派遣先は変えずに【派遣会社の乗換え】は可能?自分でできることは?

考える女性 派遣社員の豆知識

「現在働いている派遣先は変えずに、所属の派遣会社の乗換えをしたい」

こんなことって、可能なのでしょうか?

今の派遣先の仕事内容は自分に合っているし、周囲の環境や人間関係も良好だから、このまま続けたい。

でも「所属の派遣会社には不安を感じている」とか「他の派遣会社を経由した方が、時給が高い」などの理由で【派遣会社の乗換え】を考える人もいるでしょう。

今回は派遣社員が「派遣先は変えずに【派遣会社の乗換え】は可能なのか?」について解説したいと思います。

併せて【派遣会社の乗換え】の為に「自分でできること」と「メリット・デメリット」「注意点」についても解説いたします。

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派遣先はこのままが良い!でも派遣会社は変えたい!!これって可能?

派遣社員が「派遣先は変えずに【派遣会社の乗換え】は可能なのか?」について、結論から言うとこうです。

無理ではない。でもリスクも大きいので、覚悟が必要!!

そうなのです。

無理ではないのですが、それなりに覚悟が必要になります。
その理由は「派遣法」という法律が関係してくるからです。

そこには「派遣先は派遣労働者の特定をしてはいけない」との記載があります。

派遣先の人は「派遣社員のAさんをうちで働かせてほしい」と希望することができないということです。

もし、派遣先を変えずに【派遣会社の乗換え】を行う場合には、この部分に関して、派遣法に触れないようにしながら行動しなければいけません。

その為、それなりのリスクが絡んできます。

派遣先はこのままで、派遣会社を変えたい!自分でできることは?

前項で、派遣先を変えずに【派遣会社の乗換え】を行うことは、無理ではないけれどもリスクがあると説明しました。

それでも、やはり【派遣会社の乗換え】を行いたいという人もいるでしょう。

その方たちの為に、自分で努力・行動できることをご紹介します。

派遣先に協力してもらえるような人材になる

これはマスト条件です。

派遣先が、あなたのことを「大切な人材」「わが社に必要な存在」と思ってくれていなければ、派遣先自体もリスクを冒す可能性があることを、協力してもらうことはできないでしょう。

もしあなたが「派遣先に必要な人材だと思われている」と言い切る自信が無いようであれば、諦めた方が良いとも言えます。

逆に派遣先にとって「必要な人材だ」と思われていれば、協力してもらえる可能性が出てきます。

このような人材だと思われる為には、下記のポイントを押さえることが大切です。

派遣先で就業してから日が浅い場合は、まだ行動しない

まだ派遣先で就業してから一ヵ月も経っていないような日が浅い時期だと、派遣先もあなたのことを判断することができません。

関係性や信頼性が不十分な段階で行動しても、勝算は低いと言えます。

その為、まだ日が浅い時期には、派遣先との「関係性」「信頼性」を作ることに力を注いだ方が良いと言えるでしょう。

所属の派遣会社に不満があり【派遣会社の乗換え】を考えている人は、この時期には乗り換えについて実際に行動は起こさず、代わりに「相談」という形で、一度所属の派遣会社の担当者に話をしてみましょう。

日頃から一生懸命仕事に取組み、周囲との人間関係も良好に保つ

派遣先に「必要な人材」だと思われる為には、日頃のあなたの生活態度が重要になってきます。

その為には、与えられた仕事は一生懸命に取り組むことはもちろんですが、自分から周囲にコミュニケーションを取りにいくなどの、人間関係を良好に保つ努力も必要です。

このような積み重ねが、派遣先に「必要な人材だ」と思ってもらえることにつながります。

乗り換えたい派遣先が、現在の派遣先と取引関係にあるか?を調べる

現在の所属先の派遣会社に不満があり「他の派遣会社」に乗換えたいとします。

その場合に、他の派遣会社が「現在働いている派遣先」と繋がっていなければ意味がありません。

事前に「現在の派遣先」と「乗換えたい派遣会社」とが、取引関係にあるかということを調べておく必要があります。

現在の派遣先と、乗換えたい派遣会社との「関係性」「温度感」を探る

先程「現在の派遣先が、乗換えたい派遣会社と取引関係にあるか?」を知ることが大切だと述べました。

取引関係にあると分かったら、更にもう1歩踏み込みましょう。

それは、現在の派遣先と乗換えたい派遣会社との「関係性」と「温度感」を探るということです。

現在の派遣先が、あなたが所属している派遣会社をよく思っていない場合があります。

この場合は、あなたが派遣先にとって必要な人材だとおもわれていたら、派遣会社の乗換えに協力してくれる可能性が高くなります。

しかし現在の派遣先が、あなたが所属している派遣会社と仲がよく、これからも円満に取引関係を続けたいと思っているようであれば、協力してくれる可能性が低くなります。

もしばれた時に、派遣先と派遣会社との関係性にヒビが入ってしまうからです。

派遣会社を乗換えるメリット・デメリットは?気をつけるポイントは?

それでは、派遣先を変えずに【派遣会社を変える】ことに対する「メリット」「デメリット」と、実際に行動を起こす際に「気をつけるポイント」について解説いたします。

派遣会社を乗換える「メリット」は?

派遣先を変えずに、派遣会社を変えるメリットは下記の2つです。

1、時給が高くなる可能性がある

現在の派遣会社ではなく、他の派遣会社を通した方が、自分の手元に入るお金が高くなる可能性があります。

すなわち、時給が高くなる可能性があるということです。

2、派遣会社の対応が良くなる可能性がある

現在の派遣会社の「連絡スパン」や「相談時の対応」などで不満がある人にとっては、派遣会社を変えることにより、それらの対応が良くなる可能性があると言えます。

派遣会社を乗換える「デメリット」は?

派遣先を変えずに、派遣会社を変えるデメリットは下記の2つです。

1、他の派遣先に回される可能性がある

もし、うまくいって現在の派遣先でそのまま働けることになったとしても、すぐに他の派遣先に回される可能性もあります。

そうすると、これまでの努力が何だったのだろう?という状況になることも考えられます。

派遣先を変えずに【派遣会社の乗換え】を考える場合には、このようなリスクがはらんでいることも考える必要があります。

2、今の派遣会社より、待遇や対応レベルが下がる可能性がある

噂やネット上では、今の派遣会社経由より、別の派遣会社経由の方が時給などの待遇面が良かったとします。

しかし、こういった条件は変わることもあります。

その為、派遣先を変えずに【派遣会社の乗換え】に成功したとしても、フタを開けてみたら、元の派遣会社の条件の方が良かったという場合もあります。

派遣会社を乗換える際に、気をつけるポイントは?

派遣先を変えずに、派遣会社を変える際に気を付けるポイントは下記の2つです。

1、現在の所属派遣会社との契約内容を確認する

現在の所属派遣会社とあなたが労働契約を結んだ際に「他の派遣会社に乗換えをしない」などの項目にサインした記憶はないでしょうか?

派遣会社によっては、このような項目を用意しサインさせている場合があります。

更に、乗換えをした場合に「損害賠償を請求する」などと書かれていた場合には要注意です。

実際に損害賠償はされないまでも、バレた時に「他の派遣会社に乗換えをしないことに同意した」などと言われ、面倒なことになる可能性もあります。

2、乗り換えるタイミングは、契約更新時にする

所属の派遣会社に不満があり【派遣会社の乗り換え】を考えている場合に、すぐに乗り換えたい気持ちが出てくるのは仕方ないでしょう。

しかし、今後スムーズに今の派遣先で働くことを考えるのであれば、ここはぐっと我慢して、契約更新時に乗り換えられるように準備をしましょう。

契約更新を待たずに途中で乗換えるということは、途中解約するということです。

そうすると、所属の派遣会社に迷惑がかかることにもなります。

気持ち面では分かりますが、ここは社会人として、義理を通すところはきっちり通しましょう。

まとめ

今回は派遣社員が「派遣先は変えずに【派遣会社の乗換え】は可能なのか?」について解説いたしました。

無理ではないですが、無事乗換えに成功したとしても、全てがうまくいくとは限らないことも頭に入れて置く必要があります。

それでも、派遣先を変えずに【派遣先の乗換え】をしたい人は、事前準備をきちんと行ったうえで行動しましょう。

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