20代で最も多い転職理由と転職活動を進めるためのポイント

20代で最も多い転職理由 転職コラム

なんとなく転職したいなーとは思うものの、いざ面接や応募書類のことを考えてみると、転職する理由をどうやって説明しようか迷ってしまう人が多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、実際に転職活動を行なった20代の転職理由ランキングをもとに、転職理由を伝える際の大切なポイントについて説明していきたいと思います。

合わせて、就職活動と転職活動の違いや、実務経験が浅い人でもチャンスのある第二新卒、そして転職以外の方法で自分の不満を解決することについても説明していきます。

転職するかどうかで悩んでいる人は参考にしてみてください。

20代の転職理由ランキング1位は?

転職する際、他の人はどういった理由で転職しているのか、気になる人も多いと思います。

転職サイトのDODAが転職者のデータ(2016年の4月~9月までの間に転職活動を行なった人のデータ)を調査したところによると、20代の転職理由で一番多いのは「ほかにやりたい仕事がある」という理由で、2位は「給与に不満がある」、3位は「残業が多い / 休日が少ない」という結果になったそうです。

20代の転職理由ランキング出典 DODA/転職理由ランキングより引用

ただ、ランキング上位とはいえ、これらの理由を何も考えずにそのまま伝えてしまうのは、あまりよくないといえます。

それぞれの理由を前向きで説得力のあるものに整理して、自分の言葉で伝える必要があります。

ランキング 1位:「 ほかにやりたい仕事がある 」

全体の約14%にあたる人が、こちらの「ほかにやりたい仕事がある」という理由で転職を行なったようです。

理由としては前向きなものになりますが、「なぜ他の仕事がやりたいのか」という理由や、「具体的にどういうことがしたいのか」などについて、転職活動を始める前にしっかりと整理しておくことが必要になります。

今の環境から単に逃げたいのではなく、自分の適正や強みを生かすための転職ということが伝わるようにしないといけません

加えて、新しい資格やスキルの取得など、やりたい仕事へ転職するために自発的に行動していることや、自分の強みを活かせるポイントなどについて、しっかりとアピールすることも大切です。

20代の場合はポテンシャルで採用されることも多いと言われていますが、実際の行動や経験を通してアピールするほうが採用される可能性も高くなるはずです。

ランキング 2位:「 給与に不満がある 」

2番目に多かった転職理由は「給与をアップさせたい」というもので、全体の割合としては8%程になっています。

給与は出来るだけ高いほうがいいと考えている人が多いと思いますが、同時に、面接などの場で給与についての不満をそのまま伝えることに抵抗を感じる人も多いと思います。

実際のところ、給与は生活していくために大切なポイントのひとつですが、なぜ給与をアップさせたいのかという理由や、給与以外のやりがい・成長性などにも軸を見つけ、それを転職の理由としてアピールする方が受け手の印象もよくなるはずです。

ランキング 3位:「 残業が多い / 休日が少ない 」

3番目に多かった転職理由は、「プライベートの時間が少ないから」というもので、全体の割合としては7%程になっています。

プライベートの時間をしっかり確保できるかは、給与の問題と同じくらい大切なポイントになるので、健康に影響が出てしまう前に改善する必要があります。

ただ残業時間に関しては、自分で努力することで改善できないか確認することも大切です。

努力することで改善できれば、転職しなくても不満が解消できるかもしれませんし、努力した結果改善できなかった場合でも、次の環境を探す際により自信をもって転職活動を進めていくことができます。

自分を変えることはできても、環境を変えることは難しいので、自分が変わっても状況が変わらない場合は、転職活動を始めてしまっていいと思います。

新卒での就職活動と転職活動の違い

初めて転職活動を行う場合は、新卒での就職活動と転職活動との違いについても、把握しておく必要があります。

転職の場合は、ポテンシャルだけではなく仕事で得た経験やスキルも大切

先ほど転職理由の1位の箇所でも簡単に説明しましたが、転職の場合は、新卒での就職活動とは違って、実務経験や仕事で得たスキルも、大切なポイントになります。

もちろん20代の場合は社会人経験も浅いので、そこまでたくさんアピールできるものがないという人も多いと思いますが、自分の志向性だけではなく、仕事を通して得た経験や自分の強みなどを整理して、採用担当者が納得できるように説明する必要があります。

「チームの中での自分の役割」、「直面した困難をどういう方法で乗り越えたか」、「自分なりに工夫していたポイントはどういうところか」など、様々なポイントに沿って仕事を整理していくと、経験やスキルのベースになっている自分の強みが明確になっていくと思います。

ちなみにそういった強みは汎用性も高いので、転職で業界や業種を変える際にも、有効なアピールポイントになります。

第二新卒歓迎の求人を中心に応募するのも一つ

ほとんど実務経験がなかったり、入社して早期に退職してしまった場合は、第二新卒歓迎の求人を中心に応募するのもひとつです。

第二新卒とは

一般的に新卒で入社した会社を3年未満で辞めてしまった人を指すことが多いようですが、特に年数などは決まっていないようで、社会人経験がある若年層を第二新卒と呼ぶ場合もあるようです。

新卒採用などで若年層の人材を十分に採用できていない企業が多いことから、第二新卒の採用を積極的に行なっている企業は多いと言われています。

第二新卒の転職で役立つ転職サイト・エージェントランキング
新卒で入社したばかりでも、「転職」を考える人は多いです。 新卒から間もない人のことを「第二新卒」と呼びますが、そんな新卒から時間が経てずに転職する「第二新卒の転職」に役立つ転職サイト・エージェントをランキング形式で紹介します。 ...

ただ需要が高いとはいえ、第二新卒での応募者は、新卒での就職活動に一度失敗して、早い段階で会社を辞めてしまった人という風に、シビアに捉えることもできます。

一度失敗してしまった経験を踏まえて、どのように考えて就職活動を行っているのかしっかりと説明できなければ、入社してもまた同じようにすぐ辞めてしまうと判断される可能性が高くなります。

第二新卒として入社するメリットやデメリット

第二新卒として入社するメリットやデメリットについても把握しておきましょう。

第二新卒のメリット

第二新卒として入社するメリットは、

  • 新卒時代に落ちてしまった業界の会社にも、入社できる可能性がある
  • 一回失敗をしている分、仕事のことをより真剣に考えることができる

大きく分けてこちらの2つになります。

一回目の就職活動で希望していた業界や会社に就職できなかったのは、単に自分の準備が甘かっただけという可能性もあります。

一度失敗すると、同じ失敗を繰り返さないために、新卒の時よりも真剣に考えるようになりますし、少しの期間でも実際に社会人として働いていた経験があるため、より現実的な視点で仕事について考えることができます。

第二新卒のデメリット

第二新卒として入社するデメリットは、入社する会社がブラック企業の可能性もあることです。

親切な企業だから第二新卒の採用枠があるわけではなく、企業にとっても人手が足りていないという理由や、採用コストを低く抑えられるというメリットがあるため、第二新卒の採用が行われています。

人手が足りていないのは、単にその企業のPR力がないだけなのか、それともその企業自体の魅力が弱いのか、冷静に判断する必要があります。

まずは自己分析をしっかりと行うことが大切

転職活動を行う場合でも第二新卒歓迎の求人を中心に応募する場合でも、いずれにせよ、まずはしっかりと自己分析を行うことが大切です。

自分の転職理由を明確にしよう

いちばん最初に20代の転職理由ランキングを紹介しましたが、あくまでもあれは他の人の意見であり、自分の転職理由ではありません。

みんなの理由は参考程度にして、自分が何に不満を感じていて、それをどうしたいのか、自分で整理することが大切です。

転職理由ランキング上位の理由をそのまま伝えれば面接を突破しやすくなるわけではなく、自分の状況を踏まえて理由を整理し、それを自分の言葉で伝えられるようにしましょう。

転職活動をする際の軸や自分の強みを自己分析で明確にする。

自分の転職理由が整理できたら、次は転職活動を行なっていくうえでのゆずれないこだわりや軸を整理してみましょう。

こういったこだわりや軸を明確にしないと企業選びができませんし、仮に内定をもらってもこの企業で本当にいいのか判断することができません。

仕事内容や成長性、そして給料など、会社を決める際のポイントはたくさんありますが、それぞれに優先順位をつけたうえで転職活動を行なっていくことが大切です。

プラスして、転職活動を行なっていく際の軸とは別に、自分のこれまでの仕事内容をもとにスキルや経験、仕事をしていくうえでの自分の強みなども整理する必要があります。

特にこれらは、職務経歴書という書類で詳しく説明するものになるので、重要度もより高くなります。

応募する求人内容を意識することも大切ですが、まずは自分のこれまでの経験をもとに内容を整理してアピールするように注意しましょう。

会社に内定をもらうための自己分析ではなく、自分がより満足できる環境で仕事を行うために自己分析を行うことが大切です。

転職活動における【自己分析】の考え方。課題解決の経験を思い返してみよう
転職活動において自己分析の有無は、その後の結果に少なからず影響を与えます。ここでは、自己分析の考え方やポイントについて解説しています。

転職するだけが解決策になるとは限らない

現在の状況に不満や不安があるから、転職を検討していると思いますが、転職することだけが、その不満を解決する方法になるとは限りません。

転職にはメリットだけでなく、失敗するリスクもあります。

まずは自分で不満を解決できないか考えてみる

いきなり転職して環境を変えるのではなく、まずは、自分が変わることで状況を改善できないか試してみることも大切です。

給料がなかなか上がらないという不満や休日も出勤する必要があるなどの不満は、会社のルールに依存するものなので自分が努力しても無駄ですが、それ以外の不満は自分の努力によって変えられる可能性もあります。

例えば上司との関係に不満を持っている場合でも、相手の性格などを踏まえ接し方を変えれば自分への対応も変わる可能性がありますし、残業時間が多いことに不満がある場合でも、自分の業務効率をあげるように工夫したり、自分と同じような不満を持っている他の人を巻き込んで、新しいやり方などを提案できれば、一気に負担が減ってみんなが幸せになれます。

そういった努力をまずはしてみて、それでも変わらなかった場合に転職を検討するほうが、自分にとってもいいはずです。

自分の行動や考え方を変えた経験は、次の職場でも活きてくるはずですし、自信を持って転職活動を進めていくことができます。

副業で収入をアップさせることも可能

給料に不満がある場合は、副業でその不満を解決できる可能性があります。

副業で稼ぐおすすめの方法

副業でお金を稼ぐ方法はたくさんありますが、その中でも初心者に特にオススメなのは、LancersCrowd Worksなどのクラウドソーシングというサービスを利用した、ライティングの仕事です。

文章を書くことやパソコンで検索することに抵抗がなければ、簡単に仕事を始めることができますし、ある程度実績を積んでいけば、副業だけで毎月5万円以上稼ぐことも可能です。

転職して年収を60万円アップさせるのはなかなか大変なことですし、副業の時間を確保するために、普段の仕事に対してもより集中できるようになる可能性があったりとメリットもあります。

ちなみにクラウドソーシングの仕事に慣れてきて、もっと多くの金額を稼ぎたいと思うようになった場合は、ブログを運営することもオススメです。

クラウドソーシングのライティングとは違って、お金が発生するようになるまでには多くの時間が必要になりますが、しっかりとした方法でアクセス数を増やしていけば、その後はそこまで手間をかけなくても、ある程度安定して収益をえることができます。

副業で取り組んだ仕事を本業の仕事に活かしたり、新しい興味の発見につなげることができるなど、副業には、お金を稼ぐ以外にも様々なメリットがありますので、興味がある場合は実際に一度やってみることをおすすめします。

まとめ

自分はなぜ転職したいと思っているのか、まずは不満の原因や理由について、しっかりと整理することが一番大切です。

そして、そういった不満を解決する方法は、転職だけではないことも知っておくようにしましょう。

転職することにはリスクもありますから、自分の感じている不満に応じて、最適な解決方法を選ぶことが大切です。

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