介護士のキャリアアップ!介護士から看護師に転職は可能?

夜勤専従の介護士として働くメリット・デメリット 看護師の転職コラム

看護業界は介護業界と同じく、様々な人と連携して仕事する女性中心の仕事。

そんな介護士として仕事するなかで、看護師として仕事してみたい、と願う方も多くおられるのではないでしょうか。

実は介護福祉士の資格を持っている場合、今後本来かかるカリキュラムより短いカリキュラムで看護師資格が取れるようになるかもしれないのです。

現在、カリキュラム取得時間短縮化のための新制度検討議論が行われている最中です。

介護士と看護師というのは、実はすごく関わり合いが強い仕事で、キャリアの変更が効きやすい柔軟な職業なのです。

これから看護師になりたい介護士も、介護士になろうかという看護師にも、今回の説明は役立つはずです。

慢性的な人手不足の日本社会を救うためにできた仕組みについて、今回は勉強していきましょう。

医療と福祉資格のカリキュラム共通化によって人手不足解消が狙い

介護士業界、また看護師業界は、常に人手不足が嘆かれています。

現在日本では他のあらゆる業界で同じことが言えるのですが、この人手不足問題を解決するために出てきたのが、医師、福祉資格のカリキュラムを共通化して、資格取得時間を短くしようという制度です。

これにより、介護士は看護師資格を取りやすく、他の医療分野で働く人も介護士資格など他分野の資格を取得してその仕事につきやすくしています。

これで、人材の流動化を図り、人材不足を解消しようというのがこの制度の狙いです。

今までは、資格取得のために各資格ごとのカリキュラムを修める必要がありましたが、今後は基礎共通過程を作り、各資格の資格取得過程を短くするというものです。

看護師や理学療法士など12の資格が対象

対象となる資格は、看護師資格、介護士資格だけではありません。

他にも合計12資格が、今回の制度の対象となります。

医療分野

  • 看護師
  • 准看護師
  • 理学療法士
  • 作業療法士
  • 視能訓練士
  • 言語聴覚士
  • 診療放射線技師
  • 臨床検査技師

准看護師と介護福祉士の単位相互認定に関しては、先駆けて行うという話も出ています。

共通過程とできる部分が多いというのが、早める理由でしょうか。

福祉

  • 社会福祉士
  • 介護福祉士
  • 精神保健福祉士
  • 保育士

看護と介護の知識がある人材は強い

看護に関する知識と経験がある介護士、または介護の知識がある看護師がいれば、現場としてもかなり心強い存在になります。

ですからこの、資格のカリキュラム共通化は、人材の流動化を行うこと、人手不足を解消するという狙いのほかにも「現場の人材強化」というところでも大きな意味があります。

現時点、介護士が看護師に転職することはできる?

今の段階で、介護士が看護師になりたいと思ったら、実際に転職することはできるのか?

それを考えてみましょう。

それができるなら、今回のカリキュラム共通化を待たずして、今からでも転職したほうが良い、ということになりますが…。

看護師資格取得過程を終える必要あり

残念ながら、現時点看護師と介護士資格のカリキュラムに共通する部分はありません。

そのため、介護士が看護師になろうと考えた時、看護師になるために必要なカリキュラムすべてを修める必要があります。

看護師となるためには、高等学校以上の卒業資格があり、かつ看護師資格の修業年限3年が必要です。そこから国家資格である看護師資格を受講して、資格取得すること。

これが看護師になるために避けて通れない道筋です。

一旦介護士として働き始めたあと看護師になろうと思ったなら、かなり厳しい道程をクリアしなくてはならなくなる、ということですね。

実は以前からカリキュラム共通化の話は出ていた

実は以前より、他資格同士を統合して、資格取得のハードルを下げて資格取得を促進しようという動きはありました。

例えば保育士資格と看護福祉士の資格、准看護師と看護福祉士の資格の統合など。

果たして本当に資格取得を促進することですぐに人手不足解消できるかはわかりません。

さらに無理やり資格を統合して、それが医療現場や介護現場にとってプラスになるのかもはっきりしないまま。

長い目で見た時、どんな制度があれば一番良いのか。

それは実際わからないままです。

介護士から看護師転職まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は看護師や介護士など、医療、福祉分野の資格カリキュラムの共通化についてお話しました。

どういった制度を作るのが一番医療業界、福祉業界にとってプラスになるのかはまだわかりませんが、常に何か新しいことをやるべきなのは確かです。

今後キャリアチェンジ、キャリアアップを考える介護士は、資格カリキュラムの共通化のニュースに注目しておいてください。

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