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日本電産(NIDEC)へ転職(中途採用)は可能か?年収はどの程度?

大企業への転職

世界トップクラスの精密モーター企業である日本電産。

国内の大手企業の中では歴史の浅い企業ですが、世界各国の企業を積極的に買収して事業を拡げ、世界からの需要が高い製品を作り続けています。

そんな日本電産で仕事がしてみたいと思っていても、このような大企業への転職はどのように進めて行けば良いのか想像がつきませんよね。

そこで、おすすめの転職サイト・エージェントや企業概要など、日本電産への転職に役立つ情報を提供します。

日本電産(NIDEC)の企業概要

まずは、日本電産の企業概要から調べていきましょう。

事業内容

日本電産では、モーターの開発を中心に様々な事業を行っています。

そこで、日本電産の代表的な事業を紹介します。

モーター事業

モーター事業日本電産を代表する事業で、世界NO.1のシェアを誇っています。

スマートフォンなどに使われる精密小型モーターから産業システム用の大型モーターまで幅広いラインナップを揃えており、様々な精密機器に使われています。

機器装置事業

検査・計測装置を中心に、様々なビジネスに欠かせない機器装置の開発・製造を行います。

電子・光学部品事業

様々な機器の開発で培った技術を活かして、様々な電子・光学部品の開発・製造・販売を行っています。

トップのメッセージ、企業理念

「世界一になる!」―― こんな目標を掲げて、私が仲間3人と日本電産を設立したのが1973 年のことで、事業の中心に据えたのは、学生時代から研究し続けてきた精密小型モータでした。

こうして、4人しかいない日本電産が誕生したのです。

しかし、私たちにあるのは「世界一」に挑戦する気概と気迫、独自の発想と技術力だけでした。

物質的には「無」からの出発でしたが、世にない技術や性能をもった製品を創ることができれば必ず道は拓ける、と信じていました。

1979 年、当社が世界に先駆けて実用化したブラシレスDC モータによるハードディスクの直接駆動方式は、この技術がなければ、その後のコンピュータの小型化は実現しなかったと言われています。

以降も、「世界初」「世界最小」といった他社には真似のできない製品を次々と世に送り出し続け、今日では、精密小型から超大型までのあらゆるモータとその周辺機器へと製品領域を拡大し、IT・OA のみならず家電製品や自動車、商業・産業機器、環境エネルギーなどあらゆる分野に貢献を続けています。

「世界NO.1 の総合モーターメーカー」としてグループ一丸となって世界各地からのご期待にお応えし、世の中になくてはならないソリューションを提供する「総合電機メーカー」を目指して参ります。

今後とも、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役会長(CEO)
永守重信

会社概要

会社名 日本電産株式会社
所在地 京都府京都市南区久世殿城町338番地
資本金 877億84百万円(2018年3月末現在)
事業内容 精密小型モータ、車載及び家電・商業・産業用モータ、機器装置、電子・光学部品、その他の開発・製造・販売
従業員数 2,576名(2018年3月末現在)

日本電産(NIDEC)の採用職種・仕事内容

日本電産では現在どんな職種の募集が行われているのでしょうか。

そこで、現在日本電産にて募集されている職種を紹介します。

情報システム(管理職~非管理職)

企業ネットワークの構築・開発を行います。

具体的にはアーキテクトとエンジニアの2つの枠があり、アーキテクトの場合は企業ネットワークの企画運用のリーダー、エンジニアはプロジェクトのメンバーとして仕事をすることとなります。

こちらの職種に応募するにあたっては、TOEIC600点以上の英語スキルと、アーキテクトの場合はプロジェクトリーダー経験が5年以上、エンジニアの場合は2年以上のエンジニアとしての実務経験が必須です。

また、中国語・タイ語・ベトナム語が出来るとなお良いでしょう。

給与

応相談

購買(管理職~非管理職)

担当品目において、事業本部やグループ会社の購買責任者・担当者と共同し、原価低減活動を行います。

また、管理職の場合は企画立案、購買施策の実践なども任されます。

こちらの職種に応募するにあたっては、メーカーや商社における購買経験、TOEIC800点以上の英語スキルが必須です。

また、電子部品や原材料の購買や営業にかかわった経験、中国語のスキルがあるとなお良いでしょう。

給与

応相談

車載用制御設計エンジニア(管理職)

アナログ/デジタル回路設計や車載用制御装置のソフトウェア設計、モデルベース設計を担当します。

こちらの職種に応募するにあたっては、アナログ/デジタル回路・50A以上のパワー回路・ソフトウェア・モデルの確認及び承認経験に加えてTOEIC600点程度の英語スキルが必須です。

給与

応相談

家電・産業用ソフトウェア開発(非管理職)

モーター制御用の組み込みソフトウェア開発をソフトウェア・ハードウェア技術者と協働して行います。

また、モーターを組み込んだ家電用商材・ロボットなどといったモジュールのソフトウェア設計開発業務も担当します。

こちらの職種に応募するにあたっては、C言語での組み込みソフトウェア開発知識・経験に加え、基本的な電子回路技術を持っていることが必須条件となっています。

また、TOEIC600点以上の英語スキルがあると良いでしょう。

給与

応相談

モータ部品生産用プレス金型の技術設計(非管理職)

モータ部品のプレス金型技術設計を担当します。

こちらの職種に応募するにあたっては、5年以上の絞り・曲げ金型の設計経験とTOEIC600点以上の英語スキルが必須です。

給与

応相談

品質保証(管理職~非管理職)

海外製造拠点の監査や品質改善活動・指導、新機種の品質保証計画の策定を担当します。

また、車載事業部開発・生産技術と協働して新機種立ち上げにおける品質保証を担当します。

こちらの職種に応募するにあたっては、問題なく会話が出来るレベルの英語力、異文化間のコミュニケーションが必要なため高いコミュニケーション能力が必要です。

また、海外駐在・品質保証・車載事業・顧客対応経験や中国語・スペイン語スキルがあるとなお良いでしょう。

給与

応相談

日本電産(NIDEC)の給与・年収

日本電産に転職後のおおよその年収を把握するために、日本電産社員全体の平均年収を調べましょう。

全体の平均年収

日本電産の社員全体の平均年収は「617万円」でした。

大手にしては給与は低めかもしれませんが、年々平均年収が上昇しており、さらなる年収の増加が期待できると言えるでしょう。

年代別の平均年収

年代 平均年収
20~24歳 316万円
25~29歳 451万円
30~34歳 496万円
35~39歳 511万円
40~44歳 574万円
45~49歳 650万円
50~54歳 707万円
55~59歳 701万円
60~65歳 585万円
60~64歳 343.8万円

日本電産(NIDEC)の競合企業と平均年収比較

会社名 平均年収
日本電産 617万円
キーエンス 1777万円
マブチモーター 720万円
本多通信工業 616万円
日本ケミコン 611万円

日本電産と他の国内電子部品メーカーの平均年収を比較してみました。

キーエンスが圧倒的な平均年収を誇っているのは幅広いジャンルの電子部品を取り扱っているからであり、モーターなど一つの分野に特化している企業においては日本電産は上位と言えるでしょう。

給与に関する口コミ・評判

モーターメーカーの中ではかなり待遇が良いと思います。特に、語学力がある人は評価されやすいため、稼ぎたいなら英語をはじめとする語学スキルを伸ばすのがおすすめです。

人事制度により、給与に関してはかなり細かく定められています。ある程度上に行くと昇給だけでなく減給もあり、給与査定に関しては厳しいと思います。

管理職に上がれば一気に年収も増加します。しかし、管理職になるまでが大変です。

残業手当がしっかり支給されるので良いと思います。外回りがある営業の人の場合、営業手当も出るので安心です。

中途採用の人の場合、前職のポジションや年収によって給与が決まります。

日本電産(NIDEC)の福利厚生制度

企業で働く上で、福利厚生制度も把握しておきたいですよね。

そこで、日本電産の代表的な福利厚生制度を紹介します。

カフェテリアプラン

日本電産では、毎年支給されるポイントを用いて旅行や食事など様々なサービスを受けることが出来るカフェテリアプランを採用しています。

使い道が自由で、しかも毎年支給され、本人の働き方次第では支給されるポイントも増えるので社員からも好評です。

確定拠出年金

確定給付企業年金に加え、社員が任意で積み立てを行う年金である確定拠出年金も日本電産では用意されています。

そのため、老後を年金だけで生活することに不安を感じている場合、積み立てをすることで受け取り額を増やすことが出来ます。

借り上げ社宅

一部地域に手借り上げ社宅が用意されており、格安で部屋を借りることが出来ます。

独身寮もあり、独身であれば利用できるので、若いうちに貯蓄をしたいという社員から人気です。

勤務地・単身赴任手当

社宅・独身寮以外に住む社員に対し、対象地域区分ごとに定めた勤務地手当を支給しています。

また、単身赴任者には、単身赴任先から自宅までの距離や等級に応じて単身赴任手当を受け取ることも出来ます。

福利厚生に関する口コミ・評判

カフェテリアプランがあるので福利厚生に関しては満足しています。ベネフィット・ワンの福利厚生を採用しているので支給されるポイントの使い道が多くて良いと思います。

手当が充実していて助かっています。特に都市部に単身赴任をしている人はかなりの額の手当を受け取ることが出来るので羨ましいです。

年金制度など、老後も安心して生活を送るための制度が充実しています。貯蓄が苦手なので財形貯蓄や確定拠出年金のおかげで助かっています。

毎年カフェテリアプランでポイントが支給されているので、これを利用して旅行に出かけています。

福利厚生に関しては手当とカフェテリアプランがあるのでかなり良いと思います。

勤務時間・休日休暇

日本電産の勤務時間や休日休暇に関する制度を紹介します。

在宅勤務制度

日本電産では通勤の負荷を減らすために在宅勤務制度を採用しています。

半日単位から取得可能なので、出張がある際や育児・介護のために利用している人が多いです。

ただ、こちらの制度に関しては一定等級以上の社員が対象となっています。

時差勤務制度

1日の所定労働時間はそのままで、勤務開始時間をずらすシステムを採用しています。

そのため、海外との時差対応や子供の保育園などの送り迎えなど、ライフスタイルに合わせて仕事をすることが出来ます。

時間単位年次有給制度

日本電産では有給を1時間単位で取得することが出来ます。

したがって、数時間仕事を抜けて役所手続きや通院などといった平日に休みを取得しないと難しいことも平日に済ませられます。

また、半日有給と時間単位の有給を組み合わせて取得することも可能です。

育児休暇

日本電産では女性社員がより活躍できる職場を目指しており、育児休暇・産前産後休暇の取得が可能となっています。

また、妊娠期においても勤務時間の短縮や妊婦検診の有給化などに対応しており、かなり女性が子育てしやすい環境が整った企業と言えるでしょう。

さらに、出産後においても時差・短時間勤務や子供の看護休暇の取得が可能です。

勤務時間・休日休暇に関する口コミ・評判

子育てをしながら働きやすい企業です。産休前後にフォロー面談が入るので、産休明けに仕事に戻りやすく、子育てをしながら仕事をするママ社員もかなり多いと思います。

フレックスタイム制ではありませんが、それに近い制度があり、自分の仕事・生活に合わせて出勤・退社が出来る点がとても便利です。仕事が早く片付いた時には時間単位での有給を使って早く帰ることも出来ます。

在宅勤務が出来るので、出社が面倒な時や少し環境を変えて仕事をしたい時にこの制度を使っています。出張の時には午前中は家で仕事、午後から出張ということも可能なので体力的にも負担が少なくありがたいです。

介護・育児中の社員に対して短時間勤務や時差勤務に対応してくれるので、家のことと仕事を両立しやすいです。

社内の教育・研修制度

日本電産ではキャリアに合わせて様々な研修が用意されています。

  • トレーナー研修
  • E-LEARNING
  • OJT研修
  • 語学教育
  • ダイバーシティ教育

教育・研修制度に関する口コミ・評判

基本的に3年かけて社員を一人前に育成するプログラムが組まれています。3年間で技術やリーダーシップを学び、そこから管理職を目指すシステムなので、最初の3年間が大事です。

役職ごとの研修が行われており、上の役職でもしっかり経営やコーチングに関して学ぶシステムがあります。昇格試験のフォローもあるので安心です。

技術者としてレベルアップするための研修も用意されており、実務以外でも学ぶ機会が多く、様々なスキルを身につけることが出来ます。

語学教育に力を入れており、TOEIC対策なども行われています。そのため、英語・中国語を中心に語学も身に着きやすい環境が整っていると思います。

中途入社者研修も用意されているので中途採用でも安心です。新卒とはカリキュラムが異なりますが、周りに追いつけるようにフォローしてくれます。

職場の雰囲気や社風

新しい職場に転職する時、職場の雰囲気や社風が心配になりますよね。

そこで、日本電産で実際に働く社員が感じる職場の雰囲気や社風に関する口コミをまとめました。

目標設定が高く、向上心が強い

海外進出に力を入れているので、目標設定がかなり高く、それに伴って上昇志向の社員がかなり多いです。

急成長している企業であることから仕事の周期に関してもかなり早く、多忙ではありますが、その分やりがいを感じることが出来る企業と言えるでしょう。

コミュニケーションツールが充実

海外支部と一緒に仕事をする機会が多く、コミュニケーションツールに関してもかなり充実しています。

様々な海外独自の文化を受け入れながら仕事をする必要があるため、その国独自の文化も学ぶ必要があります。

職場の雰囲気や社風に関する口コミ・評判

色々な国の人と仕事で関わる機会が多いです。そのため、海外の文化を理解するための教育プログラムも組まれています。海外企業との仕事に関しても上司がしっかりフォローを入れてくれるので安心です。

基本的に上司について学ぶOJT研修形式を採用しているので、上司と上手くいくかどうかが出世できるかどうかに大きく関わります。しかし、ある程度レベルの高い企業なので、優秀で温和な人が多く働きやすいと思います。

専門職が多い企業ということもあり、寡黙で職人気質な人が多いです。もちろんわからないことに関しては聞けばしっかり教えてくれるので、上との付き合いもしやすく、ストレスなく仕事を続けられる企業だと思います。

日本電産(NIDEC)への転職で役立つ転職サイトORエージェント

日本電産のような大手企業への転職は、転職に関するノウハウを持っている転職サイト・エージェントを活用して対策を練ったうえで転職活動をすべきと言えるでしょう。

そこで、日本電産への転職におすすめの転職サイト・エージェントを紹介します!

リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェントは大手が運営している転職エージェントで、利用者満足度も国内の転職エージェントトップを誇っています。

大手なので、取り扱っている求人も大手から中小企業まで幅広く、どんな世代の転職にも柔軟に対応してくれることから、日本電産に限らず転職活動をするなら一番最初に登録しておきたい転職エージェントと言えるでしょう。

ただ、様々な職種を取り扱っているため、日本電産にスキルレベル・経歴が見合っていない場合、少しレベルの低い企業を紹介される可能性もあります。

その場合は自分のスキルが見合っていないため、日本電産の面接を受けても落ちてしまう可能性が高いです。

そうなってしまった場合には、日本電産を目指すためにスキルアップできるような企業を紹介してもらうと良いでしょう。

また、リクルートエージェントは自分で求人を探すのではなく、エージェントから自分の経歴などに合った仕事を紹介してもらうシステムとなっています。

そのため、自分で求人を探してエージェントにサポートしてもらうことを希望する場合は系列サイトである「リクナビ」を併用すると良いでしょう。

リクルートエージェントの評判は?口コミから見るメリット・デメリット・使い勝手を徹底解説!
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特に、30代以降の転職サポートに強く、企業の中堅社員として働いている方におすすめと言えるでしょう。

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メイテックネクスト

メイテックネクスト

メイテックネクストは大手と比べるとあまり知名度はありませんが、製造業のエンジニアに特化しており、大手の製造系企業を網羅しているので、日本電産への転職を希望するのであれば、ぜひ登録しておきたい転職エージェントです。

常に1万件以上の求人を取り揃え、40年以上とかなり歴史の長い転職エージェントで信頼度も抜群と言えるでしょう。

取り扱っている職種に関しては、家電・医療機器・自動車メーカーなど様々です。

製造系に特化しているため、希望するジャンルの求人を探しやすい点もとても便利と言えるでしょう。

在籍しているエージェントも製造業に関して深い知識を持っているため、かなり細かい質問に関してもしっかり答えてくれます。

また、転職エージェントを利用するうえで欠かせないキャリア面談に関しては、メイテックネクストであれば土日祝日や平日の夜遅い時間でも対応してくれるので、仕事をしながら転職活動をしやすい転職エージェントと言えます。

まとめ

日本電産への転職活動に役立つ情報を紹介しましたがいかがでしたか。

日本電産は人気の高い難関企業であり、簡単に転職を成功させることは出来ません。

しかし、企業に見合った技術・経歴を持った上で、転職エージェントを活用すれば転職も不可能ではないと言えるでしょう。

是非ここで紹介した転職エージェントを活用して日本電産への転職を成功させてくださいね!

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