ケアマネジャーへの転職を考えている方も多いのではないでしょうか。
ケアマネジャーは、一般的な介護士とはまったく違う仕事をこなします。
ケアマネジャーとは、介護支援専門員の別名で、介護を必要とする方が介護保険サービスを受けられるように、ケアプランの作成を行うスペシャリスト。
ケアマネジャーとして働くためには、「介護支援専門実施研修受講試験」に合格しなければなりません。
介護福祉士はステップアップのために、ケアマネジャーとなることのできる資格取得を目指したり、医療幅を広げるために看護師がケアマネジャーを目指すケースもあります。
ケアマネジャーの仕事
まずは、介護のスペシャリスト、ケアマネジャーの仕事から知っておきましょう。
介護士の仕事とどのような違いがあるのでしょうか?
ケアプラン作成
代表的なケアマネジャーの仕事は、介護保険サービスの利用者のためにケアプランを作成することです。
ケアプランを作ることで、サービス利用者がどんな問題を抱えているか、その問題を洗い出して、自立した生活を遅れるように支援します。
介護サービスを受ける上でもっとも多い問題が、介護給付金に関する問題です。
この介護給付金の管理を行うのも、ケアマネジャーの重要な仕事。
ケアマネジャーが、きちんと事業所へ介護給付金が支払われるように、国民健康保険団体連合会への必要書類提出を行います。
介護施設の斡旋
ケアマネジャーの、もう一つの重要な仕事が、介護が必要な人と介護施設の斡旋があります。
介護施設の種類や数は多く、それぞれ異なる特徴があります。
そんな特徴さまざまな介護施設を、利用者のニーズに合わせて紹介していく…。
これは介護のスペシャリストたるケアマネジャーにしかできないことです。
そして、この介護施設紹介のスキルが欲しいからこそ、看護師がケアマネジャー資格を取ることがあるのです。
ケアマネジメント以外の仕事は?
ケアマネジャーの仕事は、ケアプラン作成や、介護事業所紹介だけではありません。
ケアマネジャーはその他、生活困窮者に生活保護申請の手伝いをしたり、食事に困っている方に配食の手配をします。
また、施設利用者と家族の仲を取り持ったり、高齢者に地域社会参加を後押しします。
ケアマネジャーの転職時期は?
ケアマネジャーの求人が出る時期は、一般的に9月から3月頃に出るといわれています。
夏の賞与が出て、それから年度末までの期間ですね。
組織内の人材が動くのは、年始より年度末のほうが多いです。
人が動く時期のほうが、求人が多く出るのは当然ですよね。
どうやってケアマネジャー求人を探す?
ケアマネジャーへ転職したいと思った時、ケアマネジャーの求人をどのように見つけるのか。
それは簡単です。介護士専門の転職サイトを使えばよいのです。
具体的におすすめの介護士転職サイトを紹介します。
スマイルサポート介護
スマイルサポート介護の求人は全部で50000件以上。
利用者満足度も96.7%と高く、利用者からの指示も厚いです。
全国への転職に対応しており、求人が多く、コンサルタントの提案力も高い。
スマイルサポートに弱点は見当たりません。
ケアマネジャーへの転職を考えた時、ピッタリの転職サイトだと言えるでしょう。
介護のお仕事
介護のお仕事に在籍するコンサルタントは、多くが業界経験者。
自身の経験に基づいた転職サポートを行ってくれるため、介護業界転職希望者も、コンサルタントに信頼がもてます。
ケアマネジャー転職失敗談
ケアマネジャーへ転職した全員が、転職がうまくいって幸せに働いているわけではありません。
ケアマネジャー転職に失敗した人の体験談を調べておいて、自身の転職活動に活かしましょう。
Kさん 28歳
介護職よりも一歩離れた場所で、コンサルタントのような業務をやりたいと思い、ケアマネジャーになりました。
しかしいざケアマネジャーになってみると、やる仕事は介護領域のものが多く、介護士時代とあまり変わっていない印象でした。
介護士の仕事に、ケアプラン作成などケアマネジャーの専門的な仕事が増えて、むしろ以前より仕事が増えたほどです。
こんなことならケアマネジャーにならなくてよかったかな…なんて。
人手が少ない事業所で働くと兼務させられることも
事業所によっては、Kさんのようにケアマネジャーと介護士を兼務するような形になることも。
もしケアマネジャーの仕事に集中したいなら、実際に勤務を始める前の面接で「ケアマネジャーに集中したい」という意思を伝えてください。
ケアマネジャー年収相場
ケアマネジャーの年収も調べておきましょう。
ケアマネジャーの平均年収は「394万円」です。
介護士の平均年収が「378万円」ですから、年収相場で考えると単純に少し高いですね。
それに加え介護士は勤務時間が長く、仕事内容もハードと言われます。
ケアマネジャーの方が、介護現場に直接関わらないため、若干ライトな仕事と言えるかもしれません。
ケアマネジャーの需要は下がっている
近年要介護認定が厳しくなり、要介護者の人数が減ったこと、ケアマネジャーの求人が減ったことなどにより、ケアマネジャーの需要が下がっています。
せっかくケアマネジャーとなれる資格が手に入っても、ケアマネジャーとして働くのは簡単ではないかもしれませんよね。
まとめ
ケアマネジャーとして働く上で知っておくべき情報を載せました。
しかしケアマネジャーの有資格者は大勢いるものの、実際にケアマネジャーとして勤務している人はそれほど多くありません。
ケアマネジャーとして働くための道は、狭き門であるということですね。
コメント