派遣はやめたほうがいいって本当?派遣をおすすめできない理由

派遣社員のお悩み

派遣社員は様々な理由から社会的地位の低い働き方だと言われがちです。

派遣社員はいったい何がどのような理由で働きにくいのか?

世間で「派遣はやめたほうがいい」と言われるその理由を考えていきましょう。

派遣社員だけでなく、正社員、契約社員、パート・アルバイト、フリーランス、在宅ワークなど、世の中にはいろんな仕事があるわけですが、どうして派遣に限って「やめたほうがいい」と言われるのか。

他の働き方とは、いったい何が違うのか。

今回は特に、派遣社員として働く上での問題点、さらに派遣社員として働く上で利点は何かないのか、今回はっきりさせておきたいと思います。

どうして派遣はやめたほうがいいと言われがちなのか

派遣の仕事は時折「やめたほうがいい」なんて言われがちです。

やめたほうがいい理由、具体的にお教えします。

派遣企業での扱いがひどい

派遣社員は派遣会社から雇われて、派遣先企業に派遣されるのが一般的な働き方です。

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それゆえ、派遣先企業の社員ではないので、派遣先企業からの待遇は悪いものになります。

なにせ、派遣先企業としては「時期が来れば契約が切れる社員」です。

そんな不安定な社員を派遣先企業が丁重に扱うわけがありません。

派遣先企業によっては、正社員から嫌がらせを受ける、なんて話を聞くこともあります。

任される仕事のやりがいがない

派遣先企業から派遣社員に振られる仕事の多くが、誰でもできるやりがいのない仕事なケースが多いです。

仕事にやりがいを求める人は、派遣社員の仕事が物足りないと感じるかもしれません。

もっと責任ある、やりがいがある仕事がしたいなら、やはり企業の正社員登用を目指すのが一番近道です。

派遣先に切られるリスクがある

派遣社員は、派遣先企業としては「いつでも切れる」存在です。

自社の社員ですらないので、別にいついなくなってもらってもかまわないのです。

そんな派遣先企業から重宝に思われていない派遣社員は、常に「派遣切り」のリスクと戦わなくてはいけません。

将来が不鮮明

派遣社員は、半年、最長でも3年程度で契約が切れてしまう働き方です。

そのため、期間が切れたら次の職場に移るので、長期間のキャリアが想定しにくい働き方です。

将来が安定しないので、「やめたほうがいい」のはこのちょうkぃ的な働き方の目測を立てられないのが一つの要因です。

派遣で働いてもキャリアのプラスにならない

派遣社員として働いた期間は、キャリアの足しとして換算されません。

特に転職活動では、「正社員としてどこでどれだけ働いたか」そして「仕事の中でどんな成果をあげたか」を評価されます。

そのため、派遣社員として働いた期間をどれだけアピールしたとしても、あまり強いアピール材料にはならないのです。

転職市場では、どこまでいっても「非正規雇用は非正規雇用」という冷たい扱いを覚悟してください。

給与相場が低い

派遣社員の給与相場は手取り16万程度。

派遣社員には残業もないので、ここに残業代が上乗せされることもありません。

派遣社員で一人暮らしをしている人なら、ここから家賃や生活費が引かれて、かなり厳しい家計で生活しなくてはならなくなります。

当然、遊んだり自分の好きなことのためにお金を使うのもかなり難しいです。

実家ぐらしで派遣社員なら、まだ生活できるのですが…。

社会からの冷たい目線

日本社会は、フリーランスなど働き方に自由度が高まったとはいえ、まだまだ「正社員で働いてなんぼ」な世界観です。

派遣社員の人に対する風当たりはまだ強いです。

社会に認められたいなら、やはり正社員で働いてなんぼです。

派遣とパート、どちらが安定しているのか

派遣社員と似た働き方で思いつくのはやはり、「パート」でしょうか。

非正規雇用の二大巨塔の「パート」と「派遣」は、どちらが安定していて、働きやすいのか。

パートと派遣の働き方を比べていきましょう。

自分の働き方を決めかねている方は、参考にしてください。

気軽にはじめて気軽に辞められるパート

パート・アルバイトの魅力はやはり、自分の好きなタイミングで気軽に働き始めることができて、辞めるときも急に辞められるということでしょうか。

働き始め、勤務を辞めるタイミングが自由に決められるのが、まずパートの大きなメリットでしょう。

お金が必要になったタイミングではじめて、何かトラブルなどで辞めたくなったら辞められるのがパートです。

残業がないパート

正社員と同じ扱いを受けられないのに、無理やり仕事を押し付けられて残業になることもある派遣と違い、パートは勤務時間がしっかり決まっていることもあり、残業が発生しにくいです。

派遣よりさらに明確に、働く時間が定められたパートは、予定の時間を組みやすいというメリットがあります。

仕事のやりがい、給与を重視するなら派遣

ここまでパートの良いところばかりお伝えしましたが、パートはもちろんデメリットも多いです。

まず仕事内容が、簡単で誰でもできるものばかり。

派遣ももちろん簡単な仕事ばかりですが、社員との距離が近くなるので、任される仕事の重きも少し変わります。

そしてその分、給与相場も変わります。

時給の相場は派遣の方がずっと高いので、パートの給与で満足できない方は派遣で働く方が良いでしょう。

ベストな派遣の働き方は?

「派遣社員はやめたほうがいい」のは伝わりました。

しかし、どうしても派遣社員として働くのは無理なのでしょうか。

派遣社員ならではの強みを活かせる、ベストな働き方を模索していきましょう。

家計の足しに1年か2年働くのがベスト?

派遣社員は、先程も言ったように給与相場の低い働き方。

派遣社員の収入で今後ずっと働いていこう、と考えるのはおすすめできません。

せいぜい1年か2年、別の仕事のつなぎとして。

または家計の足しになるように、派遣社員という働き方を選ぶのがおすすめです。

早めに正社員への切り替えも

派遣社員一本で暮らしていくのは辛いです。

できるだけ早めに、正社員として働いたほうが、長い目でみると安定しています。

派遣社員一本で働いていくなら、今後ずっと働いていく覚悟が必要です。

しかし、派遣社員として働きやすいのも、せいぜい30代まで。

それ以降は紹介される求人数もどんどん減っていくでしょう。

派遣社員として働いていく…というのも実は楽ではありません。

派遣社員は企業にとって都合のいい存在

派遣社員の扱いはひどいものです。

それは先程もお伝えした通り。

派遣社員の扱いがひどいのも、「やめたほうがいい」と言われる要因です。

派遣先企業からの扱いのひどさに絞って、少し考えてみることにしましょう。

正社員と仲良くできない

やはり「いついなくなるかわからない存在」として、派遣社員は正社員との関わりが薄くなりがちです。

たとえば正社員が呼ばれる会社のイベントに呼ばれなかったり、正社員と仲良くするのに気が引けたり。

同僚と腹を割って付き合えないのは、実は仕事する上で結構ストレスです。

福利厚生なし

派遣社員は、派遣先企業の福利厚生制度を受けられません。

派遣会社によっては、登録スタッフが受けられる福利厚生を設定しているところがあります。

必要なら、派遣会社の福利厚生制度を調べてみるようにしてください。

正社員と同じクオリティを求められる

派遣社員という非正規雇用の立場なのに、派遣先企業から「正社員なみの高いクオリティ」の仕事を求められることがあります。

安い給与で、ときに負担の重い仕事を担わされる可能性があること、派遣社員として働く際に覚悟が必要でしょう。

のんびりと、自分のプライベートを担保できる仕事がお望みなら、派遣社員はもしかしたら向かないかもしれません…。

育てなくていい

企業としては、自社の利益をあげてもらうために、社員を育ててスキルを上げてもらう必要があります。

しかし期限で勤務期間が決まっている派遣社員は、派遣先企業から育ててもらうことができません。

企業から手厚い対応を求めている人には、派遣社員は不向きでしょう。

未来を見据えた働き方をするべき

派遣社員はやめたほうがいいのか悩んでいる方に私からアドバイスできるとすれば、「未来を見据えた働き方をしろ」といったことでしょうか。

派遣社員という働き方には、どうしたって未来を感じることはできません。

派遣社員を続けて、年齢を重ねれば重ねるほど、後々生きづらい未来が待っていることは間違いないのです。

派遣はスキルアップできない

派遣社員の仕事内容を考えても、職歴として認められないことを考えても、「スキルアップできない」ことが辛いです。

スキルアップしないまま歳ばかり取っていくと、どこかで本人のキャリアは頭打ち。

年齢を重ねるほど、求人は少なくなっていくからです。

派遣社員の仕事の中でも、できるだけ難しい仕事を選ぶなどスキルアップできる仕事を中心に働きましょう。

スキルアップを重ねた結果、一流の人材になるのが理想です。

「今だけ良ければいい」

働き方で、将来幸せになれるわけがないのです。

派遣の多くは誰でもできる仕事である

私は仕事する上で目指すべきなのは「自分にしかできない仕事」だと思っています。

もちろん、あなたのポジションの代わりなんてたくさんいます。

そんなことは百も承知です。

しかし、そんな「代わりのいる仕事」のなかでも自分なりの工夫を凝らすのが大切。

派遣社員の仕事はそれすら許されません。

形式が決まっており、やり方を変えることなんてできない、本当に誰でもできる仕事ばかりです。

あなたはそんな誰でもできる仕事を長年やることで、未来を食いつぶすことのないようにしてください。

若い派遣社員は今すぐにでも別の働き方を!

若い派遣社員は、派遣先企業として紹介される企業に不自由しないでしょう。

若さという絶対的な武器があれば、その後すぐ食いっぱぐれることはまずありません。

しかし、その若さという強い武器を無駄にしないために、今すぐ派遣社員はやめるべきです。

繰り返し言っているように、派遣社員には未来がありません。

若いというだけで、どの企業からも優遇されるでしょうから、早めに正社員登用を目指して就職活動を行ってください。

派遣社員を辞めた人の声

新卒から5年くらいずっと派遣事務で働いていました。働いている時は自由な時間で働きやすいなとか思ってたけど、やっぱり給料は安いし、何より未来が見えないので辞めました。私は結婚願望もなかったので、一人で生きていける力がいると思って、正社員に働き方を切り替えました。でも正社員になってからの方がはるかに働きやすいし安定してます。20代なら就職もそれほど苦労しませんでした。

正社員で働いていましたが、結婚を機に退職、派遣での仕事をはじめました。しかしやはり、仕事の簡単さ、責任のなさが性に合わず、再び一般企業に就職しました。しかし間違いなく派遣の方が自由がきくので、子持ちの方など、派遣のほうがあっている方も間違いなくいると思います。

まとめ

派遣社員はやめたほうがいいと言われがちなその理由、わかっていただけたでしょうか。

やめたほうがいいと言われがちなその主な理由はやはり、「未来の先行きが見えないから」というのが大きいでしょう。

スキルアップできない、職歴として弱いのが、「派遣社員はやめたほうがいい」と言われる理由です。

長期的に続けるのが難しい派遣社員。

「今すぐやめろ」なんて言っているネットの記事があるのも頷けます…。

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