大企業に転職すればいいってものじゃない!大企業で働くデメリット

転職コラム

「一部上場企業勤務」

というブランドはとても大きいもので、まだまだ日本には「大企業で働く=幸せ」という価値観が根強いです。

しかし、大企業で何年か働いた経験のある私から言わせていただければ、大企業で働くことにはデメリットも多いです。

具体的にどんなデメリットがあるのか、一つずつ調べていきましょう。

この記事を書いたライター
C新卒で一部上場企業に就職後、3年でベンチャー企業に転職。
ベンチャー企業で2年勤務した後、フリーランスへ転向。
犬一匹と二人暮らし。

大企業で働くデメリット

1.自分で仕事を選べない

大企業の社員は、「仕事」を選ぶことができません。

大企業で働いていた時代、私の上司は「営業として入社、その後海外営業、人事、総務、広報」と多様な職種を経験していました。現在はまた別の部署で、別の仕事を担当していることでしょう。

そしてこれだけ多様な職種を経験しているのは、本人自身の意思ではありません。人事が一方的に、上司へ通告したものです。上司はそれに従ったまで。

大企業のツラさはここにあります。「マーケティングをやろうと入社したのに、今は経理をやってる」なんてことはよくある話です。

果たして、「営業も人事もできます」なんて人が一流の社員と言えるでしょうか。現代社会に求められるのは、一つの分野を極めたスペシャリストです。ずっと大企業に働いているような人は、今後どんどん生きづらくなってくるでしょう。

2.勤務地を選べない

大企業で働いていると、海外転勤なんてことも多く、転勤、出向は当たり前。

たとえ家族のためを思って、やっとの思いで東京にマイホームを買ったとしても、家を買ったその瞬間、地方に飛ばされるなんてことも…。

皮肉なことに「家族」「家」など、守るものが多くなればなるほど、転勤の可能性は高くなっていきます。

人は最低限、自分が働く場所、住む場所を選ぶ権利が許されるべきです。

そんな基本的な人権を奪うなんて、大企業はそんな権利があるのでしょうか?

3.上司を選べない

先導するリーダーが無能だと、自分の成長も見込めませんし、他人を否定してばかりの人間になってしまいます。

大企業で働いていると、リーダー、上司を選ぶことができません。

ベンチャー企業ならば、少なくとも会社のトップ、社長を選んで働くことができます。社長が魅力的なら、その会社で働く気もおきるというもの。

一方大企業は、社長との距離が遠すぎて、尊敬なんてできません。尊敬できるリーダーの下働けるかどうかの問題は、働きやすさを決める点でかなり重要です。

4.同僚を選べない

仕事する上で、共に仕事する仲間を選ぶのはとても重要です。

RPGや少年漫画に置き換えて考えてみてください。よくわからない仲間と旅に出るより、信頼のおける、気が合う仲間と旅に出たほうが、旅の目的は果たしやすくなるはず。

よくわからない、能力があるのかわからない仲間と旅に出るなんて絶対に御免こうむります。

大企業にはそんな有象無象の集まりみたいなチームが多く存在します。

5.仕事を断れない

大企業は仕事を断ることもできません。

大きな組織で働いていると、上から降りてくる仕事をこなすのは絶対。その仕事がどれだけつまらなくて、気の向かないものでも、仕事を受けた人にはその仕事を拒否する権利はありません。

小さな組織なら、仲間と「この仕事はやる必要あるのか」という話し合いをする余地があります。

大企業で働いているとわかりにくいことですが、実は「やらなくていい仕事」ってとても多いです。

小さな組織は、「成果」を追い求めるため、無駄な仕事を断る自由があります。

6.成果が給与に反映されない

大企業の社員は、制度の問題で年収に限界があります。

大企業によっては、どれだけがんばっても年収上限が400万円なんてことも。どれだけ成果を上げても、どれだけ能力が高い人手も、年収が500万円、600万円に達することはあり得ないのです。

このように大企業は社員を食い物にして、売上ばかり吸い上げていくのです。

そんな能力の高い人は、自分の能力、成果がそのまま報酬に反映される「フリーランス」への転身をおすすめします。

7.コミュニケーションコストが高い

大企業でよくあるのが「無駄な定例会議」です。

大した話もしないのに、会議室に20人ほどが集まり、主に喋るのは2人か3人。1時間の会議時間を無駄にします。会議中半数以上の人間は寝るかボーッとしている。これほど無駄な時間もありません。

大企業は人が多すぎるがゆえ、風通しが悪くなり、コミュニケーションコストばかり高くなってしまうのです。

8.プロジェクトをやめられない

大企業内で立ち上がるプロジェクト。これを辞めることができないのも大企業のデメリットです。

たとえプロジェクトのメンバー全員が「このプロジェクトはうまくいかない」と思っていたとしても、メンバーの判断でプロジェクトをやめることができないのです。

小さな組織なら、誰かが「こりゃダメだ」と思った時にプロジェクトをやめられる柔軟性があります。

9.無駄な競争から抜けられない

過去成功した人たちは誰しも「儲け」を最優先で考えていません。

大企業の社員たちは、みんな同じようなことで争い、我先にと儲けを求めて、競争します。

成功するためにいちばん大切なのは、人と同じことをしないことです。レッドオーシャンで競合と戦わず、新しいポジションを作ることが何より大切です。

Facebookだって、Googleだって、出てきた時は誰にも理解されないサービスでした。でもそれで戦うんです。「うまくいくかもしれない」という直感を信じて。

ドワンゴの創始者である川上会長は書籍の中でこんな事を言っています。

「新しいことをやるときには人に説明しない」というのは、僕のポリシーのひとつです。なぜかといえば、新しいチャレンジをやるときは、必要最低限の人が知っていれば十分で、それ以外の人の存在はジャマになるだけだからです。

大企業で新しいことをやろうと思うと、仕事を大勢に説明しなくてはなりません。だから大企業はダメなのです。

10.自分の努力でどうにもならないことが多い

大企業は事業に関わる人数が多く、事業規模がとても大きくなります。

だからこそ成功した時の収益も大きくなるのですが、逆にマイナスが出た時の赤字幅も大きくなります。

赤字が何百、何千億円なんてことになったら、自分一人の働きではどうにもならなくなります。そんな会社では、とてもではないけど「頑張ろう」とは思えません。

これが小さな組織ならば、一人の頑張りでなんとかなる要素があるのです。「自分のがんばりが会社に反映される」のは幸福なことです。

11.誰も責任をとろうとしない

前記した「赤字何千億円」が発生した時に恐ろしいのが、「誰も責任を取らない」ということです。

事業が大きくなり「責任が分することで、関わる全員「責任を取る」という意識が薄まってしまうのです。

「自分ではどうにもならない」からこそ、自分に責任がないという意識が生まれてしまうのでしょう。

小さな組織なら、損が出た時誰の責任なのか一発でわかります。フリーランスならば損が出たなら間違いなく「自分の責任」となります。

社内で責任をなすりつけ合うよりも、責任の所在がはっきりしている方がずっと健全です。

ベンチャー企業の方がやりがいがある

以上で説明したような理由で、私は大企業で働くよりベンチャー企業をおすすめします。小さな組織で働くのすら不自由を感じる方は、自営業で働くのも良いでしょう。

強いこだわりがあるならば大企業で働くのも良いでしょうが、「安定しているから」というようなぼんやりした理由で、大企業に入るのはやめましょう。

現在は転職エージェントやスカウトサービスを使うことで、優良のベンチャー求人を探すこともできます。もっと広い目で、自分の未来を見つめてください。

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