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20代の平均年収や手取りはいくら?給料の中央値も解説

20代の平均年収や手取りはいくら?20代年収300万円の生活について解説 20代の転職

20代の手取りの平均金額は?

国税庁が発表した令和4年分の「民間給与実態統計調査」によると、20代前半の平均給与は273万円、20代後半では389万円です。

しかしこれは所得税や住民税、社会保険料などを控除する前の金額です。

実際の手取りは、この金額のだいたい75~85%になります。

今回は20代の手取りの平均金額と、手取りに合わせた生活レベルをご紹介します。

この記事の結論

  • dodaのアンケート調査によると、正社員として働いている20代の場合、平均年収は「346万円」
  • 実際の手取りは、額面の約80%
  • 年収300万円なら、手取りは20万円くらい
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20代の平均年収は346万円

2017年のdodaのアンケート調査によると、20代正社員の平均年収は「346万円」。

あくまで正社員として働いている人の平均年収です。

あとで説明する平均年収と差があるのは、正規雇用で働いている人の方が年収が高いから、自動的に平均年収額が釣り上がるということですね。

大まかに、正社員で働いている人の平均年収は「300万円半ば」だと覚えておいてください。

「手取り25万円」は一般的に給与をもらっている部類か?手取り25万円の生活とは?

20代前半は248万円

正社員にこだわらない平均年収も調べてみましょう。

国税庁の、29年分民間給与実態統計調査によると、平成20代全体の平均年収で考えて、20代前半で248万円。

248万円は月収換算すると、月に20万円程度もらっていることになります。

ただこちらの数値は20代全体の給料を平均しているため、フリーターやアルバイトの方の収入も入っています。

正社員に限ればボーナスなどもあるため、もう少し給料が多くなることがわかりますね。

20代後半は344万円

20代後半では344万円が平均年収となっています。

20代前半と比較すると、約100万円収入が多くなっていることがわかりますね。

20代前半の場合、役職についている方が少ないため年収が少ない傾向にあります。

しかし20代後半にもなれば、役職につける方も増えてくるため年収が一気に上がりやすくなっています。

20代平均手取りは?

20代の平均手取りを知るためには、一度計算しなくてはいけません。

月受け取ることができる手取りは、額面から社会保険と税金を差し引いた額が実際の手取りです。

およそ額面の80%が実際の手取りだと言われます。

つまり年収300万円の20代手取りはだいたい「240万円」くらいだということです。

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具体的な20代平均手取りを計算

もう少し具体的に平均的な20代の手取りを調べていきましょう。

手取りを計算するために、条件を設定します。

  • 年収300万円
  • 独身
  • 扶養家族なし
  • 生命保険未加入

の条件で計算しましょう。

この場合、もしボーナスが年2回で1度の支給額が2ヶ月分だったとしたら、手取りは約15万円。

つまり、20代の平均手取りはだいたい「15万円」といったところでしょうか。

ちなみにボーナスなしの年収300万円手取りは約20万円。

月の手取りで生活が全然違ってきます。

年収に惑わされず、自分の手取りを正しく把握しておきましょう。

平均年収の男女差も大きい

男女で収入格差があるのは言うまでもありません。

男女でどれくらい年収に差があるのか、同じく国税庁の民間給与実態統計調査で調べてみましょう。

20代前半男性年収 20代前半女性年収
275万円 258万円
20代後半男性年収 20代後半女性年収
383万円 351万円

昔ほど収入格差は無くなったものの、まだまだ30万円程度の格差が生じています。

男女間の給与格差は、今後ますます狭まっていくものと思われます。

働いている業界でも年収に差が出る

給与格差は、働いている企業が属している業界でも差が出ます。

今現在儲かっている景気の良い企業で働いていれば、業界の金回りが良いので、社員の年収も高くなります。

20代の平均年収が高い順にトップ3を調べてみましょう。

1位:情報通信業

1位は情報通信業(IT業界)ですね。

IT業界は技術の進歩も目まぐるしいので、仕事も多く、大金が動いている業界です。

今後も成長していく業界だといわれているため、市場も大きくなり、給料も増えることが想定できますね。

また最近ではIT業界の成長に対して、プログラマーやエンジニアの数が足りていません。

その結果として、未経験者でもある程度給料をもらいつつ働ける企業が多いため、転職するならIT業界がおすすめですよ。

2位:金融・保険業

2位は金融業界や保険業界です。

お金を扱う仕事は、もらえる年収も高い傾向にあります。

また保険業界は営業職が稼ぎやすいです。

営業職であれば、自分の質力次第で大きく稼ぐことも狙えます。

実力次第では年収1000万円も狙えるため、非常に稼げる業界ですね。

3位:教育・学習支援業

少子化とはいえ、教育や学習支援業の景気は良いです。

不景気なので、子供の学習にお金をかけたいという親御さんが多くなっているのでしょうか。

最終学歴でも年収が違う

最終学歴が「高校卒」「高専・短大卒」「大学・大学院卒」かでも、年収に差が出てきます。

具体的に言うと、高校卒と大学卒では、100万円以上の差が出ます。

働く会社によっては、大学卒なら20代で年収が500万円を超えるなんて場合も多いです。

多くの20代は平均年収300万円代を脱することができない

20代のおよそ4割近くの人が、「年収300万円代」に落ち着いています。

年収300万円は、決して多くない数字です。

しかし普通にサラリーマンとして過ごしていると、多くの人がこの年収に落ち着いてしまうのです。

20代前半年収300万円以上の時点で上位50%

20代前半で、300万円以上の年収をもらっている時点で、20代前半で見た時上位50%を超えています。

多くの人は、年収300万円にすら届かない給与で、日々を過ごしていることになります。

先行きが深くていない日本の社会情勢。

少しでも年収を上げるための手立てをみつけたくなってしまうものですね。

年収300万円の手取りは16万円程度

年収300万円の人はどれくらいの手取りをもらっているのか…というと、だいたい16万円程度。

手取り16万円で過ごす生活はどのようなものか。

手取り16万円で一人暮らしを営む人の生活レベルを、別記事で説明しています。

20代社会人は給与を何に使っているのか?貯金もするべきなのか?

年収300万円の20代は危険

ここまで、「年収300万の20代は多い」300万もらっていれば20代でも上等、という論調で話していましたが、実際は違います。

年収300万で甘んじている20代は、今の状況に危機感を覚えて、少しでも早く年収を上げるために動き出すべきです。

300万で20代という貴重な時間を過ごしていると、その後の未来にも悪影響が出ます。

年収300万の20代がどのように危険なのか、その具体的な要因を調べていきましょう。

今後の給与伸び率も悪い

入社2年目で年収が300万円程度の会社では、その後の給与の伸び率もあまり期待できません。

福利厚生がしっかりしている大企業で働いているならともかく、ベンチャー企業で年収300万円では、今後の給与も絶望的です。

よほどの理由がない限り、働く場所を考え直すのをおすすめします。

年収300万の20代は転職にも不利

転職すると、つぎの職場での給与は前職の給与が基本になります。

ということは、年収300万円で働いている人が転職したとしても、転職後の給与はあまり期待できないということ。

今後のキャリアアップ、年収アップを考えると、20代のうちから少しでも多くの給与がもらえる企業で働くのが効率的だということがわかるでしょうか。

「やりがい」か?「年収」か?年収300万を分けるもの

よく「やりがい搾取」なんてことが言われますが、これはつまり「仕事のやりがいを餌に安い給与で働かせている」ということ。

やりがいを最優先に働くのは、まだまだ成長途上のベンチャー企業でやりがちですが、20代の働き方としてベストとは思えません。

よほど、「赤字の会社を安月給で立て直す」ゲームを楽しめる若者なら話は別ですが…。

20代なら転職のチャンスも多い!早めに転職して年収アップを狙ってください

20代なら、まだまだチャンスは多いです。

「どうすれば年収300万の生活から抜けられるのか」

を考えながら、次の仕事で「年収アップ」を狙ってください。

記事の最後でも言いますが、転職エージェントを使えば20代の転職なんて、難しくはないのです。

20代の平均年収だと生活レベルは低い?

「若者はお金がなくて当たり前」

なんてことが常識となっている世の中。

しかしそんなことを言われても、実際にその手取りで暮らしている人の立場で言わせてもらえば、もっと色々考えていることがあるはず。

働く20代の生活実態について聞いてみましょう。

生活に手一杯な状態

20代の、特に一人暮らしの人は、もらった給料で生活するのが手一杯ということでした。

給与から生活費を抜くと、5万円も残らない…なんて人も多いのではないでしょうか。

これでは、遊んで、服も買って、余ったお金は貯金して…なんてことはできません。

あまりにも自由度がなさすぎます。

遊べない

20代といえば、まだまだ遊びたい盛り。

社会人になって、人脈も広がり、触れる世界も広まって、色々やりたいこともあるでしょう。

しかし、お金がないと、あなたのその「遊びたい」という思いも果たされません。

貯金できない

貯金できないということは、「未来に対抗できない」ということです。

貯金は、予想できない未来への準備、未来の自分への投資などの側面があります。

貯金がないということは、未来に対して丸腰の状態で臨むということですよね。

結婚できない

結婚するためにはお金が必要です。

結婚式にお金がかかりますし、そもそも、女性側としても「貯金がない男性」とは結婚に踏み切れません。

結婚したあとの生活が不安ですからね。

今若者の晩婚化が進んでいるのは、若者の年収が低いことも大いに関係しているはずです。

一人暮らしが大変

実家ぐらいならまだしも、一人暮らしの20代男女は、かなり給料で悩むことになります。

そして、「いずれ一人暮らししたいけど…」なんて考えている20代も、自分の少ない給料で思い悩み、一人暮らしに踏み切ることができません。

「住宅補助」が出る企業に働けば、まだ若干生活はマシになりますが、住宅補助が出る企業なんて一握りですよね…。

20代で年収や手取りを増やす方法

「20代の年収が低い」ばかり言っていてはいけません。

もっと具体的に、「どうすれば20代でも年収を増やすことができるのか」を考えていくほうが、未来に対して有意義です。

投資する

株式投資、外貨投資、仮想通貨など、投資を行えば、収入を増やすことにつながるかもしれません。

お金は外で働かせろ、なんて言葉もあります。

無理して貯金するくらいなら、そのお金を投資に回したほうが良いかもしれません。

副業

働く会社が副業禁止でないなら、副業としてメインの収入以外の収入を得ることを考えるべきでしょう。

最近ではスキマ時間にできる副業も増えているため、ガッツリ時間を使わなくとも稼げる可能性があります!

もちろん副業をするとなると、時給制ではなく完全出来高制になってしまいます。

自分のやった分だけ戻ってくるわけではないので、無駄な時間を過ごしてしまう可能性も…。

それでも年収をあげられるチャンスなので、ぜひ副業に挑戦してみてくださいね。

転職する

一番手っ取り早いのが「転職」です。

20代前半であれば第二新卒として転職活動を進められるので、非常に転職がしやすいです。

あまりにも高望みしない限り、「年収アップ」を狙った転職は成功するはず。

しかしいきなり年収をあげられることはないので注意が必要です。

現在勤めている勤務先で年収をあげられそうにないと思っているのであれば、転職して将来性のある企業に移りましょう。

少しでも年収をあげたいのであれば転職エージェントのキャリアコンサルタントに、「年収アップの転職をしたい」ことを伝えてください。

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年収300万円を脱するためにおすすめの転職エージェント

年収300万円で働くのに限界を感じている20代も多いでしょう。

そんな20代におすすめしたいのはやはり、「転職エージェント」です。

転職エージェントには、登録者全員にキャリアコンサルタントが担当するので、キャリアコンサルタントに「年収をアップしたい」という要望を出すことで、適切な転職活動をサポートしてくれるはず。

どの転職エージェントが、20代の年収アップのために最適なのか?

少し調べてみましょう。

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【まとめ】20代の平均年収以下しかもらえていない場合は転職を検討しよう

20代の給料事情について説明しました。

20代男女は、給料が少ないのが悩みのタネ。

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