いまだ正社員として働いていないフリーターが、いざ「就職したい」と考えたとしても、フリーター歴が長かったならなおさら正社員として就職するのは難しいです。
一般的にアルバイトとして働いていた時期は職歴としてカウントされません。
そこから、「職歴のまったくない状態」での就職となると、かなり高いハードルを超えて就職にたどりつくことになります。
そんな「フリーターの就職」を助けてくれる存在こそ、「フリーター専門の就職サイト」です。
フリーターが就職するためのノウハウを多数持っている、フリーターでも就職しやすい「未経験可」の求人を多く扱っているなど、フリーターが就職しやすい要素をたくさん持っているサイトが多いです。
フリーターであるあなたがいまだ20代ならなおさら、就職サイトをつかった職探しは、それほど難しくありません。
自分の持っている「若さ」などの財産をしっかり活かして、「脱フリーター」を成功させてください。
フリーターから正社員の就職は難しいのか?
フリーターから正社員に就職したいと思っている方は多いです。
実は今これを書いている私も、フリーターから正社員に就職した一人です。
フリーターといえば、スキルも職歴も乏しい人種と思われがち。
そして実際、アルバイト業務では大したスキルが身につかないのも確かです。
果たしてフリーターから正社員への就職の難易度はいかほどなのか。
フリーターから正社員へ就職するのは難しいのか否か、調べていきましょう。
若者のフリーター→正社員の就職はそれほど難しくない
再起に結論を言ってしまうと、実は若者なら「フリーターから正社員への就職」はそれほど難しくありません。
もしあなたがまだ20代のフリーターなら、「正社員就職」自体はそれほど難易度が高くないのです。
私の時代は、もう少しフリーターから正社員に就職するのは、もう少し難しかったような気がするので、今の若者は少し羨ましいと感じてしまいます…。
現在日本社会は若手人材不足
どうして若いフリーターの就職が難しくないかというと、現代日本社会の構造にあります。
今日本は硫黄までもなく「少子高齢社会」真っただ中。
どの企業も若手人材に飢えている状態です。
そのため、フリーターなど、多少条件が悪い人材だったとしても、他の条件と総合的に見て採用基準を満たせば、正社員への就職は十分可能なのです。
新卒の就職より条件が悪くなることも
フリーターから正社員への就職は難しくないとはいえ、それでも未だ「新卒至上主義」の日本社会では、フリーターからの就職は多少我慢する部分が出てくるのも確か。
例えば新卒なら、自分のやりたい業界で、自分のやりたい職種につくことができます。
選択肢がとても広いのです。
しかしフリーターからの就職ともなると、就職先の業界や就職の選択肢が狭まることでしょう。
自分の好きな未来を選ぶのが難しくなるということも、フリーターのみなさんは覚えておかないくてはならないのです。
フリーターから就職しやすくなる就職サイト
フリーターから正社員への就職ということについて、他記事でも詳しく考察しました。
今回は主に、「フリーターが就職で利用するべき就職サイト」を紹介する記事としたいです。
数ある就職サイト、どの就職サイトを使って就職するのが一番スムーズなのか?
ここでいくつか具体的に就職サイトをご紹介します。
はたらいく
リクルートが運営する就職支援サービスがこの、「はたらいく」です。
はたらいくの特徴は、広い都道府県で様々なタイプの職を扱っている、「求人の幅広さ」です。
さすがリクルートグループの就職サイトといったところでしょうか。
自分のスキルにある程度自信があるなど、求人を多少選びたい方はぜひ、はたらいくを使って就職活動を進めてみてください。
UZUZ
UZUZは既卒と第二新卒向けの求人を多く扱う就職サイト。
正社員経歴のないかたでも、丁寧なサポートを約束しています。
UZUZはキャリアコンサルタントのサポートも丁寧なことで有名です。
「自分はどうなるのか」「何ができるのか」わかってない方でも、UZUZならあなたを助けてくれるはずです。
就職Shop
就職Shopは、掲載する求人はすべて「訪問済み」という生きた情報をくれる就職サイト。
書類選考なしで面接してくれるなど、求人の生感がすごいサイトです。
とにかくキャリアコンサルタントの対応が丁寧なので、正社員就職に対して不安をいだいている方も安心して利用が可能です。
すべての求人先企業に訪問済みということは、求人情報ではわからない真実も教えてもらえるということです。
JAIC
就職成功率80%を誇るのがこのJAICです。
多くの就職実績だけでなく、入社後定着率も薬95%と高いため、JAICの求人の質が高いことがわかります。
若手が有利とはいえ、考えなしの就職活動の成功率は決して高くありません。
JAICでの就職活動は成功率80%ということですから、これは安心ですよね。
フリーターから正社員に就職しやすい職種
フリーターから正社員就職ともなると、就職しやすい職種もだいぶ限られてきます。
では、具体的にどの職種に就職しやすいのか?
フリーターが就職に有利な職種をいくつかご紹介したいと思います。
営業
営業職は、フリーターからの就職先として定番です。
その理由は、営業職で一番求められるのが、「若さ」「体力」「ポテンシャル」など、学歴やスキルとは異なる部分だからです。
営業職で大切な「コミュニケーション能力」が、アルバイト経験で身につきやすいというのも、営業職が人気の秘訣かもしれません。
飲食
飲食業界も、フリーターから就職しやすいです。
飲食業界は、定着率が低いなどの理由から、慢性的な人手不足に陥っている業界。
職歴のないフリーターでも、比較的就職しやすい業界なのです。
また、飲食店への就職は、アルバイトからそのままエスカレーター方式で就職できるというのも理由の一つ。
飲食業界で働くと、福利厚生や休日の制度が悪く、「ブラック」な現場で働くことになるリスクもあります。
飲食業界で就職するときは慎重に行ってください。
アパレル
アパレル業界も、飲食業界と同じく、アルバイトからエスカレーター方式で就職しやすい業界です。
アパレル業界で求められるのは、スキルや学歴よりも「センス」です。
お客様に良い服を提供するセンス、お客様と適切にコミュニケーションを取るセンスなど、「アパレルで働くセンス」が求められます。
介護
介護業界も、比較的専門知識の求められない、フリーターが就職しやすい業界です。
スキルが求められないというだけでなく、介護業界は、ニーズの割に人手が足りてないというのも、就職しやすい一つの要因です。
一時期介護は「ニートでも就職できる」と言われたほど。
あまり就職する業界にこだわらない方には特に、介護業界への就職がおすすめです。
IT
IT業界は、成長産業であると同時に、人手が全然足りてない業界です。
IT業界は、確かに超スキル至上主義社会ですが、ある程度は自己流で勉強してスキルを身につけられる世界です。
IT業界で働きたいという思い、ITへの適性がある方は、IT業界での就職を一度検討してみてはいかがでしょうか。
IT業界で働く社員は、比較的平均年収が高いというのも、おすすめのポイントです。
就職サイト以外でフリーターから正社員就職の方法
フリーターから就職するための方法は、何も就職サイトを利用するだけではありません。
フリーターが就職するための方法を、年のため紹介します。
私個人としては「就職サイト利用」がおすすめですが、就職活動には「多方面からの視点」が大切ですからね。
何かの参考にしてください。
コネで就職する
フリーターから正社員就職を行った人の多くが「コネクションで就職」しています。
知り合いの会社に就職、友達の会社に就職、父親の会社に就職…。
とてもありふれた筋書きです。
コネに覚えがある方は、コネを伝った転職も選択肢としてあります。
バイトから正社員登用を狙う
私が実際に経験した就職の手順です。
アルバイトとして働いた会社で、ある程度実績と経験を積んで、正社員として登用されるというもの。
アルバイトから正社員登用を狙うには、「そもそも正社員登用制度がある会社で働く」「正社員になるほどの実績を作る」という条件をクリアしなくてはなりません。
時間もかかることもあり、少し確実性にかける方法かもしれませんね。
いっそ起業する
「どこかの会社で働く」という考えをそもそも捨てて、「自分で会社を作る」という選択肢があります。
これがうまくいけば、普通に会社勤めするよりはるかに多くの給与を得ることができます。
しかし企業には、多くの知識と経験、人脈が必要になります。
誰でもできることではないですが、人生一回、チャレンジしてみる価値はあります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
フリーターからの就職に役立つ、おすすめの「就職サイト」と就職におすすめの職種、業界もご紹介しました。
フリーターからの就職は、選択肢は狭くなりますが、決して難しくないです。
自分が選ぶべき道をしっかり選んで、フリーターからの就職を成功させてください。