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薬剤師が企業へ転職する際心得たい注意点とおすすめ転職エージェント

薬剤師が企業へ転職する注意点 薬剤師の転職

「薬剤師として転職したいけれど、新しいことにも挑戦したい」
「企業薬剤師への転職が気になる」

近年、薬剤師の活動フィールドは広がってきています。

薬剤師の転職を考える上で、企業薬剤師への職を新たな開拓地として希望している方もいるのではないでしょうか 。

一方で、企業薬剤師という職は馴染みが薄いため、次のような不安の声もききます。

  • 企業で働く薬剤師の知り合いがいないため孤独な転職活動に不安
  • 情報が無いからどのような事に注意して転職活動をすれば良いのか分からない
  • 企業への転職に有利な転職サイトが分からない

そんな不安を晴らすべく、この記事では、企業薬剤師への転職時に注意することをまとめました。

そして、企業への転職に有利な転職エージェントを厳選して2社紹介します。

薬剤師の転職で押さえておくべきポイントは?おすすめ転職サイトや対策を全網羅!

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  1. 企業薬剤師にはどんな仕事があるの?転職しやすい職はどれ?
    1. 薬剤師の資格が必要な職
      1. 【薬を扱う会社の管理薬剤師】
      2. 【CRO】
    2. 薬の知識が必要な職
      1. 【製薬会社の研究職】
      2. 【MR】
    3. 転職しやすい職はCRO
  2. 企業薬剤師って病院や薬局と何が違うの?それはキャリアの形成方法です
    1. 医療機関のキャリアの考え方
    2. 企業のキャリアの考え方
    3. 医療機関の薬剤師は成果を出し辛い?
  3. どんな人が企業薬剤師に向いている?自分は企業向けの薬剤師かどうかチェックしましょう!
    1. 組織内で上を目指したい方
    2. マンネリ化したくない方
    3. 休日を確実に休みにしたい方
    4. 薬価改定、調剤報酬改定など、国の方針に振り回されたくない方
  4. え、通用しないの!?今まで勤めてきた医療機関は特殊な環境と思うべし
  5. 英語が苦手な人は早急に勉強を始めて!製薬企業は世界が舞台
  6. 理解しておこう、薬剤師の接客と企業薬剤師の営業の違い
    1. 接客と営業は何が違うのでしょう
    2. 自分に合うのはどちら?
  7. 実務は対面業務、でも企業薬剤師は対画面業務!?
  8. 面接で落とされて転職が進まない!面接対策は必須
    1. 今までの面接は薬剤師だから受かりやすかった
    2. 企業の面接は落とすためにある
    3. 企業が欲しい人材を考えて面談に臨もう
  9. 求人数が少なくてもめげないで。大切なのは転職を成功させること
  10. 早めの転職サイトへの登録が吉。企業薬剤師の求人は非公開求人が多い
  11. 調剤業務以外を経験したい人向け、こんなキャリアの道もあるよ!
  12. 医療業界はこれかどうなる?先を見据えて企業に転職するのも一つの手です
    1. 本当に困るのはその後です
  13. 転職サイトに登録したい。どこに注意したら良い?
    1. 求人数
    2. 相談方法
    3. サポート体制
  14. 数ある転職サイトから厳選!おすすめ転職エージェント2選
    1. 初めての企業転職に最適!マイナビ薬剤師
      1. 【求人数】多い
      2. 【相談方法】対面
      3. 【サポート体制】大手ならではの安心感
    2. 製薬会社に特化した転職エージェント、アンサーズ
      1. 【求人数】少ない
      2. 【相談方法】電話または対面
      3. 【サポート体制】企業の選考対策ノウハウが豊富
  15. 薬剤師の企業への転職を成功させましょう

企業薬剤師にはどんな仕事があるの?転職しやすい職はどれ?

企業薬剤師と一言で言っても、業務内容は様々。

ここでは「薬剤師の資格が必要な職」と、「薬学的知識が必要な職」に分けて、薬剤師が企業で活躍できる仕事を4つご紹介します。

薬剤師の資格が必要な職

薬を扱う会社の管理薬剤師とCROについて説明します。

【薬を扱う会社の管理薬剤師】

医薬品の卸に麻薬を初めて注文したら、卸の薬剤師から「譲受証をFAXしてください」とTELされた、そんな経験はないですか。

普段は表に出ない裏方の業務ですが、医薬品卸会社の管理薬剤師は医療機関にとって身近な企業薬剤師でもあります。

管理することが管理薬剤師の仕事ですが、調剤薬局などの管理薬剤師とは違い、薬を管理するにあたって必要な業務を一任されるため、その仕事内容は多岐にわたります。

医薬品卸会社の企業薬剤師では、在庫管理は勿論、申請の届け出や、DI業務(薬についての問い合わせ対応)もおこないます。

薬についての幅広い知識や法律の理解、人とのコミュニケーション能力が必要になります。

【CRO】

医療の発展を間近で感じることができる事が人気な治験会社での仕事です。

治験のモニタリング、手続きや報告、データの解析などをおこないます。

医療機関で働いた経験と薬学的知識を活かして、この業界に転職を希望する薬剤師も多いです。

薬の知識が必要な職

製薬会社の研究職と、MRについて説明します。

【製薬会社の研究職】

転職先として人気なのがこの研究職です。

大手製薬会社は福利厚生が充実していて魅力です。

土日祝の休みも担保され、働きやすさが人気の理由です。

日々業務で薬を扱っているため、薬が効かずに苦しんでいる患者さんを間近に見て創薬したいと思う薬剤師も目指す転職先が研究職となるでしょう。

【MR】

自社の医薬品が売れるよう営業を行うのがMRです。

医療機関の薬剤師業務とは働き方が違うため、今までおこなってきた調剤業務から心機一転することができます。

また、募集人数も他の職種と比べて多いです。

ただ、薬剤師の免許は必要ない上、営業職でストレスや残業が多く、転職に関してはあまり人気ではありません。

薬についての広い知識を持った人よりも、自社の薬を売れるような営業スキルがある人を採用するので、医療機関での職歴は転職に関係ないこともあります。

転職しやすい職はCRO

CROは薬剤師の知識を強みとして自分を企業へアピールすることができる為、医療機関からの薬剤師の転職には最適です。

医薬品卸の転職は欠員補充になることが多く、求人をなかなか見つけられないでしょう。

求人があればラッキーという気持ちで探してみましょう。

また研究職は成果をあげられる優秀な人材を欲しているため、転職希望者の過去の実績を重視します。

もし今薬局や病院に勤めているならば、大学で研究成果をあげた新卒学生や、他企業で活躍していた研究職の転職希望者と同じ土俵に上がらなければなりません。

医療機関に勤めながら行う学会での論文は臨床分野を扱うことが多く、基礎研究が主な創薬事業の研究職では論文発表の経験は重要視されないことがあります。

企業薬剤師って病院や薬局と何が違うの?それはキャリアの形成方法です

大学から薬剤師の道を目指すため、大学で出会った薬剤師の知人は多いですよね。

しかし企業に勤めている薬剤師の知り合いがいないため、企業薬剤師の情報がない、そういった人も多いのではないでしょうか。

知人はいないけれど、医療機関と企業の一番の違いは業務内容なんじゃないの?

そう思っている方もいらっしゃると思います。

確かに業務内容は先に述べたように違いますが、キャリア形成において医療機関と企業では根本的な違いがあるから、企業への転職が難しいとされている一因となってもいるのです。

医療機関のキャリアの考え方

個人薬局であれば本社統括管理部署がないため、店舗で調剤や投薬を行うことしかできないといった、いわゆる一般薬剤師止まりでキャリアの道がない方もいるでしょう。

医療機関において、キャリアとはどれだけ沢山の処方箋に触れてきたかを重視します。

難しい処方が来る大きな病院で調剤したり、多くの薬局を転職したりすることで様々な科の服薬指導を経験し、薬学的知識や経験を積んだ薬剤師がキャリアが豊富とみなされます。

企業のキャリアの考え方

これに対し、企業は上下の組織体制がしっかりしています。

昇級試験があったり、売り上げで個人の職能を評価したりすることによってキャリアを形成できます。

つまり、会社内で成果を出せば年収も上がるのです。

知識や経験が少ない後輩でも先輩をキャリアで追い抜けるのはこのためです。

医療機関の薬剤師は成果を出し辛い?

日本薬剤師会の「薬剤師倫理規定」第4条にあるように、薬剤師は生涯にわたり自己研鑽を行うように求められています。

勉強をしても会社で評価されにくいのは、薬の知識や技能を勉強することは当たり前だと捉えられているからです。

薬剤師としてのキャリアは経験や知識で積めますが、医療機関でのキャリア形成を同じように考えていては、転職してから「こんなはずではなかった」と後悔しかねません。

企業に転職する際には、今までとは違うキャリアのあり方を理解し、キャリア形成への考え方を改めておくべきでしょう。

どんな人が企業薬剤師に向いている?自分は企業向けの薬剤師かどうかチェックしましょう!

薬剤師免許がなくても良い一般企業の面接では、なぜ薬剤師免許を持っているのに転職したいのか理由を聞かれます。

自分が調剤業務をするより、企業で働いた方が会社にメリットがあることをしっかりと伝えるには、まず自分が企業への転職に向いているか考えなければなりません。

企業薬剤師に向いている人がどんな人か、まとめてみました。

組織内で上を目指したい方

医療機関やドラッグストアでは、人を管理する立ち位置である管理薬剤師や店長に上がることがキャリアを積むポピュラーな方法です。

しかし、大抵はそれ以上キャリアが上がることはなく、給料も頭打ちです。

何故でしょうか。

医療機関において薬剤師は、経験がなくても保険点数をとれれば、どの薬剤師が投薬業務を行っても売り上げは同じです。

薬剤師免許を持っていれば、勤務年数に関わらず業務内容として同じ職能を求められる薬局や病院の年収が頭打ちになるのはこのためです。

一方、企業では様々な業務を任され、経験を積めばできる事も増えます。

上昇志向の強い方は企業に転職した方が年収アップできるかもしれません。

マンネリ化したくない方

大学病院の調剤部では日々最先端の治療法に触れることができ、忙しく業務を行っている人もいるでしょう。

しかし結婚や子育てで夜勤と残業のない医療機関を選んで働いていると、「今日も変わりありませんね」と定期薬の処方しかない職場や、「今年もまたインフルエンザの季節が来た」と毎年の繰り返しに退屈になる職場もあります。

そういった目の前の仕事を淡々と行うことが苦手な人は企業の営業職に向いています。

日々アップデートされるノルマをこなすだけでも、刺激があって楽しく感じることでしょう。

休日を確実に休みにしたい方

薬局や病院は土曜日も開局しているところがほとんどです。

かかりつけ薬局を目指すならば、携帯当番などといった24時間体制を整えている薬局もありますよね。

シフト制でまわしている職場が自分の生活スタイルに合っていないならば、土日祝がきっちり休みになる企業を選ぶとよいでしょう。

薬価改定、調剤報酬改定など、国の方針に振り回されたくない方

近年、調剤報酬は薬剤師の職能を対物から対人へと転換させるよう調剤報酬の点数で重視されるようになってきています。

薬局の経営を考えていくうえで、国の方針は重要な意味を持ち、それに順応していかなければ経営が成り立たなくなり廃業へと追い込まれてしまいます。

国の方針により、薬局も変わっていかざるを得ないです。

「かかりつけ薬剤師を増やすにはどうしたら良いか」などと国の方針に四苦八苦している管理職になりたくない方は、需要と供給で会社の価値が見定められる企業に就職する方が向いています。

え、通用しないの!?今まで勤めてきた医療機関は特殊な環境と思うべし

病院や薬局において、薬剤師は「先生」と呼ばれ、投薬をすれば直接「ありがとう」という声を聞くことができます。

また薬剤師同士ではあまり上下関係がないため、和気あいあいと過ごしている方もいるでしょう。

「処方箋が来たら調剤をする」といった受け身の対応でも、病院や薬局において薬剤師の職能は果たせます。

しかし企業では「実験で有意差を出す」「売り上げ目標を超える」などといった「結果」によって成果報酬が変わります。

自分から動いていかないと、仕事が出来ないのです。

医療現場での仕事への向き合い方と、企業での仕事への構え方は違うと心得ておいた方が良いでしょう。

英語が苦手な人は早急に勉強を始めて!製薬企業は世界が舞台

薬剤師免許は国家資格ですから、薬剤師として登録されると全国どこでも資格が通用します。

それは、裏を返せば日本の国の中でしか通用しないということですね。

しかし薬は世界中で日々研究され発展しているのです。

製薬企業が生き残っていくためには、世界で使われる薬の創薬や、世界に通用する論文の発表が大きな支えとなります。

そのため社員の英語力は必須となります。

転職の際に履歴書に書けるように、TOEICスキルなど、客観的に分かる資格を持つと良いでしょう。

TOEICを履歴書に書く場合の点数は700点以上が目安です。

理解しておこう、薬剤師の接客と企業薬剤師の営業の違い

病院や薬局の薬剤師と企業薬剤師の業務内容で根本的に違うことは、ズバリ「接客や販売」と「営業」の違いです。

接客と営業、それぞれに求められているスキルは違います。

基本的な事ですが、そこを理解していないまま転職活動や面接に進むとなかなか採用されません。

接客と営業は何が違うのでしょう

例えば営業が得意なことをアピールしようとして、「売り上げUPに繋がるOTC商品の配置のノウハウを学んでいたため、相手が何を求めているのかを読み取ることができ、売り上げを上げる自信があります。」と言うのは、実は接客のアピールになっていて、営業とは視点が異なってしまっています。

接客は相手がこうして欲しい、ああだったらいいな、などといったニーズを掴む仕事で、営業は決められた商品を売るために相手と話をする仕事です。

顧客の求めることを引き出すのか、自分から顧客に求めてもらうようにするのかの違いですね。

つまり営業への転職時の面接ならば、それまで商品に対して興味関心の無かった相手への提案力があることをアピールすべきです。

自分に合うのはどちら?

「ドラッグストアでOTC商品を売る」「先生に処方をしてもらえるように自社製品を売り込む」この二つは人に物を売る点では同じかもしれませんが、接客が大好きな人が営業に向いているとは限らないため、転職活動をする際には、自分がしたいのは接客か営業か、今一度考えてみましょう。

実務は対面業務、でも企業薬剤師は対画面業務!?

病院では個人情報保護のため調べものは全て本で行ったり、発注は電話やFAXで行うなどといった、紙ベースで仕事をしている人もいるでしょう。

しかし企業ではほとんどの場合、パソコンを使って仕事を進めます。

また薬局業務では、店舗に1台あるPCでのメールの確認を1日1回すれば良いですが、これから行きたいと思っている転職先は、1人1つのアドレスをもらい、メールの頻度も桁違いに多くなる企業薬剤師です。

人差し指と中指だけで薬歴を書いているタイピングでも間に合っていた業務も、転職後、PCスキルに難ありで仕事が追いつかないこともあるでしょう。

面接で聞かれることもあるため、ワードやエクセルを扱えるようになっておきましょう。

面接で落とされて転職が進まない!面接対策は必須

転職に面接は避けて通れません。

企業への転職を考えるにあたって、一番注意してほしいことが面接対策です。

今までの面接は薬剤師だから受かりやすかった

新卒の時に面接はありましたか?

薬局などの面接は、形だけ時間を取って雑談で終わった、なんて話もよく聞きますよね。

大きな病院の就職試験となると、論文や筆記テスト、集団面談など特殊な勉強と対策が必要な就活でした。

薬剤師は一定のコミュニケーション能力があるとみなされ、知識重視で試験を行う病院も多いのです。

そのため面接はないがしろにされることも多く、受け答えができていれば採用している会社も多く見受けられます。

企業の面接は落とすためにある

企業は医療機関のような人手不足の問題を抱えているわけではなく、また「薬剤師だから人並みの対話力がある」といった理由で採用する訳でもありません。

医療機関の面接は最低ラインを越えたら合格ですが、企業の面接は最低ラインを下回ったら落とします。

つまり、企業は落とすための理由を面接で探しているのです。

優秀な人材を確実に採用したいため、医療機関への転職時の面接よりも、企業の面接の方が段違いに難しいです。

医療を提供するために資格を重視している医療機関とは違い、利益を追求する企業は、売上への貢献を考えて人を重視して採用します。

そのため世間話で終わった面談とは違い、企業面接相応の覚悟と念入りな対策が必須です。

企業が欲しい人材を考えて面談に臨もう

企業から見た自分の価値は何か考えてみることが大切です。

企業は薬剤師の資格自体に価値を置く医療機関ではないのです。

求人数が少なくてもめげないで。大切なのは転職を成功させること

2年ごとに行う厚労省の統計調査では、全登録薬剤師の中で企業に勤めている薬剤師の割合は2018年で13%です。

売り手市場の薬局とは違い、企業での就職は、資格を必要とする企業が少ない上、一つの企業に必要な薬剤師数も少ないです。

実際に働いている薬剤師の数が少ないので、求人数も必然的に少なくなってしまいます。

そのため、たくさんの求人からゆっくり選ぶというよりも、自分の譲れない条件に優先順位を付け、応募することになります。

しかし、ゴールは自分に合った企業への転職を成功させることです。

長期戦になることもありますが、納得のいく企業選びをおこないましょう。

早めの転職サイトへの登録が吉。企業薬剤師の求人は非公開求人が多い

求人情報は、他者企業にとってはライバルの経営状況をみるための情報となります。

そのため非公開にする求人も多く、自分で条件の良い求人を探すことはなかなか難しいです。

薬局へ転職でしたら近くの店舗を覗いてみる、なんてこともできますが、企業薬剤師の転職は情報戦です。

非公開求人は条件の良い求人も載っています。

早めに転職サイトに登録し、優秀な転職エージェントから、質の良い情報を手に入れ、自分に最適な求人を見つけることが転職成功への近道です。

調剤業務以外を経験したい人向け、こんなキャリアの道もあるよ!

薬局に勤めると、店舗で薬剤師として働くだけだと思っていませんか。

店舗を複数持つ大きな薬局や、ドラッグストア併設の企業は調剤部や店舗管理部などといった本社部署が存在します。

「自分は薬学部を卒業して薬剤師になったのだから調剤をするべきだ」と医療機関に就職したけれど、自分には薬剤師は向いていないと感じてきた人もいると思います。

調剤をしなくて良い仕事がしたいから企業を選ぶといった、消去法で転職すると、なかなか転職先が決まらず辛い思いをするだけかもしれません。

企業薬剤師を目指す動機が、調剤だけの業務から離れたいのならば、薬局の求人に応募して、面接時に「本社でDI業務をおこないたい」、「教育係になりたい」などの希望を伝えましょう。

医療業界はこれかどうなる?先を見据えて企業に転職するのも一つの手です

2025年問題を御存知ですか。

2025年問題とは、団塊の世代が後期高齢者になり、今までの医療体制をどう変えて対処していくかが問題となることです。

病院のベッド数が足りない、そのため国は在宅治療を推進しています。

薬剤師として働く環境が、薬局内から患者居宅や施設などへ移り、外に出向く環境に変化しているのです。

人は足りない、薬剤師の仕事は増えるような環境になるでしょう。

本当に困るのはその後です

2025年を過ぎたらどうなるでしょうか。

日本の人口は減り、処方箋枚数も減ることでしょう。

また、人手不足を解消するために機械を導入して人件費を減らしたり、グレーだった調剤業務の一部を非薬剤師ができるようになり、薬局内での薬剤師の人数を減らしても経営できるようになっています。

長い目で見ると薬剤師の免許が必要な業務そのものが縮小していく可能性があります。

そのとき、自分は薬剤師としてどう生き残っていくか考えなければなりません。

そのなかの選択肢の一つとして、企業への道もあることを忘れないでほしいです。

転職サイトに登録したい。どこに注意したら良い?

企業への転職を成功させるためには転職サイトへの登録が欠かせません。

企業の転職に強い転職エージェントを探すポイントは3つあります。

求人数

企業薬剤師の求人数は少ないです。

小さな規模の転職エージェントは、登録したけれど求人が選べないなんてことも。

好条件で探すならば、非公開求人を豊富に持っているかもポイントになります。

相談方法

電話相談、メール相談、対面面談など相談方法が転職エージェントごとに違います。

企業薬剤師の求人はすぐに空きが埋まってしまうため、レスポンスの早さも重要です。

サポート体制

面接機会の無かった薬剤師のために、面接練習をしてくれる転職エージェントがあります。

日々の業務で忙しくて面接対策に時間を取れない方は、企業薬剤師の面接ノウハウがしっかり学べる転職エージェントを選ぶと良いでしょう。

数ある転職サイトから厳選!おすすめ転職エージェント2選

おすすめ転職エージェントを紹介します。

初めての企業転職に最適!マイナビ薬剤師

就職支援を行うマイナビの中の、薬剤師に特化した転職エージェントです。

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他業界の企業も取り扱っているため、企業とのパイプをしっかりと持っています。

マイナビ薬剤師の評判の真相は?口コミから分析するメリットデメリットを徹底解説
マイナビ薬剤師の評判は悪い? 「マイナビ」といえば、転職・就活サイトの運営で有名な一大企業として知られています。 そのマイナビが運営する薬剤師向け転職支援サイトが、「マイナビ薬剤師」です。 ...

【求人数】多い

求人数は圧倒的に他の転職エージェントより多いです。

少しでも多くの求人があることは転職に有利にはたらくでしょう。

【相談方法】対面

その他分からないことがあれば、営業時間外でも、土日でも電話相談を受け付けてくれます。

【サポート体制】大手ならではの安心感

1973年創業の老舗エージェントならではのノウハウを持ち、5年連続ご利用者満足度ナンバーワンの実績があることは心強いです。

製薬会社に特化した転職エージェント、アンサーズ

東証一部上場、1980年創業のクイックが運営する転職エージェントです。

製薬会社の求人を専門に扱うため、他のエージェントより目標を絞ることができ、転職を効率的におこなえます。

【求人数】少ない

求人数だけをみてしまうと、大手転職エージェントに比べると見劣りすると感じるかもしれません。

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企業薬剤師へ転職したい方は是非とも登録してもらいたい転職エージェントです。

【相談方法】電話または対面

具体的な職場の紹介だけでなく、自分に合った企業の求人があるかだけでも相談を受け付けてもらえます。

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企業薬剤師での転職の一番の難関である面接に受かるためには、綿密な対策が必要です。

アンサーズは企業ごとの傾向や、どのような人が好まれるかしっかり把握しています。

そして履歴書作成、面接対策において丁寧に指導してくれるため、納得のいく準備ができるでしょう。

薬剤師の企業への転職を成功させましょう

企業に転職する際に注意することを知ると、それに対して対策も取れるようになります。

自分のキャリアと将来を見据えて、希望に合った企業への転職を成功させましょう。

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