転職面接の定番質問「今までの仕事に不満がありましたか」という質問の答え方

面接の質問

面接で稀に聞かれる前職の不満に関する質問。

突然「今までの仕事に不満がありましたか」と聞かれても、不満はないと答えるべきか、本音の不満を答えるべきか悩んでしまうはずです。

結論から言えば、本音の不満を前向きに捉えて回答するのがベストです。

嘘をついて不満はないと答えてしまうと、後々ボロが出て来る可能性があるので無理な回答は避けましょう。

そこで今回は、面接で前職の不満について聞かれる理由から、回答時の注意点、そして回答例まで紹介していきます。

面接で「今までの仕事に不満がありましたか」と聞かれる理由とその意図

面接官が前職の不満について質問するのは以下2つの意図があります。

  • 不満を改善するための努力をしたか
  • 人のせいにしていないか

このように、面接官は応募者が入社後に同じような不満を持って、すぐに退職していかないかどうかを見ています。

不満を人のせいにし、自分でその不満を解決する努力が感じられなければ、「この人はどこに行っても他人に不満を覚えるかもしれない」と思われかねません。

たとえば、「前職では人間関係が悪く、私が気を使ってコミュニケーションを意識しても、うまく改善されませんでした」といえば、一見自分が頑張っているように聞こえますが、全て人のせいにしてしまっています。

この質問において大切なのは、不満は抱えつつも実際に本人が何をしたのかです。

そのため、前職の不満について聞かれた時は、具体的な不満とそのための行動について伝えましょう。

前職の不満について回答する時の3つの注意点

前職の不満について回答する時には以下3つの注意点があります。

  • 「不満はありませんでした」とはいわない
  • 前職の不満に一貫性を持たせる
  • 前職の不満をポジティブに変換させる

それぞれの注意点について簡単に解説していきます。

「不満はありませんでした」とはいわない

基本的に「不満はありませんでした」というのは避けましょう。

特に不満がなかった場合は無理に不満を作る必要はありませんが、不満があったのに嘘をついて「不満はない」と答えると、あとあとボロが出やすくなります。

また、面接官は「不満がないのになぜ転職をしたの?」と思い、転職に至るつじつまが合わなくなります。

不満を持つことは自然なことなので、無理せず本音を伝えましょう。

前職の不満に一貫性を持たせる

前職の不満を伝える時は、一貫性を持たせるようにしましょう。

退職理由や志望動機、キャリアプランなどと矛盾が生じない、一貫性のある不満なら面接官は素直に受け取れます。

一方で、キャリアプランでは「残業があってもスキルを高めたい」としているのに対し、前職の不満で「残業が多かった」と答えるなど、一貫性のない回答は相手に不信感を与えてしまいます。

一貫性を持たせるためには、自分が感じた不満やそれに伴った退職理由を本音で伝えることが大切です。

前職の不満をポジティブに変換させる

前職の不満はポジティブに変換させることをオススメします。

上記では、不満は本音で伝えることが大切と説明しましたが、ありのままネガティブな不満を伝える必要はありません。

不満に対してそれを乗り越えるためにどんな努力をしたのか、ポジティブなものに変換して伝えることができれば、志望動機や転職理由に説得力が増します。

たとえば「前職ではディレクションの仕事に就きたいと考え、度々上長に訴えていたのですがなかなか受け入れてもらえませんでした。一方御社では…」などとすれば、前向きさが伝わります。

このように、自分の不満とそのためにやったこと、また転職先ではそれが叶えられる事実をセットにして伝えましょう。

面接で「今までの仕事に不満がありましたか」と聞かれた時の回答例

【回答例】

前職ではWEBマーケティングをメイン事業とした企業に勤めていたのですが、入社してから5年間ライティング業務を任せられ、身につくスキルが限られていたことに不満を感じていました。3年目からディレクション業務をはじめとするマーケティング全体に関わる業務に就きたいと打診していたのですが、一向に受け入れてもらえませんでした。そこで転職を決意し、中でも御社を選んだのは、マーケティング全体の業務を任せてもらえるためです。

【解説】

結論として、「やりたいことができなかった」というのが、この手の質問のベストな回答です。

不満を不満で終わらせず、きちんと自分で不満解決のための努力をしたこと、それでも解消されなかったことを伝えると、不満を持ってから退職するまでの流れに一貫性が生まれます。

また、その上で応募先企業ではその不満が解決することを伝えるとベターです。

まとめ

面接で前職の不満について質問された時、面接官はその人が不満を不満で終わらせていないのかを知りたがっています。

具体的には不満を改善する努力をしたのか、また不満を人のせいにしていないかが見られています。

不満を持つことは自然なことなので、「不満はなかった」と伝えるのではなく、不満を前向きに捉えてポジティブな気持ちを伝えましょう。

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