三井物産へ転職(中途採用)は可能か?年収はどの程度?

三井物産大企業への転職

「大企業でバリバリ働いてたくさん稼ぎたい」これは、仕事を探している人なら誰もが一度は思うことでしょう。

しかし、三井物産ほどの大きな企業になると、そもそも中途採用で入社できるかどうかもよく分かりませんよね。

実は三井物産でも中途採用を募集していることはあります。

ただし、応募するためには三井物産のさまざまな情報について知っておくべきでしょう。

そこで、今回は三井物産の事業内容や給与情報などの転職活動に役立つ情報を紹介します。

目次

三井物産の企業概要

三井物産は三井住友銀行や三井不動産などと同じ三井グループに含まれる大手総合商社です。

設立は明治時代初期で、日本で初めての総合商社だと言われています。

戦後の財閥解体により一時的に解散をしますが、1959年に複数の三井物産系の会社が合体したことによって三井物産が誕生しました。

現在でも日本の誇る大手総合商社5つのうちの1つとして存在価値を高めています。

事業内容

三井物産の含まれる総合商社という業種は、基本的にどんな種類の品物でも貿易することが特徴です。

そのため、扱う種類は非常に多岐にわたるのですが、三井物産では大きく分けて6つの分野に分類しています。

その中の代表的な事業内容である「機械・インフラ分野」「エネルギー分野」「金属分野」の3つを紹介します。

機械・インフラ分野

6つの分野の中で従業員数が一番多いのは「機械・インフラ分野」です。

関連する会社数は100社を超え、三井物産の中でも中核を占める分野のうちの1つとなっています。

インフラ事業では電気・ガス・水の供給に関する業務だけでなく、鉄道や物流といった人々の生活になくてはならないものの提供を行っています。

また、船舶や航空、鉱山開発、産業機械といった大規模プロジェクトを手掛けることも特徴です。

エネルギー分野

従業員数が最も多いのは「機械・インフラ分野」ですが、売上利益が最も大きいのは「エネルギー分野」です。

石油や天然ガスといったエネルギー資源の取引はもちろん、状況によっては油田の開発などへの投資も行います。

また、二酸化炭素の排出による地球温暖化への影響も考慮して、再生可能エネルギー事業にも積極的に取り組んでいます。

金属分野

金属分野は「鉄鋼原料」「非鉄金属・製品」「鉄鋼・非鉄2次原料」「リサイクル・環境ソリューション事業」の4つから成り立っています。

三井物産は特に鉄鋼原料に分類される石炭や鉄鉱石に力を入れており、世界中の国の資源開発会社へ投資を行っています。

また、資源開発に力を入れている一方で、資金力のある大手企業らしく金属スクラップや電池などの地球環境に配慮したリサイクル活動も行っているのが特徴です。

トップのメッセージ、企業理念

社長の安永です。

三井物産はいつの時代にも変化がもたらす成長機会を確実に捉え、ビジネスモデルを進化させてきました。

かつてないほど激しく変化する事業環境の中、当社は2017年5月にCDO(チーフ・デジタル・オフィサー)を設け、幅広い産業・地域に保有する事業資産を活かした、当社ならではのDigital Transformation活動を推進しています。

お客さまやパートナー企業など、すべてのステークホルダーの皆さまとの対話を大切にしながら、中期経営計画「Driving Value Creation」の実現に向け、社員一人ひとりがプロ意識とオーナーシップを持ち、現場力と知見、当社グループが持つ総合力とネットワークを駆使し、粘り強く新たな付加価値の創造に取り組んでまいります。

2018年7月1日

代表取締役社長
安永 竜夫

会社概要

会社名三井物産株式会社(英文名 MITSUI & CO., LTD.)
所在地〒100-8631東京都千代田区丸の内一丁目1番3号(登記上の本店所在地)日本生命丸の内ガーデンタワー
資本金341,481,648,946円 (2018年3月31日現在)
事業内容事業内容鉄鋼製品、金属資源、プロジェクト、機械・輸送システム、化学品、エネルギー、食料、流通事業、ヘルスケア・サービス事業、コンシューマービジネス事業、ICT事業、コーポレートディベロップメントの各分野において、全世界に広がる営業拠点とネットワーク、情報力などを活かし、多種多様な商品販売とそれを支えるロジスティクス、ファイナンス、さらには国際的なプロジェクト案件の構築など、各種事業を多角的に展開
従業員数5,859名 (連結従業員数42,304名) (2018年3月31日現在)

三井物産採用職種・仕事内容

それでは三井物産ではどのような職種を募集しているのでしょうか。

また、実際に働くとなると給与や仕事内容なども事前に知っておかなければいけません。

そこで、次の段落からは三井物産が募集している職種と仕事内容などについて紹介します。

総合職(担当職)

三井物産で働く上で花形ともいえるのが担当職です。

担当職とはつまり営業のことで、配属された部署で長く務めるケースが多いため担当職といわれています。

ただし、日本国内で行う営業と違う点は、外国の資源や商品をやりとりすることになるので世界情勢や為替相場の影響も加味して行うことです。

勤務地は全国および海外となっていることからも、英語の語学力は求められます。

給与

月給:25万5000円~29万円

総合職(業務職)

三井物産における業務職とは、いわゆる事務職のことです。

基本的には担当職のサポートを行う業務が中心となります。

そのため、給与面では担当職と比べると低くなりますが、勤務地は日本国内となるため安定して働きたい人に向いています。

給与

月給21万円

キャリア採用(総合職/担当職)

ある程度の社会人経験を有している人は、キャリア採用として別枠での募集があります。

別枠での募集ではあるものの、業務内容は担当職なので基本的には世界各地の品々の売買に関する営業がメインです。

もちろん、英語等の外国語のスキルはあった方が有利だといえます。

給与

月給25万5000円~29万円(経験・能力は考慮される)

三井物産の給与・年収

せっかくやりがいのある仕事を任されたとしても、給料が低くては生活に困ってしまいます。

そのため、転職にあたって給与や年収といった条件をしっかりと把握しておくべきでしょう。

そこで、三井物産全体の平均年収や年代別の平均年収などを紹介します。

全体の平均年収

三井物産の平均年収は1300万円前後です。

一般的な企業に勤めるサラリーマンの平均年収を大きく上回っています。

なお、平成24年から平成28年にかけての5年間は1214万円から1361万円の間で推移しています。

この5年間の平均年収は1330万円です。

年代別の年収

年代役職年収
20~24歳新卒、平社員385万円
25~29歳主任クラス800万円
30~34歳担当課長クラス1000万円
35~39歳課長1クラス1350万円
40~44歳課長2クラス1500万円
45~49歳副部長クラス1900万円
50歳以上部長クラス2100万円

三井物産の競合企業と平均年収比較

平成28年時点での三井物産と競合企業4社の平均年収は以下の通りです。

会社名年収
三井物産1363万円
三菱商事1445万円
伊藤忠商事1382万円
住友商事1255万円
丸紅1226万円

どの商社も平均年収が1200万円を超えており、平均的なサラリーマンと比べると大手総合商社の平均年収は全般的に高いことが分かります。

三井物産の平均年収は平成28年時点では大手総合商社のなかで中堅クラスです。

しかし、総合商社はプロジェクトの成否や投資する国の情勢、為替相場などによって売上に大きな影響があります。

そのため、平均年収の順位は頻繁に変わるケースが多いです。

給与に関する口コミ・評判

30代中盤までは給与は自動的に上がっていくが、それ以降は自分の実力次第。ただし、海外赴任をするとその間の給与は大きく上がる。

ボーナスでもらえる金額が年収に与える影響が大きい。人によって多少の幅はあるだろうが、自分の場合は年収の半分弱ぐらいをボーナスが占めていた。

 

冬のボーナスは月収の2カ月程度で固定だが、夏のボーナスについては業績や評価によって変動する。

同年代の人たちと比べると給料は高いです。同僚たちからも給料に関する不満は聞いたことがないので、満足度は高いほうではないでしょうか。

三井物産の福利厚生制度

長く働く上では福利厚生制度の充実度合いも転職先を選択するときの大切な要素となります。

三井物産ではどのような福利厚生制度を用意しているのでしょうか。

そこで、次の段落からは三井物産の代表的な福利厚生制度の紹介と、口コミについて紹介していきます。

提携病院での健康診断

三井物産では事業所ごとに提携している病院での健康診断を推奨しています。

健康診断を受けていないと毎月のように催促されるぐらいです。

同じ病院で続けて受けることで毎年の変化を記録していけるため、ちょっとした身体の変化に気づきやすいというメリットがあります。

海外赴任時の自宅借り上げ制度

三井物産で担当職として働くと海外赴任を命じられるケースもあります。

自宅を既に購入してしまっている人にとっては留守中の問題などもあり、難しいケースもあるでしょう。

ところが、三井物産では海外赴任中の自宅を借り上げてくれる制度があります。そのため、安心して海外赴任へ出発できるのです。

海外赴任中に豪華な家に住める

海外赴任先で住む家の家賃は日本円に換算すると数十万円もするような豪華な家に住むことができるケースも珍しくありません。

もちろん、全額経費で落としてくれるので「自費でいくらか負担しなくてはいけないのではないか」というような心配はしなくても大丈夫です。

有給を消化しやすい環境が整っている

三井物産のような大企業で働くと「有給をとる暇もないほど忙しいのではないか」と心配する人もいるでしょう。

しかし、実際には有給の取得率が50%程度の人が多く、取得するのに難しいということはありません。

むしろ、有給消化率の低い社員のところへは連絡をして取得を進めるなどの対策を行っています。

仕事の状況によっては前日の申請でも問題なく取得できる環境が整っています。

福利厚生に関する口コミ・評判

他社と同じように健康診断を実施していて、受けていないと催促をしてくれる。また、インフルエンザの予防接種についても受けるように促進しています。

海外赴任や単身赴任のときの福利厚生は他の業種では考えられないほど手厚いものがある。不在中の自宅は借り上げてくれるので、住宅ローンの返済に回せる。

有給休暇の取得率は50%程度です。消化状況については上司がこまめにチェックしてくれて、消化率が悪いと取得するように勧めてくれます。

年末年始はや夏期休暇は1週間ぐらい有給を消化するように勧められます。

 

勤務時間・休日休暇

勤務時間や休日休暇の規定は快適なライフプランの設計のためにも重要です。

いくら年収が高くても休みがほとんどとれない企業に勤めるのでは長続きしないでしょう。

そこで、三井物産の勤務時間や休日休暇の取り決めについて紹介します。

三井物産の勤務時間および休日休暇

三井物産の原則的な勤務時間と休日休暇に関する規定は以下の通りです。

  • 勤務時間9:15~17:30を基本とする。(個人単位の時差出勤制度あり)
  • 休日休暇完全週休2日制(土・日)、祝祭日、年末年始休暇、年次有給休暇(時間単位での取得可)、結婚休暇、出産・出産付添休暇、介護休暇、その他各種有給休暇制度

有給休暇は時間単位での取得が可能

三井物産では2016年4月から年次有給休暇のうち、年間5日分を1時間単位で自由に取得できるようになりました。

そのため、役所への届け出や銀行窓口への用事など平日にしか行けないちょっとした用事でも気軽に休むことが可能です。

また、看護休暇や介護休暇といった特殊な休暇に関しては年間10日分が時間単位で取得できます。

個人単位の時差出勤制度

三井物産には個人単位の時差出勤制度というフレックスタイム制に似た制度があります。

1日の所定労働時間はそのままですが、通常の勤務時間の前後90分の範囲で自由に出勤時間と退勤時間を決められる制度です。

プライベートが充実するのはもちろん、時間帯をずらすことによって取引相手に合わせた時間帯でコミュニケーションをとれるようになるので、仕事面でもメリットがあります。

残業時間はどれぐらい?

三井物産における残業時間の平均は毎月20~40時間程度です。

ただし、担当職の平均が30.5時間なのに対して、業務職は16.5時間となっています。

また、繁忙期になると残業時間が60時間程度になってしまう部署もあります。

しかし、そのような部署ではそれ以外の月では残業時間を少なくするなど、全体的に部署間のバランスがとれているのが特徴です。

勤務時間・休日休暇に関する口コミ・評判

有給休暇は自分の担当業務に影響が出ない範囲であれば、比較的自由に取得できます。

有給休暇をまとめてとることも問題ないので、長い人だと土日と合わせて一度に10日間ぐらい取得して海外旅行に行っている人もいます。

かつてはものすごい量の残業がある時代もありましたが、近年の世論に配慮して現在ではずいぶん残業が減りました。上司は部下の残業時間に対して頻繁にチェックしてくれています。

残業が多くなると基本的には部内や室内で調整を行ってくれます。それでも残業が少なくならないときは、増員してくれて社員1人あたりの残業時間が過剰にならないように気をつかってくれています。

 

社内の教育・研修制度

三井物産では「人の三井」を合言葉にして、人材をとても大切に考えています。

その考え方に基づいた社内の教育・研修制度が非常に充実しているのも特徴です。

三井物産で行われている主な教育・研修制度は以下の通りです。

  • 海外修業生
  • ビジネススクール研修員
  • GLOBAL MANAGEMENT ACADEMY
  • Executive Education

教育・研修制度に関する口コミ・評判

研修・教育制度は非常にボリュームがあるので、自らのスキルを高めていこうという意識の高い人にはうってつけの職場だと思います。

新入社員だけでなく、経験を積んでいる管理職になってからもたくさんの研修を受けられる。

三井物産に社内教育は日本一の充実度だといわれるだけあって、質も量も高い研修が受けられます。

社内教育制度は充実しているうえ、宿泊研修制度もあります。研修を受ける権利はきちんと保証されているので、誰でも受けるチャンスがあるのは良い点だと思います。

職場の雰囲気や社風

三井物産のような大企業の職場の雰囲気ってどのようなものなのか想像しにくいですよね。

しかし、職場の雰囲気や社風が自分に合っていないと気持ちよく働けないものです。

そこで、三井物産の職場の雰囲気や社風について紹介します。

会社を成長させようとする意識が現場レベルまで浸透している

三井物産では、常に改革を怠らず会社の経営を前進させていこうとする風土が根付いています。

また、その雰囲気は本社の一部の役員たちだけでなく、各事務所の現場レベルまで届いています。

そのため、しっかりした根拠を持って上司に話をすれば比較的若い年代からやりたいことをやらせてもらえる雰囲気です。

上司相手でもかしこまらない風通しの良さが魅力

三井物産の職場ではたとえ上司であっても「○○さん」と役職名をつけずに呼ぶことが奨励されています。

もちろん、上司に対する尊敬の念は必要ですが、親しみを込めて呼ぶことで円滑なコミュニケーションが実現するのです。

上司に対してなんでも相談できるような環境が魅力的な職場です。

職場の雰囲気や社風に関する口コミ・評判

チームごとで話しやすい雰囲気があってとても良かった。上司が頭ごなしに命令するのではなく、こちらの話も良く聞いてくれる職場だったのでやりがいを持って仕事ができた。

上司相手に役職名をつけずに呼ぶので、ざっくばらんな会話も楽しめて職場ではわきあいあいとした雰囲気でした。

三井物産で成果を出すうえで大切なのはチームワーク。上司、先輩、後輩のどのような肩書の人とでも気軽にコミュニケーションが取れるので良かった。

三井物産への転職で役立つ転職サイトorエージェント

三井物産のような大企業への転職を考えているのであれば、転職サイトや転職エージェントを活用したほうが無難です。

なぜなら、大企業になればなるほど中途採用の枠は一般の人には公開されない傾向があるからです。

三井物産の求人を探すためには、独自のパイプを持った転職エージェントを探して利用するとよいでしょう。

また、転職エージェントにはキャリアコンサルタントと呼ばれる転職活動のエキスパートがいます。

キャリアコンサルタントに転職のコツなどを教えてもらえる点もメリットです。

では、三井物産に転職するためにはどのような転職サイトや転職エージェントが向いているのでしょうか。

そこで、具体的にいくつかの会社を紹介していきます。

リクナビネクスト

リクナビNEXT
三井物産に転職をするなら、まずリクナビネクストに会員登録をしておくべきです。

なぜなら、三井物産の公式ホームページにある中途採用のページにはリクナビネクスト会員の専用応募フォームがあるからです。

会員登録をしておいて損をすることはないでしょう。

リクナビNEXTの口コミ・評判 サービス内容
リクナビNEXTは国内最大級の転職サイト。国内最大級がゆえ抱える求人数も膨大です。リクナビNEXTの、他にはないメリットとデメリットを調べてみることにしましょう。

リクルートエージェント

リクルートエージェント

転職エージェントとして期待がもてるのがリクルートエージェントです。

その求人数は他の転職エージェント会社の数を圧倒しています。

少しでも可能性を高めるために、複数の転職エージェントに登録する人もいるでしょうが、まずはリクルートエージェントに登録しておきましょう。

リクルートエージェントの評判は?口コミから見るメリット・デメリット・使い勝手を徹底解説!
転職業界ナンバーワン転職エージェント、リクルートエージェントの紹介です。業界ナンバーワンの求人数と、業界ナンバーワンの実績を持つ転職エージェントですから、利用者の幸せな転職をきっとアシストしてくれるはずです。

doda

求人数の数ではリクルートエージェントに劣りますが、キャリアコンサルタントの質ではdodaも負けてはいません。

キャリアコンサルタントによる適切なアドバイスはきっと三井物産への転職活動にとってプラスになるはずです。

dodaも忘れずに会員登録しておくようにしましょう。

dodaのエージェントは転職におススメのサービス!評判・口コミを徹底解説
転職サービスのdodaは、求人紹介だけでなく、プロのキャリアドバイザーの手厚いサポートを受けながら転職活動を行うことができる転職サイトです。 しかし実際に利用をするとなると、評判やメリット・デメリットなども気になりますよね。 そ...

まとめ

三井物産は日本を代表する5大商社の1つで、平均年収は1000万円を超えます。

また、休暇や福利厚生、職場の雰囲気など、どれをとっても素晴らしい環境が整っている企業だといえます。

そのため、三井物産への転職は人気が高く、難しいのは事実です。

しかし、十分なスキルとキャリアのある人であれば、転職サイトや転職エージェントを上手く活用することで、成功させることはできます。

今回紹介したさまざまな知識をいかして転職活動を成功させましょう。

コメント