転職活動中にアルバイトをするのはあり?なし?メリット・デメリットを紹介

転職コラム

「アルバイトをしても転職活動はできる?」
「転職活動中にアルバイトをするメリットやデメリットが知りたい」

このように、アルバイトをしながら転職活動ができるのか気になっていませんか?

中には、すでに会社を辞めて転職活動をしているものの、失業給付金の受給期限が迫っていてアルバイトを考えているという人も少なくないでしょう。

結論からいえば、転職活動中の生活のつなぎとしてアルバイトするのはありです。

しかしながら、何も考えずに適当なアルバイト先を選んだり、目的を持たずになあなあでアルバイトするのは危険です。

場合によっては、「アルバイトをして転職活動をしていたけど、気づいたら2〜3年経っていた」なんてことも起こりうるからです。

そこで今回は、転職活動中にアルバイトを考えている人に向けて、そのメリット・デメリット、そしてアルバイトの選び方を紹介していきます。

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転職活動中につなぎとしてアルバイトするのはあり?なし?

転職活動中につなぎでアルバイトするのは選択肢としてありです。

実際、転職先が見つからないまま会社を辞めてしまって、アルバイトをしながら転職活動をしているという人は少なくないでしょう。

つなぎでアルバイトをするメリットは、最低水準の生活を営むことができる上に、アルバイトの経歴が転職に役立つ可能性があるという点です。

たとえば事務系のアルバイトをしていれば、事務系の転職に有利になるでしょう。

しかしながら、その一方で時間がなくなるなどのデメリットもあります。

そのため、アルバイトをやりながら転職活動をしようと考えている場合は、そのメリット・デメリットを理解してから始めましょう。

転職活動中にアルバイトをするメリット

転職活動中にアルバイトをするメリットには、主に以下の3つが考えられます。

  • 収入面に対する不安がなくなる
  • アルバイトの経歴が転職に活きることがある
  • アルバイトが社員登用になることがある

ここからは、それぞれのメリットについて紹介していきます

収入面に対する不安がなくなる

アルバイトをすれば収入面に対する不安がなくなるというメリットがあります。

会社にも勤めず、アルバイトもせずに転職活動をしている人の多くが、退職後に受給できる失業給付金で生活をまかなっていると思われます。

しかし、失業給付金が受給できる期間は90日〜150日と定められているので、遅くともその期間内に転職活動を終わらせなければいけません。

その点、アルバイトをすれば収入面に対する不安がないので、焦って転職することがなくなるというメリットがあります。

たとえば給付金の受給終了が迫っているから、転職先に求める条件を妥協することもないでしょう。

そのため転職先を本気で探したいという人にとって、転職活動中にアルバイトをするメリットは大きいといえます。

アルバイトの経歴が転職に活きることがある

アルバイトの経歴が転職に活きることがあります。

なぜなら、転職先の業種とアルバイトの内容に一貫性があれば、職務経歴書や履歴書などでアルバイトの経歴を記載でき、それによって採用担当者の目を引くことができるからです。

たとえば事務系の仕事に就こうと考えているなら、コールセンターやデータ処理のアルバイトを、運輸系の仕事に就こうと考えているなら、運送のアルバイトをすれば転職に有利です。

このように、アルバイトは多種多様なので、転職する職種さえ決めておけば、それに精通するアルバイトをして転職に活かしましょう。

アルバイトが社員登用になることがある

場合によってはアルバイトなどの非正規雇用から、正社員へ登用されることがあります。

社員登用の制度を設けているアルバイトは少なくなく、人手不足な企業なら、仕事に一生懸命取り組んでいるような人材を雇いたいと考えているはずです。

アルバイトはその熱意をアピールできる場所でもあり、仕事の成果や仕事への誠実さを認められれば、「ぜひ我が社に入社しない?」というようなオファーをもらえることもあります。

そのため正社員として勤めたい業種を絞り込み、社員登用制度を設けているアルバイトを探すというのも選択肢の一つです。

転職活動中にアルバイトをするデメリット

転職活動中にアルバイトをするデメリットは以下の3つが考えられます。

  • 転職活動に支障が出る可能性がある
  • アルバイトのまま妥協してしまうことがある
  • アルバイトをしすぎると失業給付金が減額になることがある

ここからは、それぞれのデメリットについてくわしく解説していきます。

転職活動に支障が出る可能性がある

アルバイトをすると転職活動に支障が出る可能性があるので注意しましょう。

アルバイトは労働時間に柔軟性があるとはいえ、少なからず転職活動に充てる時間が割かれ、就職が遅れる可能性があります。

特にアルバイトが厳しいシフト制であったり、長時間の労働の場合は、転職活動がおろそかになることも考えられます。

そうなってしまうと、転職先をじっくりと探せるというアドバンテージがなくなり、わざわざ会社を辞めてから転職活動を始めた意味がありません。

そのため、つなぎのアルバイトには転職活動に支障が出るという点に注意が必要です。

転職活動中にするアルバイトはシフトが柔軟だったり、労働時間に融通がきくところがオススメです。

アルバイトのままで妥協してしまうことがある

転職活動中のアルバイトは、フリーターで妥協してしまうことがあるので注意しましょう。

アルバイトをすれば最低限の生活を送れてしまうので、転職を後回しにしてしまうことがあります。

特に、まだ働きたい職種が見つかっていなかったり、やりたいことがわかっていなかったりすると、「そのうち見つかるだろう」と転職活動を後回しにする言い訳が出てきやすいです。

また、アルバイトに社員登用制度が設定されている場合も、それに妥協してズルズルと時間だけが過ぎていくこともあります。

そのため、転職活動のつなぎとしてアルバイトをするなら、アルバイトをする目的をしっかりと作っておき、常にその目的を忘れないようにすることが大切です。

アルバイトをしすぎると失業給付金が減額になることがある

仕事を辞めてアルバイトもせずに転職活動する人であれば、生活の基盤を失業給付金で賄っている人がほとんどでしょう。

しかし、アルバイトをしすぎると、失業給付金が減額になることがあるので注意が必要です。

失業給付金の受給期間や減額された後の支給額は、年齢やアルバイトの収入、また労働時間によっても変動します。

くわしくは厚生労働省のホームページ「Q&A~労働者の皆様へ(基本手当、再就職手当)~」より確認可能です。

また、1日4時間以上、週20時間以上アルバイトをすると、雇用保険に加入しなければならず、そうなると「就職」とみなされて給付金の支給がストップします。

そのため、つなぎとしてアルバイトをしようと考えているのなら、失業給付金の受給制度をしっかりと把握した上で決定しましょう。

転職活動中にするアルバイトの選び方

上記で説明したように、転職活動中につなぎでアルバイトをするなら、そのメリットとデメリットを理解して適切なアルバイトを選ぶ必要があります。

転職活動中にするアルバイトのオススメの選び方は以下の4つです。

  • シフトが柔軟なアルバイトを選ぶ
  • 単発のアルバイトを選ぶ
  • 転職につながるアルバイトを選ぶ
  • 肉体労働は避ける

ここからは、それぞれの選び方についてくわしく解説していきます。

シフトが柔軟なアルバイトを選ぶ

アルバイトはシフトが柔軟なところを選びましょう。

転職活動中は急に面接の予定が入ることがありますし、働きすぎると転職活動に支障をきたします。

仮にフルタイムでシフトに柔軟性がないアルバイトをすると、転職が先送りになることが考えられます。

そのため、アルバイトはシフトが柔軟で、急な用事にも対応できるところを選びましょう。

単発のアルバイトを選ぶ

単発のアルバイトをするというのも、選択肢の一つです。

単発のアルバイトであれば、基本的に自分の空いた時間や余裕のある時間を使って働くことができます。

通常の長期的なアルバイトとなると、自分の時間が制限されていますし、就職先が決まってもスムーズに辞められないことがあります。

その点、単発のアルバイトならデメリットを最小限に抑えられるので、つなぎでアルバイトをするなら単発がオススメです。

転職につながるアルバイトを選ぶ

できる限り転職につながるアルバイトを選ぶことで、転職を有利に進められます。

転職したい業種が決まっていれば、その業種に精通したアルバイトを選ぶのもオススメですし、スキルが身につくアルバイトをすれば自分の人材価値を高めることができます。

一方で、コンビニバイトや飲食店スタッフなどは、ほとんど実績や経験につながりづらいのであまりオススメできません。

そのため、転職をスムーズに進めたいのであれば、何らかの形で転職につながるアルバイトがオススメです。

肉体労働は避ける

肉体労働のアルバイトは基本的にオススメできません。

体を疲労させてしまうと、転職活動がおろそかになる可能性があります。

「今日は疲れたから明日やろう」と考えてしまうと、徐々に転職が遠のいてしまいます。

たとえば重い荷物を運ぶアルバイトや、長時間立ちっぱなし、動きっぱなしのアルバイトは要注意です。

つなぎでアルバイトをするのなら、あくまでも転職活動を主軸として考え、それに支障をきたさない働き方をする必要があります。

働かずに転職活動をする場合の注意点

会社に勤めず、アルバイトもせずに転職活動をする場合は以下2点に注意しなければいけません。

  • 最低でも3ヶ月分の生活費は用意しておく
  • 転職活動はスピードを持って短期的に終わらせる

つなぎのアルバイトをしながら転職活動をするのにはデメリットがありますが、逆に働かずに転職活動するのにもデメリットがあります。

働かなければ収入がないので、余裕のある生活費を確保しておかなければいけませんし、スピードを持って短期的に転職先を決めることも大切です。

そこでここからは、それぞれの注意点についてくわしく解説していきます。

最低でも3ヶ月分の生活費は用意しておく

正社員で働いているうちに最低でも3ヶ月分の生活費は用意しておくことが大切です。

転職活動中の生活費は3ヵ月で80〜100万円かかります。

たとえば東京都で転職活動をするとなると、家賃平均5~7万円、光熱費や食費に約13万円(統計局の調査による全国平均)かかるとすると、毎月20万円の生活費が必要です。

さらに、転職活動をするだけでもお金がかかります。

たとえば面接のための交通費や資料の郵送、そのほか雑費などにもお金がかかり、転職活動をしっかりするとなると、生活費と合わせて毎月30万円前後かかると考えておかなければいけません。

そのため、収入がない状態で転職活動をするのなら、最低でも3ヶ月分の生活費を用意しておき、また転職活動を3ヶ月以内に終わらせる必要があります。

転職活動はスピードを持って短期的に終わらせる

転職活動はスピードを持って短期的に終わらせましょう。

長期的に転職活動をすると活動自体がだれてきますし、生活費や活動に必要な費用も時間が経つに連れてかさまっていきます。

アルバイトをすれば生活費はまかなえるものの、フリーター生活に慣れてしまい、気づいたら2〜3年経っていたなんてことも少なくありません。

このように、自分の貴重な時間を失わないためにも、転職活動はスピード感を持って短期的に終わらせることが大切です。

アルバイトしながらの転職を成功させるポイント

つなぎでアルバイトをしながら、転職を成功させるためには以下2つのポイントを守りましょう。

  • 期間を決める
  • 転職エージェントを利用する

ここからは、それぞれのポイントについてくわしく解説していきます。

期間を決める

つなぎでアルバイトをする前に、転職活動をする期間を決めましょう。

基本的に転職活動は3ヶ月以内に終わらせることをオススメします。

なぜなら、上記で説明したように、転職活動が長引けば長引くほど時間もお金も無駄にしてしまうからです。

また、3ヶ月以上転職活動をしていると、「仕事に対する意識が低いのでは?」「ブランクによって即戦力として働けない」などと、転職の選考で不利になることも考えられます。

そのため、つなぎでアルバイトをするなら、あらかじめ期間を決めておき、それまでに転職を終わらせるように常に時間を意識しておくことが大切です。

転職エージェントを利用する

転職を成功させるためには、転職エージェントの利用をオススメします。

転職エージェントとは、転職支援サービスの一つで、キャリアアドバイザー求職者に最適な求人を紹介、および採用試験の対策を教えてくれるサービスです。

転職エージェントは無料で利用できる上に、転職支援のプロのアドバイスを直接受けられるので、一人で行うよりも効率的に転職活動を進められます。

もちろん、アルバイトをしながらでも利用できるので、アルバイトしていない時間帯を有効活用できます。

そのため、つなぎアルバイトをしつつ、限られた時間で転職活動をするなら、転職エージェントが非常にオススメです。

大手転職エージェントには主に以下の5つのサービスがあります。

  • マイナビエージェント
  • doda
  • リクルートエージェント
  • パソナキャリア
  • ハタラクティブ

など

まずはいくつかのサービスに登録してみて、求人の質や担当のアドバイザーなどの兼ね合いを考えて、自分に最適なサービスを利用しましょう。

まとめ

転職活動中にアルバイトをするという選択肢は大いにありです。

特に生活費が困窮している人や、貯金がないという人であればアルバイトをする他ありません。

しかしながら、適当にアルバイトを決めてしまうと、転職活動がおろそかになってしまうことがあります。

そのため、つなぎでアルバイトをするなら目的や転職活動の期間を決め、転職活動が有利になるところで働きましょう。

また、転職活動を効率よく進めるなら転職エージェントの利用がオススメです。

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