例文を押さえよう!第二新卒者の自己PRの書き方

転職コラム

入社したもののやりたい仕事とは違っていた、もっとスキルアップできる会社に移りたい、などさまざまな理由から転職を考えている人も多くいるでしょう。

その中でも企業からの需要が高いのが第二新卒です。

しかし、同じように転職を考えている第二新卒者は多くいますから、その中で差をつけるためには自己PRが重要になります。

第二新卒の場合には要点をきちんと踏まえて練り込む必要があるのです。

今回は、自己PRのポイントや具体例といったことについて紹介します。

社会人としての基礎的な能力をアピールする

第二新卒と新卒の決定的な違いは、一度社会に出ているかどうかということです。

第二新卒の場合にはすでに一度は社会に出て、社員としての経験を積んでいます。

ですから、自己PRではその点をしっかりとアピールすることが重要でしょう。

ビジネスマナーなどの基礎能力

まず、アピールするべきなのはビジネスマナーといった働くための基礎的な能力です。

第二新卒はすでに研修などを受けて働いた経験がありますから、一から教育していく必要がないという点が強みです。

会社で働くための、ある程度の知識や能力が身についている状態なら教育の手間がかかりませんし、早いうちに実戦の業務を任せることができます。

企業側としても、教育することなくすぐに仕事を教えられるという点をメリットに感じて第二新卒を採用しようとしていますから、この点をしっかりとアピールするべきでしょう。

職業意識の高さ

職業意識が新卒よりも高くなっているという点もアピールポイントです。

一度働いたことによって、仕事に対する意識や捉え方などがしっかりとしている、働くことへの意識が高いということも第二新卒のメリットになっています。

職業意識を重視している企業も多いですから、この点をしっかりとアピールできれば採用にも有利に働くでしょう。

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積極性やフレッシュさを大事にする

すでに一度社会に出た経験のある第二新卒なら、その企業や職種に対するより具体的な熱意をアピールすることも重要でしょう。

また、熱意だけではなくフレッシュさなどもアピールすると効果的です。

積極性や熱意

すでに職業経験がある第二新卒の場合は、具体的な熱意や積極性をアピールすることが重要になります。

漠然とした希望や熱意ではなくて、具体的な業務や職種に対する熱意と積極性を伝えるようにするといいでしょう。

こんな業務をしたいといったことやその職種に対するやる気を伝えてください。

積極性ややる気は、まだあまり経験やスキルがない第二新卒なら重視されるポイントです。

具体的なやる気をアピールできれば、採用すれば育てやすそう、がんばってくれそうと思ってもらえて、転職には有利でしょう。

フレッシュさ

第二新卒を採用するという企業では、会社の若返りを図りたいという場合もあります。

その場合は、フレッシュさをアピールすると効果的です。

また、フレッシュさと同時に柔軟性も重視されている場合もありますから、若々しさとその企業に合わせられる柔軟性をアピールするようにしましょう

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企業側が求める人物像をしっかりとつかむ

応募する企業が求めている人物像をつかむ、ということは第二新卒の自己PRでは重要になります。

そこで企業分析は第二新卒でなかったとしても、転職するうえでやっておくべき重要なポイントです。

特に、スキルや経験が浅い第二新卒は、しっかりと企業分析をしておくことが大切でしょう。

求められる人物像を知ろう

第二新卒はすでに、ある程度のビジネスマナーなどを身につけていますので、研修などをせずにすぐに実務に投入したいという企業が多くなっています。

そのような期待を持って採用をするわけですから、その業務や社風などに合っている人物を企業側としても採用したいと思うものです。

ですので、企業がどんな人物を求めているのか、どんな業務が中心なのかといったことをきちんと調べるようにしましょう。

調べたうえで、求められている人物像に合うようなエピソードなどを選んでアピールしてください。

職種や業務内容についても知っておく

求められる人物像と共に、その職種や業務内容への理解も深めておく必要があります。

志望動機の内容に説得力を持たせるためには、その企業への理解というものが不可欠になりますからしっかりと調べておきましょう。

具体例で自己PRをしよう

第二新卒の自己紹介の場合には、学校を卒業した後、つまり前職でどんなことをしてきたのかを伝えることになります。

前職ではどんなことを担当したのかといったことだけでなく、なぜ転職をするのかといったことも織り交ぜるようにするといいでしょう。

前職の業務を通して、希望職種に興味を持ったというように、うまくつなげるようにすると好印象です。

例文

大学卒業後、食品関係の販売業に就いて店舗業務全般に携わりました。

お客様への対応や販売業務ではそれぞれのニーズに合った商品をご提案したり売り場へとご案内したりして、気持ち良く買い物をしていただけるように努めてまいりました。

社員としてはPOPの作成や売り場の管理、売上管理などをおこなってきましたが、そのような業務をおこなう内にバックアップとしてもっとスキルを高めていきたいと思い、事務職への転職を考えて御社を志望しました。

前職の勤務経験は2年ですが、社会人としての経験を生かして頑張りたいと思っています。

スキルや資格でアピールを

資格やスキルといったものをアピールする時には、志望している職種に関係するようなスキル、資格をアピールする必要があります。

まったくその職種に関係のないスキルを伝えても、効果的なアピールにはなりませんから気を付けてください。

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例文

店舗においてはパソコンを利用して、POPの作成や売上管理、店舗のホームページ更新などをおこなってきました。

また、それまではわかりにくく煩雑としていたシフト管理表をわかりやすく作り替えて、スタッフ管理をしやすくするなどの工夫をおこないました。

休日などに勉強を進めて、事務職として必要になる給与計算や社会保険知識なども習得していますし、日商簿記は2級をMOSはエキスパートレベルの資格を取得していますので、パソコンを利用した業務には自信があります。

人柄でアピールする例

スキルややる気などと共に重視されやすい人柄ですが、これはスキルなどと絡めてアピールすると効果的です。

自分の長所や得意分野などだけを伝えるのではなく、その長所と前職で身についたスキルを絡めて伝えることができれば、説得力が増します。

例文

私は、昔から人と接することが好きでした。

前職では、販売や接客といったことを通じて、更に対人関係のコミュニケーション能力を高めることができました。

お客様が何を求めているのかを的確に把握して対応するスキルを高めることができましたし、円滑な人間関係のコツなどもつかむことができましたので、販売や接客といった業務以外でも、その能力を活かしていけると思います。

入社意欲でアピールする例

第二新卒なら、入社意欲の高さをアピールすることは大切です。

その会社に入ってどんなことをしたいのか、どのようにスキルアップしていくのかというような、入社後のことに関しても絡めてアピールするといいでしょう。

例文

2年間の社会人経験で、仕事に対する責任感や楽しさといったものを学ぶことができました。

お客様と接する販売業はとてもやりがいのある仕事でしたが、表舞台を裏から支えてバックアップする仕事が私には適職だと感じました。

販売業を経験したことで、自分の適職が何なのか見出せたと思っています。

今まで培ったコミュニケーション能力や積極性といったことを常に意識して、短期間で戦力として活躍できるように必要なスキルや知識を身につけるように努めていきます。

転職エージェントを活用してみる

第二新卒の転職なら、転職エージェントを利用するという方法もあります。

転職エージェントとは、無料で転職をサポートしてもらえるサービスです。

転職サイトなどとは違い、専任のエージェントがついて二人三脚で転職活動を進めていくのが特徴になっています。

第二新卒向けの転職エージェントなどもありますから、インターネットで検索してみるといいでしょう。

求人のマッチング

転職エージェントを利用すると、自分の希望条件や職種にあった求人を紹介してもらうことができます。

自分で探す必要がないので、忙しい時にもいいですし、どの求人がいいのかわからないという場合にもいいでしょう。

また、転職エージェントでは非公開求人といった、一般には公開されていない好条件の求人も多くあります

そのような条件のいい求人を紹介してもらえる可能性もあるのはメリットです。

日程調整などの雑務

転職エージェントでは、企業側への応募や面接の日程調整、内定後の入社時期調整などを転職者に代わっておこなってくれます。

自分で調整する必要がないので、選考だけに集中することが可能です。

さまざまな雑務はエージェントが対応しますから、働きながら転職を目指しているという場合にもいいでしょう。

書類の書き方や面接対応

履歴書や職務経歴書の書き方指導や添削、面接対応についてのアドバイスなどもおこなってもらえます。

そのため、自己PRが上手く書けない、なにを書けばいいのかわからないという人や、面接で上手く伝えられる自信がないという時には頼ってみてください

また、自分の強みがわからないという場合には相談に乗ってもらうことも可能ですから、遠慮せずに聞いてみるといいでしょう。

採用条件の交渉やアフターフォロー

なかなか自分自身では交渉しにくい、給与や福利厚生、休日についても交渉してもらえる場合もあります。

そのため、求人票よりも良い条件で入社できる可能性もあるのです。

もう少し条件を良くしたいという場合には、エージェントに相談して交渉してもらってみてください

入社後に問題が起こったらアフターフォローもしてもらえます。

企業との間に入ってくれる場合もありますので、困ったことがあったら相談してみるといいでしょう。

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学生時代のエピソードに終始しない

自己PRでは、説得力を持たせるために今までしてきた経験などをエピソードとして伝える必要があります。

しかし、業務になんの関係もないようなエピソードではいけません

そのエピソードから業務に関係するスキルや特技、人柄などがうかがえるものでなければ効果はありませんから気をつけましょう。

学生時代のエピソードだけではダメ

第二新卒の場合は、すでに社会に出て仕事を経験したことがあるわけですから、学生時代のエピソードだけではアピールが足りません。

新卒なら学生時代のエピソードで十分ですが、第二新卒なのに学生時代のエピソードしかないということだと、前職ではなにも学ばなかったのかなと思われたり、きちんと仕事をしていなかったのではないかと思われたりしてしまいます。

ですので、前職での実績や身につけたスキル、学んだことなどを織り交ぜながら、エピソードを練るようにしましょう

退職理由と志望動機を結びつける

退職理由は人それぞれですが、その退職理由と志望動機を結び付けて語ることができれば効果的ですし、その企業を志望していることへの説得力がアップするでしょう。

ポジティブな理由を

退職理由として、今の仕事が嫌だった、人と接するのが苦痛だったというようなネガティブな理由から転職する人も多いでしょう。

しかし、それをそのまま伝えるのはよくありません。

ですので、ポジティブな言葉に変換しつつ、志望動機と結びつけるようにしてください

不安を払しょくする必要がある

第二新卒でネガティブな理由の退職理由を伝えてしまうと、採用してもまたすぐに辞めてしまうのではないかという不安感を採用担当者が感じてしまいます。

そうなると採用される可能性が低くなりますから、できるだけ、すぐに辞めてしまうのではないかという不安を払しょくできるようにする必要があるでしょう。

そのためにも、退職する理由と志望動機を結び付けて、その企業への入社意欲ややる気などをアピールしていく必要があるのです。

応募書類は採用面接を意識して書く

履歴書や職務経歴書は書類選考に必要なものですが、それだけではありません。

面接まで進んだ場合には、その応募書類をもとにして面接をおこないます。

ですから、応募書類は面接でしっかりとした受け答えができるような内容にしておく必要があります。

内容を覚えておく

これは当たり前のことなのですが、応募書類に書いてあることと面接での受け答えが違うということではいけません。

ですから、履歴書などにどのような自己PRを書いたのかをしっかりと覚えておく必要があるでしょう。

応募書類のコピーを取っておいて自分がどのようなことを書いたのか、きちんと頭に入れておいてください

まったく違う受け答えをしてしまったということでは、採用される可能性は低くなりますから気を付けましょう。

語れるような内容を

内容を覚えていたとしても、面接でしっかりと語れなければ何の意味もありません。

面接で話が広がるようなエピソードや自己PRを書いておくことが重要になります。

その会社に入りたいのだという情熱ややる気を伝えられるような内容にしておかなければいけませんので、応募書類に書く内容は、面接で採用担当者に語るということを前提にしてしっかりと練ってください

転職の成功率を上げる!職務経歴書の書き方マニュアル
職務経歴書の書き方一つとはいえ侮ってはいけません。職務経歴書をしっかり、採用担当者に魅力を与える書き方にするだけで、あなたの転職成功率をぐっと上げることができます。

時間をかけて丁寧に考えることが大切

このように、第二新卒の自己PRにはいくつかのポイントがあります。

企業側が第二新卒に求めているものは何なのかをしっかりと理解して、それに沿うようなアピールをしていきましょう。

転職は人生において一大決心ですし、これからの人生を左右する大きな出来事でもあります。

ですから、時間をかけてしっかりと考えていくことが重要です。

自己PRはもちろんのこと、応募書類はじっくりと考えて丁寧に書いていくことが大切になります。

また、早く転職したいからと焦ったり慌てたりすると、あとあと後悔するということもありますから、落ち着いて行動するようにしましょう。

転職活動は、面接まで意識した応募書類の作成、転職した後の具体的なイメージなどを思い浮かべることが大切です。

ですから、焦らずに自分の将来をきちんと考えて、落ち着いた転職活動をするようにしましょう。

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