部下がかわいくて仕方ない… 部下を好きになった自分との折り合いの付け方

部下がかわいくて仕方ない 部下との人間関係

上司という立場を度外視して、時には部下を好きになってしまうこともあるでしょう。

上司と部下とはいえ、それは人と人のつながり。

上司にとって部下がかわいいと感じる部分があれば、「かわいくて仕方ない!好き!」なんて感情が生まれたとしても不思議でもなんでもありません。

しかし、部下を好きになるのは不思議と罪悪感も心に湧き上がってくるもの。

本当に部下を好きになって良いものか。

部下が可愛くてしかなたい、そして好きになってしまったこの思いはどう処理していけばいいのか。

今回はそれを考えていくことにしましょう。

ちなみに、「上司が好き」ということについて書いた記事はこちら。

上司を好きになったらどうする?どうすれば効果的にアプローチできる?
「社会人には出会いがない」 の言葉通り、社会に出てしまうと学生時代のような出会いはなくなります。 社会人はどうやって出会っているのか…。 なんて思っていたら、直属の上司がいい男に見えて仕方ない。 ドラマなんかでもよく...

「部下がかわいくて仕方ない」気持ちはありふれたもの

実は「部下がかわいくて仕方ない」というその気持ちは、実はありふれたもの。

世の中の多くの上司が「部下がかわいくて仕方ない」ことで悩んでいます。

上司たるもの、部下の面倒をみるもの。

そして懇切丁寧に面倒をみた相手には情も湧きます。

その情が、いずれ「かわいくて仕方ない」という気持ちに変容したって、なんの不思議もないのです。

実際どれくらいの上司がその心持ちになっているかはわかりませんが、その気持ちがさほど珍しくないことだけは確かです。

質問サイトでは定番の話

ヤフー知恵袋をはじめとする質問サイトには、「部下がかわいくて仕方ない」という質問が頻繁に投稿されます。

ついついネットの意見を聞きたくなるほど、「部下がかわいくて仕方ない」という話はありふれたものなのです。

実際に投稿されている質問をみてみましょう。

教えてgooの質問例

私は会社で30人程度の部署の管理職をしていますが(既婚男性、30代半ば)、部下のことで悩んでいます。

最近、部下の女性(独身、30代前半)が気になってしかたないのです。
仕事を一生懸命するし、なついてくるし、非常に可愛いのでお気に入りなのです。
参照:部下の女性が気になってしかたありません

質問主は既婚者で、部下との関係に悩んでいます。

部下がかわいくて仕方ない気持ちを振り払おうと必死で、冷静な気持ちを維持しようと頑張っているようです。

これで部下との関係が発展でもした日には、典型的な部下と上司の不倫構造の出来上がりです。

質問の回答も「妻のことを考えろ」「冷静になれ」といったものが多いです。

当たり前といえば当たり前ですが…。

ヤフー知恵袋の質問例

40歳の既婚男です。
先日部下の20代の女の子と残業後に『お疲れさま』と言う意味で軽く飲みに行きました。

その時なのですが、肩にもたれかかって来たり、年上が好きみたいな事を言ったりされ、帰り道では手をつながれたりしました。
参照:40歳の既婚男です。

ヤフー知恵袋のこの質問も似たようなものです。

相談してきた部下に大して、ただならぬ行為を抱いている上司、ありふれた話です。

この上司も、部下の態度から行為を汲み取るのは自分の勘違いなのか…と苦悩しています。

やはりここでも、不倫の未来が目の前にあるが、冷静になれ…という答えが多いです。

いろいろな「かわいくて仕方ない」の形

他のサイトでも、「部下がかわいくて仕方ない」という投稿がみられます。

多くの場合、部下の女の子は自分より年下であることが多く、部下を親身に世話していると行為が自然と芽生えてくるのは自然な流れです。

例えば、「はてな匿名ダイアリー」。

職場がやや特殊で、自分(35歳、既婚、子無)以外の上司・部下が全員女性。

自分の部門は約30名いるのだけど、男は自分を入れて2人だけ。

その中で、とある部下(20代前半)が無性に可愛くて仕方ない。

美人と言うわけでもないのだけど、立ち振る舞い等々、可愛い。
参照:職場の部下が可愛くて仕方ない

この人は、それまでの質問とは違い、好きという感情に下心はないかもしれません。

しかし、「部下がかわいくて仕方ない」という思い自体は同じ。

男は誰も、自分より弱い存在をみると「かわいい」と思ってしまいがちなものなのです。

「好き」の気持ちを考えるまえに

上司であるあなたが、部下をかわいく思い、好意をいだくのはかまいません。

その事時代は、誰にも責められることではありません。

しかしその「好き」を突き詰める前に、あなたは少し考えをまとめる必要があります。

好きという気持ち一辺倒で突き進むと、周囲のあらゆる問題を巻き込んで、大事にもなりかねないからです。

少し落ち着いてください

まず、いくら部下がかわいかったとしても、あなたはまず少し落ち着く必要があります。

その好きはどういった好きですか?

本気の好きなのか、妻、現在のパートナーへの不満のあてつけとしての好きなのか。

その好きを突き詰めて、あなたはリスクを追う覚悟はあるのか。

あなたは部下を持つほど、会社の中で大きな存在となっているのですから、ここでまず落ち着いておきましょう。

不倫になりえないか

上司か部下のどちらか、もしくはどちらも既婚者だった場合、その恋が実っても不倫になってしまいます。

不倫になると、ただの上司と部下の恋では話がおさまらない大事になってしまいます。

いくら「部下がかわいくて仕方ない」と思っても、不倫を犯すのはいけません。

不倫になるようなら、そこでまでする価値があるのか、もう一度思い直してください。

性欲で頭をいっぱいにすると、人生の大きな決断で判断ミスをしてしまいます。

セクハラになりえないか

上司から部下への好意の伝え方をミスすると、それは「気持ち悪い」ひいては「セクハラ」という扱いを受けてしまいます。

上司たるもの、部下との距離感をしっかりわきまえて、セクハラを犯すようなことはくれぐれも謹んでください。

お互い独身で、できればパートナーのいないフリーな関係同士なら良いですが、そうでないなら何らかの行動を起こすのは慎重になってください。

「部下がかわいくて仕方ない」が周囲にバレるリスク

あからさまな行動を起こして、「部下がかわいくて仕方ない」気持ちを抱いているのが周囲にバレてしまうリスクもあります。

明らかに部下に好意を抱いているな、とひと目でわかってしまうような行動を取ると、後々問題が起きることも…。

誰も社内で問題を起こしたいと思っている上司はいないはず。

部下への好意のいだき方、その気持の表明は慎重になりましょう…。

周囲から「えこひいき」だと思われる

部下がかわいくて仕方ないと、つい他の社員よりいい扱いをしてしまうことがあります。

しかしそんな、「他の社員と比べていい扱いを続けていると、他社員から「えこひいき」だと思われかねません。

社員によって扱いに差が出ていると、それは上司への不満になりかねません。

部下が上司に不満を持つと、その不満はいずれ会社への不満に変わり、会社を辞めるというきっかけになりかねません。

部下が辞めていく上司なんて、会社からしたらお荷物以外の何でもないのです。

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社内で危ない上司だという扱いを受ける

部下への好意がだだ漏れだと、周囲の部下から「あいつは部下だろうとみさかいなく手を出す」という噂が立つでしょう。

根も葉もない噂ならまだしも、それが真実だったなら、言い逃れできない損失になります。

社内では常に、「人からどう見られているか」を意識して行動しましょう。

社内評価が落ちる

部下と下手に関係を持ってしまうと、単純に社内評価を落としかねません。

仮に関係がうまくいったとしても、会社からすると社員同士が恋愛関係になっているのはデメリットでしかないのです。

社内の査定で評価を落としたくないなら、部下との関係性は、ほどよい距離感をキープしておいたほうが良いでしょう。

社内の評価なんて関係ない!という情熱的な方なら仕方ないかもしれませんが…。

離婚の危機(既婚の場合)

部下がかわいくて仕方ない、と部下に対して何らかの行動を起こした時、そのどちらかが既婚者だった時。

その場合、どちらかの婚姻関係が崩れてしまうリスクがあります。

離婚ということに対して危機感を感じない人もいないはず。

「絶対に離婚したくない」という気持ちがあるなら、部下への好意を押し通すべきではないでしょう。

すでに結婚しているだけでなく、子供がいたならさらに大事です。

その後ずっと、慰謝料の支払いがついてまわるなど、単純に金銭的なダメージが生まれてきます。

「部下がかわいくて仕方ない」気持ちの対処法

しかし、「部下がかわいくて仕方ない」など、部下への思いをネットで検索している時点で、かなり重症です。

その気持を放っておくと、あらぬ方向に暴走してしまいかねません。

自分が抱いているその部下への好意、しっかりと対処していきましょう。

部下への好意、どう折り合いをつけていけば良いのでしょうか?

我慢する、思いを封じる

一番わかりやすく、そして一番簡単なのが、部下へのその思いを我慢するという対処です。

少し今の状態をキープして、時間が今の感情を処理してくれるのを待つ、というものです。

だいたい人間は、禁止されている事柄に魅力を感じてしまうもの。

心理学の用語でそれを「カリギュラ効果」なんて言います。

ですから今あなたは、「部下と関係を持つなんていけない」という社会的な抑圧を感じて、その抑圧に反発する形で部下に好意を抱いているのです。

シチュエーションで、自分の気持を燃え上がらせて、判断を鈍らせることのないようにしましょう。

仕事に集中する

部下への気持ちを忘れてしまうくらいに、仕事に没頭するのも一つの手です。

これなら、仕事で上司としての手腕も評価されるので一石二鳥です。

部下への気持ちが強い、その気持によって仕事も二の次…というのが一番まずいです。

人間は、一つのことに集中していると、他のことは気にならなくなってくるもの。

部下への気持ちがむさんしてしまうくらい、仕事に集中してください。

関係の進展を狙う

リスクを把握して、できれば部下も上司もどちらもフリーな状態なら、部下との関係を発展させるのも良いでしょう。

しかし部下との関係を発展させるのにはリスクもつきもの。

部下との関わり合いは慎重さを心がけてください。

関係を発展させる前に、今後の展開に目処をつけておくのも大切です。

部下と関係を進展させる具体的な方法

部下との関係を発展させるにはどうすればいいか、どんな働きがけで、二人の関係性は前に進むのか。

今はただの部下と上司という関係だったとしても、今後はおmっと親密な関係になるために、効果的な行動を心がけてください。

部下の「好き」を確かめる

まず大切なのは、「部下がどれくらい自分を好きなのか」確かめることです。

もしかしたら、部下は全然上司である自分に興味がないかもしれません。

部下からある程度好意を受けている場合はじめて、部下との関係を前に進めることができるのです。

日頃の会話、そして部下の同期などから話をきいて、部下が自分をどれくらい好きなのか、ここではっきりさせておきましょう。

部下の仕事をサポートする

部下の仕事をサポートすることで、部下から恩義を受けることができます。

部下はそれで感謝し、その感謝の気持ちがやがて好意に発展する…なんてのはよくある話です。

それだけでなく、仕事をサポートすることで、部下から「仕事ができる」という尊敬の念を受けることだって可能です。

やはり上司たるもの仕事を張り切って、部下から尊敬されることを目指すべきでしょう。

積極的に部下の相談に乗る

部下から頻繁に相談される上司は、部下から好かれる上司だと言って間違いないです。

部下から相談を受けるというフェーズまでいけば、部下と二人っきりで話したとしても怪しまれることはありません。

いつ相談されても困らないくらいの状態を作っておきましょう。

怒られた部下をフォローする

部下が怒られた時、その部下をフォローすることで、部下から好意を受けることができます。

少し反則になりますが、部下と仕事でつながっている、比較的上層部の人間に目当ての部下を怒ってもらうということもできます。

あとはその怒られた部下を優しく慰めるだけです。

…これはこれでリスキーさがありますが。

部下がかわいくて仕方ない まとめ

いかがだったでしょうか。

上司が抱きがちな「部下がかわいくて仕方ない」という気持ちの対処法について、今回は説明しました。

部下との関係はいつだって慎重にならないと、後々問題に発展してしまいがちです。

いくら部下がかわいいからといって、その気持ち先行で突っ走るのは危険です。

くれぐれも慎重に…。

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