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転職活動中に妊娠発覚したら活動休止がベスト!活動を続けたい場合の対処法も紹介

転職活動中に妊娠発覚したら活動休止がベスト!活動を続けたい場合の対処法も紹介 転職コラム

転職活動直後に妊娠が発覚してどうしたらいいのかわからずに困っていませんか?

特にすでに転職が決まっている人であれば、正直に伝えるべきか、それとも隠して入社後に伝えるべきか悩んでいる人も多いでしょう。

もし転職活動中に妊娠が発覚したら、転職活動をその時点で中止し、転職先が決まっているのなら正直に伝えるのがベストです。

企業は人材を採用するにあたって、将来的に事業計画を設計するので、入社直後にその人材が妊娠で働けないとなると、事業計画が狂ってしまいます。

場合によってはやむなく採用を取り消さなければいけません。

そこで今回は、転職活動中に妊娠が発覚した女性に向けて、適切な対処法をご紹介していきます。

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転職活動中に妊娠が発覚したら活動休止を考えよう

妊娠が発覚したら転職活動をそのまま続けるか、一度活動を休止するか考える必要があります。

基本的には妊娠が発覚した時点で、転職活動を休止することをオススメします。

なぜなら、企業側は人を雇う上で入社後の動きを計画しているからです。

たとえば「Aさんが入社したらこれくらいの人件費がかかって、こんな仕事をしてもらおう。そうしたら人件費の何%の売り上げが上がるから、、、」など、人ひとり雇うだけでも何ヶ月も未来のことを計画しています。

しかしながら、妊娠を隠して入社したり、遅くなって妊娠のことを告げると、計画が大きく狂ってしまうのです。

相手に迷惑をかけないためにも転職活動を一度休止して、すでに内定が決まっているのなら、妊娠していることを早急に伝えるのがベストです。

妊娠を隠しての入社はNG

妊娠を隠しての入社はNGです。

ある意味では会社を裏切る行為なので、会社と信頼関係を築く上で大きな支障をきたしてしまいます。

もちろん、内定が決まっているときに告白すると、妊娠が原因で内定を取り消されることもありますが、そのまま採用してくれる会社も少なくありません。

そのため、内定が決まっている状態で妊娠が発覚したら、そのことを正直に伝えましょう。

妊娠が発覚しても転職活動を続けたいときはどうすればいい?

「妊娠が発覚しても転職活動を続けたい!」という人も少なくないでしょう。

転職活動を続けたい人は、以下3つのポイント注意する必要があります。

  • 即戦力になれる職場を探す
  • 人手不足ですぐに働けるような仕事を探す
  • 産休や育休に対して理解の深い職場を探す

以下では、それぞれのポイントについて解説していきます。

即戦力になれる職場を探す

転職活動を続けたいなら、即戦力になれる職場を探すしましょう。

即戦力としてすぐに会社に貢献できる人材なら、会社側としては妊娠中でも歓迎できることだからです。

たとえば前職と同じ業種であったり、持っている資格を活かせる仕事、また未経験歓迎の求人であれば、即戦力として働ける仕事内容となります。

このように、妊娠中でも転職活動を続けたい人は、即戦力になれる求人を探しましょう。

人手不足ですぐに働ける仕事を探す

人手不足ですぐに働ける仕事も選択肢の一つとしましょう。

人手不足の会社なら、すぐにでも働ける人を募集しているので、妊娠中の場合でも採用してもらえる可能性が高いです。

東洋経済オンラインが独自に行った調査によれば、調査対象の全58業種のうち、人手不足の職業TOP5は以下の通りということが明らかになりました。

1位|建設躯体工事
2位|警備関係
3位|医師・福祉系
4位|建築・土木・測量技術者
5位|建設関係

参考:「人手不足な職業・人余りな職業」ランキング|東洋経済オンライン

とはいえ、これらの調査結果はあくまでも一般的な経済の流れにすぎず、会社ごとに人材の不足かどうかは異なります。

特にベンチャー企業などは業種問わず人手不足を抱えていることは少なくありません。

また、誰でも入社できるような会社はブラック企業の疑いもあります。

そのため、人手不足で入社しやすい企業を探す時は、業種と企業規模、そしてブラックかどうかを見極めるようにしましょう。

産休や育休に対して理解の深い職場を探す

産休や育休に対して理解の深い職場を探すことをオススメします。

育児に対して理解のある職場であれば、内定時に妊娠していることを伝えても、子育てが落ち着くまで入社を待ってくれる可能性が高いです。

最近では子育てに対する理解が深まりつつあり、福利厚生として産休や育休をしっかり設置しているところも増えています。

そのため、妊娠して転職活動を続けたいのであれば、企業の福利厚生をチェックしておきましょう。

非正規雇用で働くという選択肢もある

非正規雇用で働くというのも選択肢の一つです。

たとえばパートやアルバイト、派遣、契約社員などの非正規であれば、企業も雇いやすいですし、妊婦の体調に合わせて柔軟に対応してくれるところも少なくありません。

とはいえ、出産後にフルタイムで働くことを考えているのなら正社員がベストです。

そのため「どうしても正社員として働きたい」という人にとっては、選択肢としてはなしになります。

しかしながら、出産して子育てが安定するまでは非正規で働き、その後に改めて就職活動を再開することも可能です。

妊娠した状態で転職活動をするのであれば、このようにしっかりと計画しましょう。

すでに転職先が決まっているならまずは報告

すでに転職が決まっているのなら、まずはその転職先に妊娠の報告をしましょう。

妊娠を隠したまま働くのは相手に迷惑がかかります。

会社側にとって「採用した人材が実は妊婦でした」となると、やはり裏切られた気持ちになるので、採用してくれた会社を裏切る行為は絶対にやめましょう。

また、以下のような場合、妊娠を伝えてもそのまま採用してくれることもあります。

  • 貴重な資格がある
  • 優秀な人材
  • 即戦力だと感じられている
  • 人手不足

など

そのため、妊娠が発覚したらまずは転職予定先に報告し、今後のことを相談しましょう。

産休・育休の対応はどうなる?

さて、妊娠中の転職活動で気になるのが、企業の子持ちの親に対する産休・育休の対応です。

せっかくお腹を痛めて産んでも、多くの支援を受けられないなら、その子供を育てるのは難しくなります。

できれば妊娠のタイミング関係なしに、起業から育休、産休の制度を利用させてもらえるのがベストですが…。

産休・育休おさらい

そもそも産休は、「産前産後休業」の略で、出産前の産前休業と出産後の産後休業の2つの意味を持つ言葉。

産前休業は出産予定の6週間前などに申請して請求する制度。

産前休業は本人の申請が無い限り、本人の意志でぎりぎりまで働くことも可能です。

対して産後休業は、出産の翌日から8週間休業することを定められた制度です。

最大出産8週間後まで取ることができますが、本人の希望があれば産後6週間後からはたらくことができるようになります。

転職直後に産休・育休を受け取ることは可能?

産休制度を転職直後に取れるのか問題ですが、答えは「可能」です。

産休に取得条件はありませんから、たとえ転職直後であっても、取得を止めることはできないのです。

逆に、産休を取らせないほうが違法です。

育休も「1歳未満の子供を養育する労働者」という条件を満たしていれば、原則として転職直後でも取ることができる制度です。

しかし会社によっては、「雇用後の就労期間」などで条件が定められていることもあるので、あらかじめ調べておくことをおすすめします。

ベストの妊娠タイミングは転職前?転職後?

なかなかコントロールが難しい問題ではありますが、定期的に妊娠のタイミングはいつが最適なのか、という議論が持ち上がります。

転職前の妊娠について

転職前に妊娠する方も多いでしょうが、その場合注意するべきなのが、復職するまでの支援制度である「育児休業給付金」を受け取ることができないということです。

また、単純に小さい子供を育てながらの転職活動の負担は重いです。

転職活動を行なうなら、育児が落ち着いてから転職後3年前がおすすめです。

安定した職についてないと、子供を保育園にあずけるのも難しくなります。

転職後妊娠した場合

転職後のに妊娠なら、様々な問題に落ち着いて取り組むことができます。

しかし転職直後の妊娠なら、会社への「妊娠しました」という言葉を言いにくいのも確か。

育休の取得も雇用されてから1年以上の期間が条件としている企業も多いです。

転職後の職場の仕事も、人間関係も落ち着く転職後1年~2年くらいが、転職後妊娠のベストタイミングと言えるでしょう。

まとめ

転職活動中に妊娠が発覚したら、その時点で転職活動は中止し、すでに転職先が決まっているのであれば、その企業に正直に妊娠の報告をしましょう。

妊娠によって働けないとなると、採用を取り消される可能性はありますが、妊娠を隠して入社するリスクは非常に大きいのでオススメできません。

一方で、まだ転職先が決まっていない人で、転職活動を続けたいという人は育休や産休などに理解のある企業を探しましょう。

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