「薬剤師として働くならどこの派遣会社がオススメ?」
「職場環境の整ったところで仕事がしたい」
このように、薬剤師として働けるオススメの派遣会社について気になっていませんか?
派遣薬剤師を希望するなら、薬剤師の求人に特化した派遣会社がオススメです。
総合系の派遣会社でも薬剤師の求人を扱っているところは多数ありますが、特化型の派遣会社はスタッフが専門知識を有していることがほとんどです。
そのため、薬剤師派遣をするにあたって不安なことを質問したときに、特化型の派遣会社の方が的確でスピーディーな回答を得られ、充実したサービスを受けられるでしょう。
そこで今回は、当サイトがオススメする薬剤師に特化した派遣会社を、ランキング形式で10社紹介していきます。
第1位|薬キャリ
薬キャリは利便性の高いサービス内容に定評があり、子育て中のママ薬剤師に向いている派遣会社です。
薬キャリのメリットは担当者のレスポンスが特に早いという点です。
登録後にエージェントから電話がかかってき、簡単なヒアリングを済ませた後、すぐに求人を紹介してもらえます。
「すぐにでも働きたい」と考えている薬剤師希望の人にはオススメの派遣会社の一つです。
さらに、他の薬剤師派遣会社と比べても求人数が多く、ママ薬剤師向けのサービスが充実しているというメリットもあります。
ただし、薬キャリは派遣社員の教育制度を特に設けておらず、エージェントとの連絡はすべて電話かメールという点が大きなデメリットです。
派遣会社の利用が初めての方や、薬剤師の経験が浅い人は利用しにくいでしょう。
そのため、薬キャリはすでに薬剤師としての経験があり、過去に派遣会社も何度か利用したことがある方にオススメの派遣会社です。

第2位|ファルメイト
ファルメイトは薬剤師や医療関連の求人を扱っており、薬剤師の派遣業については10年以上の実績がある派遣会社です。
そんなファルメイトのメリットは何といっても、幅広い雇用形態に対応した求人を多数扱っていることです。
単発の派遣求人の数が特に多く、短期的にバイトがしたい人をはじめ、正社員を前提として紹介予定派遣を受けたい人、長期的に派遣社員として働きたい人など自分に適した働き方を選べます。
さらに、担当するエージェントが非常に優秀で、自分の希望する働き方に最適な求人を紹介してもらえるだけでなく、そのときの求人の動向についてもくわしく聞くことができます。
ただし、ドラッグストアや病院の求人数、求人を募集する企業の数が少なく、単発派遣求人が多いだけに薬剤師としてのキャリアアップは期待できません。
そのため、ファルメイトは先で説明した薬キャリなど、他の派遣会社と併用することをオススメします。

第3位|ファルマスタッフ
ファルマスタッフは転職サイトでありながら、派遣求人の数も非常に多く、派遣業務にも力を入れている転職サイトです。
ファルマスタッフは公開求人の数が業界トップクラスということが大きなメリットです。
多い時期には70,000件以上の求人を掲載しており、調剤薬局やドラッグストアをはじめとした企業との強い繋がりを持っています。
さらに、ファルマスタッフのエージェントは交渉力が高いことに定評があり、実際に担当エリアの企業に訪問して、ファルマスタッフと企業との関係性を深めています。
現場との繋がりが強いために、強い発言力を持って交渉することがファルマスタッフのエージェントの特徴です。
一方で、エージェントの質にはばらつきがあることがデメリットで、対応の早さやサポート体制が人それぞれ違うので、エージェントによっては十分なサービスを受けられないことがあります。
そのため、派遣薬剤師として働くならファルマスタッフの登録は非常にオススメですが、他サイトと併用することが望ましいでしょう。

第4位|ヤクジョブ
ヤクジョブはクラシス株式会社が運営する転職サイトです。
クラシス株式会社は医療や福祉分野の人材紹介を行なっている会社で、薬剤師をはじめとした医療関係の企業に広いコネクションがあります。
他社大手よりも薬剤師の求人が多いことが特徴で、求人数だけなら常に70,000件は確保しており、多ければ90,000件を超えることもあります。
さらに、キャリアコンサルタントが薬剤師経験者なので、登録者の意見を聞いて薬剤師視点で理解・判断してくれます。
希望している条件が漠然としている人でも、一度コンサルタントに相談してみれば、充実したサポートを受けられるでしょう。
ただし、コンサルタントの提案力が突出して優れているわけではないので、無難な回答ばかりで、真をついた的確な提案を得られないという点がデメリットでもあります。
とはいえ、ヤクジョブは派遣サイトでありながら多くの派遣求人を扱っていることから、正社員としてだけでなく、自分のライフスタイルに合わせた多様な働き方ができるオススメの派遣会社です。

第5位|ファーマプレミアム
ファーマプレミアムは東京・埼玉・千葉・神奈川・名古屋のみに対応した転職会社です。
転職会社として正社員の求人も扱っておりますが、派遣求人の数が圧倒的に多いので、派遣会社としても利用することができます。
ファーマプレミアムは、副業として働く「スポット派遣」というサービスを提供していることがメリットで最大の特徴でもあります。
スポット派遣とはつまり単発求人のことで、どちらかといえば長期的よりも、短期的に働いて副収入が得たいという人に適しています。
時給3,000円以上の高時給の案件を多数掲載しており、派遣の掛け持ちを考えているならファーマプレミアムがオススメです。
ただし、対応エリアは一都四県に限られるのがデメリットです。
第6位|ゴリ薬
ゴリ薬は薬剤師・看護師に特化した派遣会社で、東京・大阪・福岡に支店を持ち、全国的にサービスを展開しています。
ゴリ薬のメリットは大手調剤薬局の求人に強いという点で、地方に在住の方でもゴリ薬を利用して派遣先企業とマッチングすることができます。
さらに、派遣社員や正社員をはじめ、パート、契約社員、紹介予定派遣にも対応しています。
そのため、派遣だけでなく、ライフスタイルに合わせて自分の好きな働き方を選べるというのもメリットの一つです。
ただし、ゴリ薬はドラッグストアや企業からの求人数が少なく、どちらかといえば調剤薬局での派遣を希望していないのであれば、不向きの派遣会社といえます。
とはいえ、地方在住でも大手調剤薬局で働きたいという希望があれば、大手の求人数が多いゴリ薬がオススメです。

第7位|グッピー
グッピーは正社員や契約社員、派遣社員の求人を扱う医療系の転職サイトです。
薬剤師の派遣求人数は少ないものの、20年近い実績を持っているため、薬剤師派遣をするにも信頼できるサイトです。
グッピーの特徴は会員登録後に受けられる適性診断にあります。
簡単な設問に答えるだけで自分の性格や傾向などの特性をチェックできます。
求人を探す前にこの適性診断を受けていれば、自分に本当に最適な仕事に出会うことができるでしょう。
また、グッピーのエージェントの対応は迅速で柔軟なので、急いで派遣をしたいという人にはすぐに仕事を始めやすいという点が大きなメリットです。
ただし、中には対応の悪いエージェントも存在し、担当者によってはレスポンスが遅いと感じるかもしれません。
そのため、自分の適性を知りたい人や、求人情報から職場の雰囲気を軽く把握したいという人には、一度登録してみることをオススメします。

第8位|薬剤師WORKER
薬剤師WORKERは正社員、パートの他に派遣求人も扱う転職サイトです。
常時20,000件超える豊富な求人数と、多数の非公開求人を抱えており、実際に就業を開始してからも手厚いアフターフォローを受けられるという特徴があります。
たとえば、実際に働き始めて事前に確認していた条件と相違があれば、キャリアコンサルタントに相談の上、実際に職場へ連絡して問題解決に尽力してくれます。
派遣で働く前から働き始めてからも手厚いサポートを受けられるので、安心して働けるということが大きなメリットです。
ただし、非公開求人はもちろんのこと20,000件を超える公開求人の詳細を知るには実際に登録する必要があり、登録するまでは求人の基本情報しかわからないことがデメリットです。
そのため、手厚いサポートの上働きたいという方は、薬剤師WORKERに一度登録してみることをオススメします。
第9位|ファーマリンク
ファーマリンクは神奈川県を中心として、関東の一都三県でサービスを行う薬剤師に特化した派遣会社です。
キャリアカウンセラーが現役の薬剤師であることが特徴で、薬剤師派遣として高いサポートを受けられます。
派遣が初めての人や薬剤師としての経験が少ない人でも、ファーマリンクなら安心して派遣の仕事を始められるでしょう。
さらに、派遣前に的確なキャリアカウンセリングを行なっており、働く条件はどういったものを希望しているかを聞いた上で、将来的なビジョンも一緒に考えてくれます。
キャリアアップのために何をすべきかを提案してもらえるので、ただ条件に合った求人を紹介してもらうだけでなく、将来的な不安もあるという人にはオススメの派遣会社です。
第10位|ブレイブ
ブレイブは医療系・福祉系の求人を中心に扱う派遣会社です。
給料の日払いに対応していることが特徴で、薬剤師の派遣を希望している人の中でもお金を急いで用意したいという人に適しています。
ブレイブは派遣求人の他にも、正社員や契約社員の転職求人を多く扱っており、派遣求人こそ少ないものの、薬剤師の求人が多数存在します。
また、派遣仕事の継続や友人紹介など、就業状況によってポイントが貯まる「B-POINT」という独自サービスを展開しています。
貯まったB-POINTはアクセサリーや化粧品、ホテルの割引クーポンなどに交換することができ、長期的にブレイブを利用する前提であれば大きな付加価値になるでしょう。
ただし、B-POINTは短期的なブレイブの利用では貯まりにくいので、B-POINTがブレイブを利用する判断基準にはなり得ないといえます。
そのため、ブレイブのB-POINTをうまく利用するなら、ブレイブと他の派遣会社と掛け持ちすることをオススメします。
派遣会社を選ぶときのポイントは?
派遣会社を選ぶ時のポイントは主に以下の3つです。
- 求人数・高時給の件数で選ぶ
- フォロー体制の充実度で選ぶ
- 相性の合う担当者との出会いが大切
ここからは、それぞれのポイントについて解説していきます。
ポイント1.求人数・高時給の件数で選ぶ
派遣会社を選ぶなら求人数や高時給の件数で選びましょう。
特に薬剤師は数ある職業の中でも時給が高い職業なので、少ない時給で働くのはあまりオススメできません。
業務内容やスキル次第では時給に大きな差が生まれることも少なく、時給3,000円以上、高ければ時給4,000円も狙える職業です。
また、求人数が多ければ時給はもちろん、その他の条件にもマッチした求人が見つかる可能性が高くなります。
求人数が少ない派遣会社は厳選された優良求人が多いことが特徴ですが、その分条件が絞りにくいという点が大きなデメリットです。
そのため、薬剤師として派遣会社を選ぶなら求人数や高時給の件数で選びましょう。
ポイント2.フォロー体制の充実度で選ぶ
派遣会社を選ぶときは、フォロー体制の充実度を確認することも大切なポイントです。
派遣会社によってサービス内容やフォロー体制の手厚さは異なります。
たとえば、子育てしながら働く場合は子育てに対する理解があるのか、また就業中の派遣先とのトラブルもしっかりと対応してくれるのかには違いがあります。
フォロー体制の手厚い派遣会社を利用すれば、比較的に労働環境が整ったところで働くことが可能です。
そのため、薬剤師派遣として気持ちよく働くならフォロー体制が充実している派遣会社を選びましょう。
ポイント3.相性の合う担当者との出会いが大切
派遣会社は担当になったエージェントとの相性によって選びましょう。
いくらサービスが充実した求人数の多い派遣会社を利用しても、担当者との相性が悪ければ、最適な求人を紹介してもらえませんし、余計なストレスがかかってしまいます。
逆にいえば、親身になって求人を探してくれるエージェントであれば、求人数が少なくても最適な求人を紹介してもらえます。
登録した派遣会社の担当者が頼りなければ担当者を変えてもらいましょう。
もし、担当者を変えてもらうことができなければ、無理せず他の派遣会社を利用することをオススメします。
担当者とは派遣が終了した後も長い付き合いになるので、相性は非常に大切です。
薬剤師が派遣で働くメリット・デメリット
薬剤師が正社員ではなく派遣社員で働くことにどのような価値があるのでしょうか?
以下が薬剤師派遣のメリット・デメリットです。
- メリット高い時給で働ける
- メリット派遣先でのトラブルを避けられる
- デメリット契約終了前は忙しい
- デメリットフォロー体制が弱いとストレスがかかる
ここからは、それぞれのメリット・デメリットについてくわしく解説していきます。
メリット1.高い時給で働ける
薬剤師の大きなメリットが高い時給で働けるということです。
派遣社員は職種に関わらず、ボーナスなどの賞与や手当が給付されない分、時給が高いという特徴があります。
薬剤師の場合はこれが顕著になっており、高ければ時給4,000円前後で働くことも可能です。
さらに、長期的に働いていれば単価アップの交渉を派遣会社がしてくれるので、わざわざ自分から給料アップを伝える必要がありません。
このように、薬剤師派遣は高い時給で働ける上に、長期的に働けば時給アップも望めるという点はメリットといえるでしょう。
メリット2.派遣先でのトラブルを避けられる
派遣社員は職場でのトラブルを避けられるというメリットがあります。
通常、正社員や契約社員など直接雇用の場合、実際に働いてみて「事前に契約内容とは異なる」と感じても、責任者と直接話し合わなければいけません。
交渉などがうまくない人であれば、契約内容の相違を指摘しても、最悪の場合言いくるめられることも考えられます。
その点、派遣社員は派遣会社のコンサルタントが間に入って問題解決に務めてくれます。
職場内のトラブルをいち早く沈静化させ、ときには派遣先を変えてくれるといった対応もしてもらえます。
このように、派遣先でトラブルを極力避けられるというのは、派遣社員の大きなメリットでしょう。
デメリット1.契約終了前は忙しい
契約終了前の派遣社員は基本的に忙しいです。
なぜなら、契約が終了するまでに、働きながら次の派遣先を見つける必要があるからです。
次の派遣先が見つからなければ、契約終了後に働き口がなくなってしまいます。
派遣契約は3ヶ月で更新されることがほとんどなので、基本的には3ヶ月毎に次の職場を探さなければいけません。
特に、現在の派遣先が激務であれば、派遣先を探すことにどうしても労力を注げないということもあります。
そのため、派遣社員は正社員と比べて定期的に忙しくなるというデメリットがあります。
デメリット2.フォロー体制が弱いとストレスがかかる
派遣会社のフォロー体制が弱いとストレスがかかることがあります。
たとえば、派遣先の職場で問題が起きたときに、派遣会社へ相談しても一向に対応してくれないという可能性があります。
つまり、充実した仕事ができるかどうかは、派遣会社のフォロー体制に依存してしまうのです。
このように、フォロー体制が整っていない派遣会社を利用すると、せっかく契約できても仕事そのものがうまくいかないというのは、大きなデメリットでしょう。
まとめ
薬剤師派遣をするなら、薬剤師に特化した派遣会社を利用しましょう。
中でも今回紹介した上位3社の「薬キャリ」「ファルメイト」「ファルマスタッフ」は、薬剤師派遣をするなら外せない派遣会社です。
求人数が多いのはもちろん豊富な実績から派遣先企業との関係性も強く、自分に最適な求人が見つかり、安心して働くことができるでしょう。
また、条件に合った求人との出会いや担当者との相性などによって、その他の派遣会社も利用することをオススメします。