派遣社員の勤務先は派遣先企業ではなく派遣元!あなたの雇用主は派遣会社です!

派遣社員の基本情報

クレジットカードを作るときや、新しい賃貸を契約するときなど、必要書類に【勤務先】を記入する場面で、「勤務先ってどこだろう」と迷ったことはありませんか?

派遣社員に関係する会社は

① 派遣元=派遣会社
② 派遣先企業=実際に働く会社

の2社が登場します。

ここであなたにとっての勤務先ですが、正しいのは派遣元、つまり「派遣会社」に当たります。

今回は、区別がややこしい派遣元と派遣先について、整理していきます。

この記事を読めば、もう混乱することはなくなるでしょう!

派遣社員の勤務先は派遣会社が正解

派遣社員をしていて【勤務先】に迷った時は、「自分の雇用主は誰なのか?」を思い出すと簡単に解決します。

派遣社員であるあなたに給料を支払ったり、社会保険など福利厚生を付与してくれているのは、あなたに仕事を紹介してくれた派遣会社です。

つまり、派遣会社があなたの雇用主になるということ。

ということは、派遣社員の勤務先は「派遣会社(派遣元)」が正しいということは、簡単にお分りいただけますよね。

実際に働く場所が派遣先企業なので、ついつい勤務先=派遣先企業と思ってしまいますが、派遣先企業と派遣社員は直接契約を結んでいないので、両者に関係はありません。

もう少し理解できるよう、実際の会社名を例に挙げて、わかりやすく解説します。

<例1>
あなたはパーソルテンプスタッフから仕事を紹介してもらって、LINE株式会社に派遣されているとします。

このとき、
派遣元・・・パーソルテンプスタッフ
派遣先・・・LINE株式会社

この場合のあなたの勤務先は・・・
【◯】パーソルテンプスタッフ
【×】LINE株式会社

<例2>
あなたはキャリアデザインITパートナーズから仕事を紹介してもらって、株式会社メルカリに派遣されているとします。

このとき、
派遣元・・・キャリアデザインITパートナーズ
派遣先・・・株式会社メルカリ

この場合のあなたの勤務先は・・・
【◯】キャリアデザインITパートナーズ
【×】株式会社メルカリ

これでもうお分かりいただけましたね!

今後、書類に勤務先を書く時は必ず「派遣元である派遣会社」を記入してください!

間違えて派遣先企業を記入した!どこまで問題になる?

もしも、勤務先に派遣先企業を書いて提出してしまったらどうなるのでしょう?

気がつかず間違えてしまったものは仕方ないですが、間違った勤務先を記載することは立派な虚偽になるので、気づいた時点で提出先に連絡してください。

特にクレジットカードや賃貸など、契約の時に審査基準になる書類だと、虚偽の記載をすると「詐欺行為」と見なされかねません。

見栄えを良くするために勤務先を書くのはNG

派遣社員として見られるよりも見栄え良くみせたいために、あえて勤務先企業を書いて書類を提出する人が時々います。

ですが、これは立派な詐欺行為にあたります。

勤務先に虚偽の記載をしても審査の時にバレますし、クレジットカードの申請などの場合は、その後カードが発行できなくなるという事態に陥ることも。

勤務先をごまかす行為は絶対にしないでください。

仕事が見つかっていない状態はどうすればいい?

派遣社員は、仕事を探す段階で派遣会社に登録はしますが、社会保険が適応されたり給料が支払われるのは、「派遣先企業が決まって実際に働いている期間のみ」になります。

仕事が見つかっていない状態、または最初の仕事の契約が満了になって次の派遣先企業を探している状態は、正確には「派遣会社に在籍しているが雇用はされていない」ということになるので、この場合は【勤務先に派遣会社を書くことができない】ということになります。

仕事が見つかるまでは「無職」と同じ扱いということですね。

前の仕事と新しい仕事が見つかるまでの期間が短い場合は問題にはなりませんが、あまりにも期間が空きすぎるときに、勤務先に派遣会社を書くのは虚偽になる可能性があるので、その場合は登録している派遣会社のスタッフに相談してみてください。

無期雇用派遣は該当しない

一般的な派遣社員は有期派遣社員といって、派遣されている期間のみ給料や福利厚生が受けられますが、一定条件をクリアした人は「無期雇用派遣」という雇用契約を結ぶことができます。

無期雇用派遣になると、無期限で派遣会社に雇用されることになるので、この場合は仕事が見つかっていない期間であっても、勤務先に「派遣会社」を記載しても問題ありません。

不安な時は派遣会社の担当者に相談してから

何か書類を書く必要があって、もし勤務先の記入に困ったら、躊躇せず登録している派遣会社の担当者に相談しましょう。

「勤務先は派遣元=派遣会社」というのは正しいですが、あくまでもあなたが勤務先企業で働いている期間に限るということはお忘れなく。

仕事を探している間は、無職と同じ扱いになってしまうので、そこは注意してくださいね。

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