばかり犯す人が職場に一人いるだけで、職場全体のパフォーマンスが下がってしまいます。

その人はその人なりに頑張っている部分も多いのでしょうが、直してもらえるところは直してもらわないと、周囲の人に迷惑がかかってしまいます。

今回はまず、職場に一人はいる「仕事ができない人の特徴」からおさらいして、そんな仕事ができない人に対して周囲からできることはないのか。

という内容で考えていきたいと思います。

どの職場にも仕事ができない人はいる

まず大前提として、仕事ができない人というのはどこにでもいる存在であることを理解しましょう。

あるインタビュー結果をみても、「職場に仕事ができない人はいる」と答えた人が、全体の7割を占めるという圧倒的多数派を占めています。

仕事ができない人という存在は普遍的であり、珍しくもなんともないものである事実。

まずはそこから知っておくことにしましょう。

ちなみに、多くの人が仕事ができない先輩や上司に対して困っているということもわかっています。

「仕事ができない人」にありがちな特徴

それでは具体的に、どんな人が「仕事ができない人」という認識を持たれて、職場で煙たがられるのか。

仕事ができない人が持っている、仕事ができない人ならではの特徴から、まずは調べていきましょう。

職場の仕事ができない人がどれくらい当てはまっているか、加えて自分に当てはまっているポイントがないかも合わせて読んでみてください。

将来のビジョンがぼんやりしている

「将来どうなりたいか」という、未来への理想像がぼんやりしている人は、えてして仕事ができない場合が多いです。

将来について深く考えてないので、今この場をやり過ごすのに必死です。

そのため、仕事内の細部の作業まで気が回らず、結果雑に仕事してしまい、「仕事ができない」という認識を持たれてしまうのです。

逆に、将来こうなりたい、という意思がはっきりしている人は、そのビジョンに向かって努力できるため仕事ができる人が多いです。

今しか見ておらず、考えてるのはせいぜい次の休みのことだけ。

こんな人が仕事できるはずがないのです。

仕事についてもっとしっかり考えている人なら、自分の将来をもっと真剣に考えているはずです。

仕事が遅い

わかりやすく仕事が遅い人は仕事ができません。

仕事が遅いということは、仕事の効率が悪いということ。

「どうすれば仕事がもっと効率的に進むか」

など、考えるべき問題を考えてないのです。

仕事が遅く、毎日のように残業している人、意味なく長い時間を仕事に割いている人は、わかりやすく仕事ができない人です。

部署単位など、仕事はチーム単位で行うものが多い以上、そのような人がいると周りの人も迷惑を被ってしまうことになります。

自分の仕事で手一杯な人、つまり仕事に余裕のない人は「仕事ができない人」の烙印を押されてしまっても仕方ありません。

ミスを繰り返す

仕事している上で、なにかミスしてしまうことは仕方ないことです。

問題は、そのミスを繰り返してしまうことです。

仕事ができる人ならば、一度ミスをしたら、メモをとって記録を残すなりして再発防止の手立てを考えるはずです。

同じミスを繰り返しているようでは、上司や先輩から「仕事ができない」と思われても致し方ないことです。

ミスを人のせいにする

ミスを繰り返している人が仕事できないのはもちろんのこと、「ミスを他人のせいにする人」もまずいです。

そもそものミスの原因はまちがいなくその人にあるのに、他の人から邪魔されただの、見苦しい責任転嫁をする人は、間違いなく仕事ができません。

自分のミスはきっちり自分のものと受け入れて、自分のなかで糧に昇華できる人こそ、「仕事ができる人」です。

仕事ができない人ほど、プライドが高く自分のミスを自分のものと受け入れないものです。

ミスばかり起こすくせに、言い訳ばかりでミスの処理が下手くそ…。

これでは、仕事ができない人という印象を与えても仕方ありません。

指示がないと動かない

上司や上の立場の人からの指示なしでは動けない人は、仕事ができない人と思われがちです。

そうした人は昔から、典型的な指示待ち人間として、多くの人に敬遠されてきた存在です。

得てしてそうした人は、指示を待って動くだけでなく、仮に指示が来たとしてもその指示通り動けない人が多いです。

指示をきちんと理解できてなかったり、指示を勘違いしていたり、指示をわかった気になっていたり。

そして仕事でミスをおかして、そのミスで言い訳を繰り返して責任転嫁する…。

これが仕事ができない人がいつもやる悪循環です。

時間を守らない

5分、10分程度の遅刻は当たり前。

仕事のスケジュールで組まれた時間も守らず、平気で時間の予定、約束を破る人は「仕事ができない」という印象を与えても致し方ありません。

時間を守れないということは、時間の管理ができてなくて、要領が悪い人だということです。

どんな人でも、一日は24時間で平等。

このなかでしっかり自分の仕事をタイムマネジメントできる人でないと、周囲から評価されるビジネスマンになることはできません。

どこにどれだけ時間を割くか、リソースの分配ができる人でないと仕事ができない人と思われる原因となってしまうでしょう。

完璧主義者である

下手に仕事のクオリティにこだわる完璧主義者の人も、仕事ができない人となりがちです。

「仕事のクオリティにこだわる」というのはとても良いことなのですが、問題はクオリティにこだわりすぎて仕事がぜんぜん進まない人です。

良い仕事というのは本来、テンポよくこなしていくもの。

これも、先程説明した仕事ができない人の特徴「時間が守れない」に共通することです。

出切る限りクオリティは担保して、もし問題があればあとから修正しながら別の仕事を進める…。

これができないで、一つの仕事のクオリティを無駄にこだわっていると「仕事ができない人」と思われてしまっても仕方がありません。

報連相ができない

仕事ができないくせに、報連相(報告・連絡・相談)ができない人は、仕事ができない人という印象を与えてしまいます。

仕事のなかで不安な点があれば相談して、逐一仕事を報告して、細かく連絡を入れることを心がけておきましょう。

自分が何をすればいいのか、という仕事の基本がわかってないならなおさら、報連相を徹底して社会人として一人前になりましょう。

仕事ができない人は、一人ひっそりと仕事して、なにか仕事で問題をやらかしているものです。

周囲とコミュニケーションが取れない

報連相ができない、に似ていますが、周囲の人とコミュニケーションが上手に取れない人は「仕事ができない人」と思われがちです。

周囲とのコミュニケーションが不得手でも、仕事をバリバリこなせる人なら問題ないのですが、そうした人はかなり珍しいです。

得てして周囲と上手にコミュニケーションが取れない人というのは、仕事の進め方も下手なものです。

素直に周りの人に仕事の進め方を聞くなりして、仕事を効率的に進められる努力をしてください。

基本的に仕事に真剣さが足りない

仕事ができない人というのは、基本的に仕事に対して真剣さが足りてないです。

仕事に対して真剣ではないので、この仕事がどれくらい重要なのか、この仕事によってどれくらいの影響を及ぼすか、まったく考えません。

真剣ではないので、仕事のなかで何度も躓いて、ミスを犯します。

真剣ではないので、そのミスを放っておいて、再び同じようなミスをします。

それによって「仕事ができない人」という印象を持たれても、それは仕方ないことですよね。

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言い訳が多い

仕事ができない人は、いつも言い訳ばかりです。

仕事で何か責められることがあっても、「でも」「だって」という言葉で言い訳を言います。

見当違いな言い訳をして、いい結果を生むわけがありません。

素直に仕事のミスは正直に受け止めて、余計なことはなるべく言わないようにしましょう。

すぐ凹むくせに反省しない

仕事できない人は、仕事ができないわりにメンタルも弱いです。

そして誰かにその仕事上でのミスを指摘されると、過度にへこみ、そのショックを引きずります。

しかし思考回路が「人のせい」なので、基本的にそのミスを反省することはありません。

そんな思考状態では、いつまで経っても問題が解決することはないでしょう。

怒られてへこんで、その事実に文句を言ってばかり、そして反省もしない。

そんな人はいつまで経っても仕事ができないのではないでしょうか。

仕事ができない人に対して周囲ができること

自分は仕事ができる人だったとしても、同じ職場に仕事ができない人がいた場合、その人と上手に付き合いながら仕事しなくてはいけません。

その人が自分の部下ならなおさらです。

仕事ができない人に、自分は仕事ができないという自覚を持ってもらって、できれば仕事ができる人になってもらうためには、周囲からの強い働きかけが必要になります。

周囲がどのように働きかければいいか、具体的に説明します。

上手に手伝う

仕事ができない人に対しては、当然周囲の人から手伝ってもらう必要があるのですが、この手伝い方も大切です。

仮に何から何まで手伝ってしまうと、結果的に本人には何も身につかず、ただただ意味ない経験が積み重なるだけです。

もしあなたが上司だったなら、率直に部下の仕事を助けてあげれば良いだけです。

しかしそうではなく、同僚や先輩後輩の仕事を助ける時はコツが必要です。

仕事を助ける時は、上司や関連する職場の人に一度相談してから、実際に仕事を助けるようにしてください。

丁寧に説明して理解したかを念押しで確認する

仕事について説明するときにもコツが必要です。

仕事ができない人ほど、仕事について説明を受けた時「わかったフリ」をするものです。

わかった気になった状態で仕事をはじめても、あとあと周りの人に仕事のつけが回って来るだけです。

仕事について説明する時は、「わかった」と言われたあとも、「本当にわかったのか」を念入りに確認するのが大切です。

メモを取ることを強制して、嫌でもわかった状態を作るくらいの気持ちで、仕事ができない人と付き合っていくことが大切です。

仕事ができない人に対しては、まず「仕事についてしっかり理解してもらうこと」から始めるべきなのです。

あくまでポジティブに付き合う

仕事ができない人に対する接し方は、どうしてもネガティブなものになりがち。

悪口、悪態まではいかなくても、嫌な感情をそのままダイレクトにぶつけてしまいがちです。

しかしそれではいけません。

たとえその人が「仕事ができない人」でも、ポジティブな気持ちで接して、なんとか仕事に対する認識を変えてもらう必要があります。

ネガティブな気持ちを相手にぶつけたとしても、それだけでその人の仕事ができるようになるとは思えません。

お互い嫌な気持ちで会話しないことから、まず改善の第一歩がはじまるのです。

仕事ができない人が仕事ができる人になるためにできること

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仕事ができない人の特徴。

そしてその特徴を受けて、周囲の人から働きかけることを紹介しました。

しかし、いくら周囲から働きかけても、本人に仕事ができない自覚を持ってもらって、現状を改善する意識がないといつでまでも解決しません。

本人に、「自分は駄目だから、もっと良い自分に変わりたい」という意識があれば、絶対に変わることができるはず。

仕事ができない自分を改善して、良い自分になるためにはどうればいいか、改善案を紹介します。

細かくメモをとる

まず一番簡単なところから、細かくメモをとるくせをつけましょう。

上司から言われたことはすぐメモを取る。

仕事するなかで何か気づいたことがあればメモする。

逆に何かわからないことはメモして、あとで人に聞くなりなんなりして、その疑問を解決しましょう。

また、2018年には前田裕二さんが「メモの魔力」という本を出版しています。前田さんは本の中で、メモを取ることで自分の知らなかった部分に気づく、と書いていました。

メモを取る癖を作って、日々メモ帳にメモを取っていくなかで、自分の気づかなかった自分のことにも気がつけるかもしれません。

ミスを人のせいにしない

仕事のなかでミスは避けられません。

そのミスを、しっかり自分のものだという意識を持って、自分で受け止める癖をつけてください。

確かにミスを受け入れるのはひたすらストレスかもしれません。

しかしそのストレスの先にこそ、ビジネスパーソンとしての成長があるのです。

ストレスを避けた先に成長はありません。

ミスを犯してしまったなら、そのミスを自分のものとして受け入れて、ミスを取り戻して、新たなステージに上がる努力をしてください。

わからないことは聞く

仕事のなかで疑問、わからないことが出てきたなら、その疑問を放っておくことはせずしっかり誰かに聞くのも大切です。

仕事ができない人にありがちですが、その積み上がったプライドゆえ、誰かに聞くということができません。

ですがわからないことをそのままにして、仕事を続けたとしてもうまく仕事を完遂できるはずがありません。

素直にその仕事が分かる人に、仕事のやり方を尋ねて疑問を解決してしまいましょう。

わからないことは恥ずかしいことではありません。

わからないまま仕事して、その状態でミスを犯してしまう方が遥かに恥ずかしいです。

まずは服装を正す

仕事ができない人というのは得てして、身だしなみに気を使ってない人が多いです。

しっかり仕事に対して真剣な気持ちで臨むためにも、まずは身だしなみから気を使ってみてはいかがでしょう。

身だしなみがしっかりしてないと、仕事の成果云々より、周囲に悪い印象を与えてしまいかねません。

明日会社に行く前に、自分の身だしなみをもう一度見直してみてください。

机の上を整理整頓する

仕事ができない人というのは、机の上が散らかっている人も多いです。

机の上のものをしっかり把握しており、何がどこにあるのか理解できていれば、仕事ももっと効率よく円滑に進められるはずなのです。

簡単で今すぐ始められることでもあるので、ぜひとも「机の上を整理する」ことから初めてはいかがでしょう。

人生の目標を明確にする

仕事ができない人の特徴のなかで、「将来のビジョンがぼんやりしている」とお伝えしたと思います。

それでは逆に、仕事ができるようになるには「人生の目標を明確にする」ことで問題はある程度解決します。

自分は5年後、10年後にどうなっていたいか。

そのためにはどんなスキルが必要になってくるか。

それらの目測を立てておけば、今するべきこと、これからするべきことの目測を立てられるのではないでしょうか。

スキルアップのための努力をする

単純に、あなたが仕事できないのは、スキルが不足しているゆえかもしれません。

それなら問題は単純です。

もっとスキルを身につけることで、仕事が効率的に進み、バリバリ仕事できるようになるはずです。

ビジネススキルを身につけるために、ビジネス書を読んだり、セミナーに参加したり、尊敬するビジネスマンと会話するなどして、自身のスキルアップを狙ってください

例えばあなたの職場で仕事ができる人がいると思います。

その人は、何も生まれた時から仕事ができるわけではありません。

いつも勉強する、資格を取るなど、たゆまぬ努力を積み重ねてそこにたどり着いているのです。

勉強は筋トレに似ています。

筋トレを積み重ねた結果、筋肉ムキムキの身体が手に入るのです。

優秀な人ほどいつもたゆまぬ努力をしているものです。

思い切って職場を変えてみる

仕事ができない現状を変えたいなら、思い切って職場を他のところに変えてみるのも一つの手です。

職場が合ってないと、パフォーマンスをしっかり発揮できません。

もしかしたら、あなたにとってもっとパフォーマンスを発揮できる職場が他にあるかもしれません。

今は一つの職場に個室している時代ではありません。

「違う」と思ったらすぐにでも転職するのが許される時代です。

最近は若者向けの転職エージェントがあるくらいです。

もっと別の職場で自分を試したいと思った方は、転職という選択肢も検討してください。

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仕事ができない事には必ず原因がある

何もないところから「仕事ができない」という意識が生まれるはずはありません。

仕事ができない人が、仕事の能率を悪くしてしまっていることには、必ず原因があります。

正しい手順でその「仕事ができない」問題にアプローチしないと、その問題は解決しません。

仕事ができない原因を追求する

まず、自分はどうして仕事ができないかを考えるところからです。

どんな要素が、自分の仕事能率の足を引っ張っているのか。

他人とのコミュニケーション不足によるものか、単純なスキル不足か、自分の仕事への真剣さが足りないのか。

仕事ができない人…なんてところに落ち着いてしまっているそもそもの原因から追求していきましょう。

その原因を解決することで、この問題は解決するのですから。

どうすれば仕事ができるようになるかを考える

原因がわかったら、あとはその原因を追求してしまえば、仕事できない問題は解決です。

職場で受けているその「仕事ができない」という不当な評価。

これを払拭して、職場での仕事をストレスフリーにしましょう。

仕事ができない、を払拭して仕事ができる人にまで昇華させることができれば、職場での仕事がかなりやりやすくなるはずです。

仕事ができない人の体験談

実際に仕事ができない人と関わっていた人、また仕事ができないことで悩んでいた本人の意見を聞いて、そこから解決策を探していきましょう。

仕事ができない部下を持った上司の体験談

部下に仕事ができない人がいました。その部下にどうしてそんな印象を受けるか考えてみると、部下には仕事に対する熱意が足りないのだと気が付きました。仕事に対して真剣に考えてないので、向上心もないし、平気でサボるし時間が守れない。そんな細かい積み重ねの一つ一つで、結果的に仕事ができない人、という印象に落ち着いているのだなと気が付きました。

結局本人に仕事について理解してもらえなかったこともあり、部下は仕事をやめてしまいました。

仕事ができない本人の体験談

自分は間違いなく仕事ができない人、でした。

与えられた仕事もままならず、毎日遅くまで残って仕事していました。しかし不思議と、その時は「しょうがない」に似た気持ちでした。変な話ですが、危機感をあまり感じていなかったのです。

仕事ができない人の多くは、多分自分がどうして仕事ができないか、どれくらいできないかを理解できてないのではないでしょうか。

仕事ができない人の周囲にいる人は、その人本人を上手にサポートしてあげてほしいです。

仕事ができない人まとめ

いかがだったでしょうか。

仕事ができない人というのは、得てして無自覚に周囲に迷惑をかけているもの。

しかし、仕事ができない人本人だけの力では、その状態を改善するのは難しいです。

周囲の人が上手にサポートしてあげて初めて、改善の道筋が見えてくるものです。

仕事ができない人を放っておくのは、職場の人にとっても誰にとっても良いことではありません。

くれぐれも放置することなく、相互努力で問題を解決していきましょう。

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