GATEN職|建設業界・土木・ガテン系の求人サイト

緊急事態宣言で保育士はどうなる?国からの補償は?

緊急事態宣言で保育士はどうなる? 保育士コラム

緊急事態宣言を受けて、日本中の保育園もUFO開演状況を悩んでいる状況です。

東京都内では、これまで開演してきた千代田区、中央区、杉並区、豊島区、渋谷区、墨田区、足立区、文京区の保育園を休園するに至りました。

ですが保護者が医療従事者の場合や、世帯の保護者が誰も休めない場合などは、保育園は子供を受け入れるそうです。

この場合、保育園に通う子供の安全を最優先で考えるべきです。

ですが、保育園で働く保育士も休園で生活がままならなくなることが予想されます。

果たして、保育園が休園になって保育士の生活は守られるのか。

「新型コロナウイルスで、緊急事態宣言で保育士の生活はどうなるのか」

について今回は考えていこうと思います。

新型コロナウイルスで保育園全体が混乱している

新型コロナウイルス感染で、日本中の保育園が救援しています。

保育園が休園することで、保育園関係者は混乱しており、対応に追われています。

当然園児を守ることが最優先ですが、その「園児を守る」のすら難しい状況です。

マスクも消毒液も足りない状況

現在知っての通り日本中がマスク不足の状況です。

手指を消毒するための消毒液も足りない。

当然ですが、保育園で感染したら責任は保育園にあります。

ですが保育園はコロナウイルスの感染リスクが高まっている。

行くも地獄、引くも地獄な状況になっているのです。

現時点国から保育園に対して明確な声明はありません。

小学校などには明確な指示があったのに、保育園には指示がない状況。

当然補償だって不十分な状況です。

対応がおそすぎるにも程があります。

園児の散歩もままならない

保育園では、定期的に園児を外に散歩させています。

しかし散歩はコロナウイルス感染のリスクが高まるので、近隣の人から白い目で見られてしまいます。

ですが散歩させないと園児にストレスとなります。

保育士は親にも演じにも近隣住民にも気を使って仕事しなくてはならず、とにかく負担がかかる仕事をしています。

保育士の休業補償は?

緊急事態宣言が出ましたが、基本的に保育園が休業するかどうかは保育園の判断に任されているところが大きいです。

仮にもっと厳しい状況になった場合、保育園が休業したら保育士に休業補償が出るのでしょうか?

保育園によるところが大きい

保育園が営業するかどうか、保育士に休業補償が出るかどうかも、基本的に保育園の方針によるところが大きいです。

しかし社会的に保育士は給料が高い職業ではないこと、保育園自体のお金周りが良いわけではないことを考えると、保育士に休業補償が出されることを期待するべきではないと思ってしまいます。

緊急事態宣言で保育園が休園したら基本的に「有給扱い」

多くの保育園では、休業補償が出されず、救援した場合保育士は有給扱いとなってしまうほどです。

これはただでさえ保育士の就労状況が悪いからで、前からあった保育士の働き方問題のしわ寄せが来ていると言った感じでしょう。

「生まれ変わったら絶対保育士にはならない」23歳 Nさん
23歳のNさんは、保育士として働く中で自分の理想と違う働き方を強いられた結果、退職に追い込まれてしてしまいました。 「保育士になる」という夢をかなえてようやく就いた保育士という仕事、Nさんがどうして退職にまで追い込まれてしまったのか、...

保護者からのバッシングも多い

多くの保育士は、働きたくて働いているわけじゃない状態ですが、普通に働いているだけで保護者からのバッシングを受けることも。

やすい給料で働いているのにも関わらず、新型コロナウイルスのリスクに気を払いながら、保護者からのバッシングにも耐えなくてはいけないなんて、保育士はなんて割の合わない仕事なのでしょうか。

保育園内は「3密」

政府が避けるように言っている3密の条件。

  • 密集
  • 密閉
  • 密接

この条件に保育園がすべて当てはまっています。

政府は3密を避けろと言っているにも関わらず、満員電車に乗せることは厭わず、保育士の仕事も止めません。

矛盾したダブスタな政治を行っているのが、現在の安倍政権なのです。

参考:新型コロナウイルス “3密”職場で働く保育士の不安

親も休めない、保育士も休めない地獄

今回の新型コロナウイルスにおける保育士の問題はとても根が深いです。

保育士をバッシングする親だって、働かないといけない、働いている間は子供を保育園に預けないといけないというプレッシャーがあります。

そして保育士だって園児を預かる責任感と、自分の生活を維持しなくてはいけません。

園児にももちろん罪はありません。

誰も悪くないのです。

言えるとしたら、補償をしっかり整えない日本政府が悪い…といったところでしょうか。

理想的な展開は、「保育園休園」「保育士に休業補償」「親にも休業補償」

少し理想に思いを馳せてみます。

今後の理想的な展開としては、「保育園が休園」して、自宅にいる保育士にも休業補償が出て、自宅保育する親にも休業補償が出る展開です。

これなら、誰もが安心して家で過ごすことができるので、みんな幸せになります。

現状を見ていると、あまり期待できませんが…。

もはや、日本国民は誰しも「自分の身は自分で守る」覚悟が必要になっています。

国が子供を守って欲しい

本来子供は国の未来のはずです。

しかし国は子供を守る制度は何も考えていません。

小学校を休みにしても、もっと小さい保育園に通う児童は無視です。

個人的に感じるのは、「お金を出し渋っているな」ということ。

おそらくですけど、開催されるはずだったオリンピックに向けて、お金を使いすぎだんじゃないでしょうか。

オリンピックだって国単位の金儲けであることを考えても、ちょっと投資が過ぎましたね。

国民がおろそかになるくらいなら、オリンピックなんてやらなくていいです。

マスク2枚じゃ子供は守れない

国の政策ですぐ決まったのはせいぜい「1世帯に布マスクを2枚ずつ配る」というもの。

なんで布マスク…。

1世帯にたった2枚…。

といったように突っ込みどころが多いです。

こんなことをドヤ顔で言う総理のことを、とてもじゃないですが信用できませんよね。

緊急事態宣言で保育士はどうなる? まとめ

今回は、「緊急事態宣言が出たら保育士はどうなるのか?」について考えてきました。

緊急事態宣言が出された今も、保育士に対する補償は約束されていません。

コロナウイルスのことでいよいよ働き方に疑問を感じた保育士は、これからの働き方を考え直してみましょう。

仕事を強いられてつらい保育士は、今のうちに他業種へ転職も考えておくべきかもしれません。

保育士の転職先は?どうすれば転職できるの?
保育士は、世間で言われているように給与が安く、仕事が忙しく、とにかく気苦労の耐えない仕事です。 他の職業にまして、その人の適正が求められるため、保育士を「辞めたい」と思っても無理ありません。 そんな、保育士という仕事を離れた方が...
タイトルとURLをコピーしました