女性は結婚をすると、ライフスタイルが変化することが多いです。
自分だけの生活ではなくなり、夫や子供の予定に合わせる場面も出てくるからです。
私の周囲にも、結婚によりライフスタイルが変化し、現職を辞めざるを得なくなった既婚女性が多く存在します。
このように結婚をすると、女性は働き方についても考える場面が出てきます。
働き方の種類としては、下記などがあります。
- 正社員
- 契約社員
- 派遣社員
- パート・アルバイト
それぞれメリット・デメリットがありますが、トータル的に考えて既婚女性には「派遣社員」という働き方がオススメです。
今回は、なぜ既婚女性には「派遣社員」という働き方がオススメであるか？ということと、オススメな派遣会社についてご紹介させていただきます。
既婚女性に「派遣社員」という働き方が合う理由
実際に私の知人でも、結婚を機に「派遣社員」という働き方を選んだ女性は多く存在します。
正社員でもアルバイトでもなく「派遣社員」という働き方を選んだ彼女たちが、この道を選んだ理由には共通したものがありました。
この共通事項から、既婚女性に「派遣社員」という働き方が合う理由が見えてきます。
時間の融通が利く
既婚女性は、常に時間に追われていると言っても良いでしょう。
私も既婚女性なのでよく分かりますが、夫の帰宅時間までに夕飯を用意し、子供の迎えやお風呂に入れる時間など、常に家族の「時間」に追われている感覚があります。
また急に子供が体調を崩したりすると、急遽病院に連れて行ったり、看病をする時間が必要になります。
こういった「時間」に関する希望が叶いやすいのが「派遣社員」という働き方です。
子育てに理解がある現場が多い
私も経験がありますが、子育てに理解がない(又は理解が少ない)職場で、子供を持ちながら働くことは思った以上に辛いです。
子供のことでどうしても帰らざるを得なくなり、仕事を持ち帰り家で作業しましたが「これだから既婚女性はね。」なんて心無い言葉を言われたこともありました。
派遣社員として働く知人女性たちに聞くと「現場も子持ちであることを理解してくれるので、残業は無い」ですとか「突発的な子供の熱での早退にも、快く対応してくれる」と言います。
これは、派遣社員に既婚女性が多いということ以外にも、派遣会社のコーディネーターさんが「特に既婚女性に理解がある現場」に案内してくれることとも関係があります。
既婚女性が「派遣社員」という道を選ぶメリット
それでは、既婚女性が「派遣社員」という道を選ぶメリットについて、ご紹介させていただきます。
時給が高い
アルバイトだと、時給は高くても1,000円位が多いです。
また正社員で考えた場合も、仮に月収20万円(全て込み)の場合、時給換算にすると1,200円前後です。
派遣社員の場合は、時給1,500円前後の案件も多く、語学などのスキルを持ち合わせていると、更に高時給の案件を紹介してもらうことも可能です。
フルタイムで働けないケースも多い既婚女性にとって、時給が高い派遣社員は魅力的です。
様々な経験が積める
派遣社員には契約期間があります。その後更新があるか、他の現場で新たに契約という流れになります。
現場の都合や自分の希望などにより、たくさんの現場で働く機会があるので、様々な経験を積むことができます。
自由度が高い
派遣社員は「時間」「勤務地」「業種」などを選んで希望できるので、自由度が高いと言えます。
このことから派遣社員として働くことは、夫や子供のことも考えつつライフスタイルのバランスを取りたい既婚女性にとって「自由度が高い」と言えます。
コーディネーターがいる
派遣社員としての働き方や現場との関わり方などについて、分からないことや相談したいことも出てくるでしょう。
この場合に派遣会社のコーディネーターに相談すると、一緒に考えてくれます。
正社員やアルバイトの場合にはコーディネーターはいません。その為、困ったことやトラブルは自力で解決しなければいけないので、その分時間や精神を使います。
限られた時間の中で行動する既婚女性にとって、コーディネーターの存在はメリットと言えます。
既婚女性はこういう派遣会社を選ぶと良い
ここまで、既婚女性に「派遣社員」という働き方が合う理由と、既婚女性が「派遣社員」として働くメリットについて解説させていただきました。
じゃあ「実際に既婚女性は、どのような派遣会社を選べば良いのか？」と思う方もいるでしょう。
現在の日本には多くの派遣会社が存在しますが、それぞれ特徴があり、その中でも特に「既婚女性に向いている」派遣会社も存在します。
忙しい既婚女性がそのような派遣会社を選ぶことは、時間の効率化にもつながります。
既婚女性は、このような派遣会社を選ぶと良いです。
「主婦」や「子育てママ」である既婚女性への理解がある
これは既婚女性が派遣会社を選ぶ際に、大前提となるでしょう。
既婚女性は、家族の事情でやむを得ず休まなければならない時もあります。
職場がそのようなケースにも対応してくれるか否かは、とても重要です。
また既婚女性への理解がある派遣会社の方が、積極的に合った案件を紹介してくれます。
産休・育休が取りやすい案件を多く扱っているか否かについても、既婚女性への理解があるかを判断する1つの材料になります。
時短勤務可・残業無しの案件を多く取り扱っている
例えば子供を保育園に通わせている場合は、送迎時間に合わせる必要があります。
その場合、フルタイムで働いていると厳しいでしょう。
定時だと保育園の送迎に間に合うとしても、その後に残業が入るようであれば、やはり厳しいでしょう。
このようなことから、最初から「時短勤務可」「残業無し」の案件を多く取り扱っている派遣会社を選ぶことをオススメします。
サポートの体制が充実している
既婚女性が派遣社員の仕事を探す際に、しばしば派遣先に「勤務時間」や「勤務内容」について、相談や交渉を迫られる場面が出てきます。
このような時に、派遣会社のサポート体制が充実していれば、コーディネーターが本人と現場の間に入り、スムーズに調整してくれます。
また、仕事をするうえで困ったことが出てきた場合にも、サポート体制が充実していれば、解決までの道のりも早いです。
既婚女性が利用しやすい派遣会社「オススメ5社」！！
それでは具体的に、既婚女性が利用しやすい派遣会社について、オススメの5社をご紹介いたします。
テンプスタッフ
公式ホームページにも「働くママ支援」という文言を打ち出しており、既婚女性に対しての支援制度も充実しています。
テンプスタッフの主な特徴
- 時短可能・週3日okなどの求人が豊富
- 産休・育休や介護休暇などの福利厚生が充実
- ベビーシッターの割引制度を導入
- 「テンプオープンカレッジ」という企業目線で学べる講座を展開
- ママらしく働く学部「ママガク」を設置
- 仕事と子育ての両立などをテーマにしたセミナーの開催
- 資格取得やスキル磨きを応援
パソナ
女性の再就職支援に力を入れており、働くママを応援する「キャリアママクラブ」などのサイトを運営しています。
パソナの主な特徴
- 時短可能・週3日okなどの求人が豊富
- 企業内で保育所を運営
- 24時間対応可能な「何でも相談窓口」を設けていて、時間を問わずに相談が可能
- 「キャリアママ倶楽部」という支援メニューを提供
- 今後のキャリアについて考える講座の開催
- 妊娠や出産に関する手続きなどの紹介
- オリジナルの研修やeラーニングの受講が可能
- スタッフ同士の交流の為に、子連れで参加できるイベントを実施
アデコ
全国に拠点があり、都内だけではなく全国的に保育サービスも展開しています。
他の派遣会社の保育サービスは都内のみが多い中、心強いです。
アデコの主な特徴
- 時短可能・週3日okなどの求人が豊富
- 民間や財団法人で保育サービスを展開している施設と提携
- 「病児保育」や「障害児保育」に力を入れている施設もあります。
- ベビー用品の割引制度を導入
- 専門家による育児相談を受けることが可能
スタッフサービス
業界では後発組みの派遣会社ですが、現在では言わずと知れた大手企業です。
既婚女性向けの求人の取り扱いはもちろんですが、特にスキルアップに向けた制度が充実しています。
スタッフサービスの主な特徴
- 時短可能・週3日okなどの求人が豊富
- スキルupに必要な知識を、自宅でも視聴可能なeラーニングで提供
- 資格や語学を学べる提携スクールを用意
- 仕事をしていく中で生じる心の悩みの解決に向けた、カウンセラーによる「メンタルヘルスライン」を導入
リクルートスタッフィング
リクルートホールディングスの子会社です。
求人数が豊富で、既婚女性にピッタリな求人も見つけやすいでしょう。
リクルートスタッフィングの主な特徴
- 時短可能・週3日okなどの求人が豊富
- スキルアップの為の資格や語学に関する研修制度が豊富
- ベビーシッターの割引制度を導入
- 条件を満たすと、年に1度の健康診断が無料で受診可能
- キャリアの発見や形成の為の「ディスカッション」や「セミナー」を開催
まとめ
既婚女性は、夫や子供の為に「ライフスタイルを変える必要」に迫られる場面も出てきます。
このことについて、私自身が独身時代にはマイナスなことと捉えていました。しかし、結婚後にこの考えは変わりました。
夫や子供がいる幸せの中で、自分のライフスタイルに変化があっても、その為にベストな道は用意されていると考えるようになりました。
働き方について悩まれている既婚女性は、一度派遣社員という道を考えてみることも良いでしょう。
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