仕事には5つのパターンしかない。今の仕事は自分に向いた仕事ですか?

転職コラム

この社会には、数え切れないほど多くの職業があります。

それらの職業は、社会情勢、地域のニーズなどに合わせて新しく生まれたり、無くなったり、一つに統合されたり、分割されたりします。

しかしよくそれらの職業を考えてみると、それらの職業にはたった5つのパターンしかないのです。

どういうことか?少し調べてみましょう。

この記事を書いたライター
C新卒で一部上場企業に就職後、3年でベンチャー企業に転職。
ベンチャー企業で2年勤務した後、フリーランスへ転向。
犬一匹と二人暮らし。

5つの仕事パターン

0→1にする仕事

まず紹介するのは、ゼロからイチを作り出す仕事です。

「ゼロイチ」なんて呼ばれ方をすることもありますね。ゼロからイチを作り出す仕事は、世の中に新しい価値や概念を創造して、世間に提供します。起業家や、企業の新規事業担当者、商品開発担当などがここに当てはまります。

新しいWEBサービスをローンチしたり、今までにない形態の飲食店を作り出したり、新しいイベントをしかけたり…。それまで市場にはなかった、新たな価値観を提供する仕事です。

「ゼロからイチ」を作るには、常に新しいアイデアを発想して、それを目に見えるカタチにする力が必要です。

1→9にする仕事

次に紹介するのが1を9まで育てる仕事です。企業としての成長著しいベンチャー企業や、新商品を営業活動で販路を開拓する仕事がこれに当たります。

いかに、すでにある商品の完成度を高められるか、または、どうすれば既存サービスの売上を伸ばせるか、それらを考えるのが業務の中心です。

このタイプの仕事で必要な能力は、現状を理想形に改善させる力です。つまり、PDCAサイクルをすばやく制度よく回す能力ですね。

9→10にする仕事

9まで出来上がっているものを10に仕上げる仕事もあります。

たとえ9まで育っていても、10という完璧な姿に育てるのは実は大変です。学校の試験でも、90点を100点まで上げるのは骨が折れますよね。

9を10にするというのは、商品の細かい部分を改良したり、取扱説明書の細かい表現を修正したり、より完璧なものに仕上げる仕事です。

こうした仕事は、すでに商品のシェアが大きい大企業に多いです。

数字をキープする仕事

数字がこれ以上下がらないように踏ん張る仕事もあります。

それまでの仕事で、一定水準の商品・サービスを作り出しても、消費者の指向、その他様々な社会的要因により、成果(数字)が下がる圧力は発生してしまいます。その見えない圧力に対して様々な試行をこらす仕事です。

数字を増やすのは、顧客のニーズに向き合って付加価値をつけていく仕事となりますが、「減らないように抗う」ためには、いかに現状を維持するかを考えることを求められる、いわば守りの仕事といえます。

マイナス→0にする仕事

まだあります。5つ目は、マイナスを0にする仕事です。

生活が一定水準を下回っている人を支援する仕事がこれに当たります。病人を治療する医師、難民支援を行うNGOなどがここに含まれるでしょう。

マイナスを0にする仕事に求められる能力はやはり、「他人に貢献したい」という思いの強さでしょうか。

これからの働き方を考えよう

世の中の仕事はほとんど、今回紹介した5種類のどれかに当てはまります。逆に言えば、現在ある職業を分類すれば、たった5パターンしかないということです。もちろん会社の中でも、部署や役職によって、どのパターンの仕事かというのも変わります。

就職や転職活動では、ついつい「会社名」で選んでしまいがちです。しかし誰もが名前を知っている、主に「9→10」の仕事が多い大企業の中でも、新規事業を立ち上げる「ゼロからイチ」の仕事を行う新規事業立ち上げを行う部署もあります。

転職しても、会社のフェーズと個人のニーズが一致するとは限らないのです。

「希望した企業からの内定」がゴールではない

現在職探しをしている方の多くは、自分が希望する会社に内定をもらうことが「ゴール」だと感じているかもしれません。

しかし、誰もが知る大企業に、難関倍率を超えて入社したり、国家公務員試験に合格して官僚になったとしても、その全員が仕事に情熱を持って打ち込めているわけではありません。むしろ、情熱を持って打ち込めない仕事をしている時点で、その転職活動は「失敗」だったのかもしれません。

自分の適性で仕事を選んでみませんか

マイナスを0にする仕事社会問題解決型
0を1にする仕事起業型
1を9にする仕事成長企業型
9を10にする仕事大企業型
数字をキープする仕事既得利権死守型

人は職選びの際、自分の「興味」を優先しがちです。

そしてその興味は、企業が扱うサービスや商品に向けられていることがほとんどです。

車が好きだから自動車会社で働きたい、公共に興味があるから公務員になりたい…といった感じです。

しかし私は、仕事選びでその自分の興味とは別に、前述した5種類の仕事の中で、「自分がどの仕事に向いているか」を考えてみることも大切だと考えています。

これからは人生100年時代と言われています。今年就職する若者は、80歳でも現役の可能性があります。そういった若者は特に、5種類の仕事で自分がどれに適しているのか、どの仕事が向いていて情熱を注げるのか、早めに見極めてもらいたいです。

長く続く職業人生を充実させるためには、自分がやりがいを持って、情熱を捧げる仕事に巡り合うことが必要です。

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